校長先生、職場から一筆大変申し訳ありません!
しかしサスガにそれは少し困難かと（むちゃ弱気になっとる）...

皆様申し訳ありません。その代わりと言っては何ですが只今
大河ドラマ風のテーマ曲を制作中です。年内にはアップする予定ですので
また今後も宜しく御願い出来ればと思います〜。

職場からですが、一筆（笑）

はい、「水の空に眠る」ラジオドラマの件は、
私由布校長の、まったくの「妄想話」です！
そんな予定はまったくありませんので、
どうぞ皆様、誤解なさらないでくださいね。


ただ・・・、妄想族も高度に（病態水準が重く）なってくると、
単なる妄想を語るだけでは無く、
「現実歪曲フィールド」という魔法も使えるようになってきます♪

私の妄想が・・・zizi監督にしか出来ないクリエイティビティ、
ziziさんならではのファンタジックなイマジネーション、
じじさんの心の奥底に眠っている「やってやらまいか！」という闘争心、
・・・に、火を付けないとは限りません（笑）

あ、また余計なことを言った？（爆

どうもお疲れの所もうしわけありませ〜ん！
この曲は発表当初からそれはもう大好きで...いつか何か...と思ってたのが
ようやく実現しました。

音処理はロジックのプリセットを少し弄って...みたいな感じなんです。
EQがHIとLowをバッサリ削った感じでした。あと最終的に波形そのものを
モノラルにしてしまいました。

ノドの調子はいかがですか？出来れば歌モノが聴きたいのですが、
とりあえずインストでもデモ音源でも構いませんので何か出来たら
聴かせて下さいね〜。

あ...実はラジオドラマの件は校長先生の与太話なんです（笑）。
実際の計画は無いんです。大変申し訳ありません...

どうも、コメントが遅くなりました。
先日から旅にでてまして、本日帰ってきました。
ネットからは遠く離れていました。

音処理、とても味があっていいですね。
ラジオから聞こえてくるような、、ような、、

え、ラジオドラマ。。？

何だか壮大な計画になってきましたね。
どうなることやら。楽しみです。

どうもありがとうございます〜！

いやあのブログ欄の小説は文章がとてつもなく長くてコメント欄がさらにその数倍長いと言う...

なのでまあ読んでなくても音楽だけ聴いて頂ければ、後は感じられるまま
イメージして頂ければ嬉しく思います。なのでBGM-Pさんの

＞祖母の若き日の演奏を聴く」といったイメージ

というお言葉とても嬉しく思います。自分は幼少期に祖母宅にSP盤があった
のは記憶してるのですが流石に蓄音機は見た事無いんですよね...大きな物だと
CDよりも「その場に人がいて演奏している感じ」がするんだとか。
一度聴いてみたいもんです〜。

コメント遅くなりました。
本当に、懐かしい昔の録音を聴いているようですね。
ごめんなさい、じっくりあれこれ読み込んでいなくて
実際はストーリーやら音楽の関係やら、混沌として理解が乏しくて
…すみません。
ということはさておき「祖母の若き日の演奏を聴く」といったイメージ
たっぷりで、素敵な曲、素敵なノイズ？でした。

最初から最後まで丁寧に聴いて頂きありがとうございます！
ノイズは...正直ヴァイオリンパートの入力よりも時間かかりました（笑）

＞「うぃ〜ん」と低くうなる音
＞録音装置を消すまでの靴音

jampackのループ音源を色々漁ってたらそれらしいのが何とか揃ったので
実際にマイクでメカノイズ録音しようかと思ってたのですがそこまでしなくて
何とかなりました。曲の方は...これはもうAsakoさんのおかげ120％です。

「うぃ〜ん」というノイズと「靴音」は、最初こんな音入ってるなんて
知らなくて、見つけた時頭の中に「！」マークが点灯しました（笑）。

＞ラジオドラマをやりますか！？（笑）

ああ！またそんなムチャ振りを（爆）！

あ〜、それがですね...この外伝は1940年の出来事で...
例のヴァイオリンは1943年に頂いたようですからちょっと違うという事に
なってしまいますね...

先日はinfoありがとうございます。あの外交官の記録は凄いですね、ホント
なんであそこまで調べられたのか気になってしまいました。先日の本によると
大賀小四郎氏はアメリカへ抑留された時諏訪氏と恋愛関係にある、という事が
知れ、生粋の軍人育ちの大島大使（怖そうな人ですよね）から厳しく叱責された
（預かり者の娘に心許すとは（しかも妻が本国に居る）何事かと）そうです。
戦後かなり経ってから結婚されたのは...やはり時間が必要だったのでしょうかね...
どうもありがとうございました！

音酔丸さんどうもありがとうございます。
今回実はAsakoさんの原曲はリアルタイムでのピアノの演奏だったので
ヴァイオリンのメロを後からかぶせるのに少し苦労しました。
しかしそれがまた楽しかったと言いますか（変態か）。
ピアノ1トラック、ヴァイオリン２トラック、ノイズ5トラックという
私の作品ではかつて無いトラック構成となってしまいました。
しかし音の良さだけが全てでは無いというのは新たな発見でした。

どうもありがとうございます〜！

古い録音再生装置を起ち上げたときの、「うぃ〜ん」と低くうなる音の演出が秀逸です。
SPレコード（知らない）やLPレコードで、往年の名バイオリニストの古いモノラル音源を聴いている感じが良く出ていますね。
曲もまた素晴らしい。
曲が終わってから、録音装置を消すまでの靴音が、またGood！

「みずねむ」、いろんな妄想的アイデアを喚起させますね（笑）


・・・もうここまで来たら！
小説「水の空に眠る」ラジオドラマをやりますか！？（笑）
もちろんナレーションは、なぎこの声を兼ねる凪さんで♪
（使い分け得意そうだしw）

あややゃー　
これが噂のストラディバリースでしたか

いや、恐れ入りました

果たしてヴィオロンの運命やいかに

わお！
とてもいい曲ですね。
なんか昔のレコードを聴いているようで
ホッとした感じがします。
音に曲や演奏がとても合っていて素晴らしい
フィーリングだと思います。

モノラルの音源でノイズ被せてみたら...これはこれでアリだなと思いました（笑）。
確かに今はせっかちになりすぎてるかもしれませんね。レコードの時代って
途中で飛ばしたりするの厄介だったのでLPだったら片面終わるまでステレオの
前でじっと聴いたりしてましたもんね。CDになって曲名を覚えられなく
なってしまいました。こんな事言うのも歳取った証拠でしょうか...
なんて思ってしまいました（笑）。

どうもありがとうございます〜！

ありがとうございます〜！

曲の方はこれはもうAsakoさんの曲まんま使ってて...手弾きのピアノ、
自分にはとてもこんなに弾けないのでせめて外伝中の文章で（笑）、

ええ、ガレバンでも出来ます...と思います...え〜と、確かノイズだけで
5トラック位使用してるんですよ...デフォルトだったかjampackのだったか
ちょっと判別つかないのですが...Night campとか言うヤツとか色々です。
宜しければ今度御説明致しますよ〜。

ええ、この曲は数あるAsakoさんの曲の中でも特に好きな曲で、
いつか何かしようと思っていたんです。
今回丁度良い妄想素材が揃ったのでやってしまいました。
しかしデフォルトではソロヴァイオリンの音源が無くて...ちょっと雰囲気だけ
ですがノイズで何とかなったかなぁと（笑）。どうもありがとうございました〜！

またアチラの方でも宜しく御願い致します！

ええ、腹曲といいますのは実は...

すみません。間違ってました（爆）。早朝だったので寝ぼけてたようです。いつも御世話になりますホント...
自作ソロ曲だったら面白いのでそのままにしとくのですがAsakoさんの曲でそんな事する
のはあまりに申し訳ないので訂正してしまいました〜。

今後とも宜しく御願いいたしまーす（少し反省しろ）！

ziziさん、ならびにAsakoさんの世界で、穏やかなひと時を感じさせていただきました。
なんか、ノスタルジックでリラックス。
もう少しスローペースで生活しなさいって言われてる気分になりました。

外伝を読みながら聞きました。
雰囲気出てますねぇ〜！アナログレコードみたいな
ノイズはガレバンでできるんでしょうか？
自分の曲にも真似して使いたくなりました。
素敵なリミックスでした。Asakoさんにもブラボー！

妄想は創作の活力ですね。
ziziさんらしい美しい曲。

サイドストーリーから1曲できてしまうとはオイシ……あ、いやいや、素晴らしい展開ですね。
あ、と思ったらAsakoさんの楽曲でしたか。失礼しました〜。
でも1940年の黒猫館の土蔵に思いを馳せました。

（小声で）ちょっと、監督、「腹曲」って何か特別の意味があるのかと思って調べちゃったじゃないですか。もしかして原曲のことですか。素敵な腹芸ってことはないですよね？

1940年。黒猫館がまだ「居酒屋」といった雰囲気だった頃。
主がやがて来るであろう戦争に備えていたこの時期、突然の来訪客があった。ヴァイオリンのケースを抱えた若い女性客は運転手付きの車で現れ、突然主に向かって、有無を言わさず土蔵に案内するように言った。いつになく気圧された様子の主、そして土蔵の中で面と向かう二人..

訪問客は20歳になった諏訪根津子。現在ヨーロッパへ留学中のはずのヴァイオリニストだった。
 
「あら...あなたが「じじ」さんね？この中は聞いてた通りね、大した物だわ...」
「そう...ですが...何故貴方がここに？」
「ふふ。何だか思ってたより冴えないおじさんね...渡したい物があるの。」
「突然何を言うんです？それに...ここの事は...まだ誰も知らないはず...」
「日本では、でしょ。私はちゃんと聞いたわよ？だからここに来たの。」

思い当たる人物が欧州に一人いる。じじは慎重に言葉を選んだ。

「最近の欧州は...大変な事になってるんでしょう?」
「そうね、ドイツはポーランドへ侵攻を始めて、日本人は結構帰って来たわ。私も帰るよう散々言われて一緒に戻ったんだけど、私はまた直ぐに欧州へ戻るつもりよ。」
「どうしてだ...危険だろう。」
「あら、じじさんならわかるでしょ、危ないのはこちらも同じではなくて？だからここを（黒猫館）始めるんでしょ？いずれ...そうなったらこの国じゃ何も出来ないわ...向こうでは戦争が始まっても演奏会を演ってるのよ。それなら私は欧州に残って音楽の勉強をしたい。笹子さんも同じよ。」
 
ここで根津子は一旦間を置き、探るようにじじの目を見た。

「心配...なんでしょ？」
「...うむ...まあ...心配していないと言えば嘘になる...」

根津子は悪戯っぽく微笑みながら一枚の楽譜と封筒を渡した。じじが震える手で封筒を開けると便箋と一枚の写真が入っていた。
 
『じじ様
 
お元気でいらっしゃいますか？
 
こちらで同胞の若き才媛と巡り合いました。日本へ、そちらの近くへ行くとの事でしたので 託け物です。同封の写真は貴方はもう捨てて持ってないでしょうから...まだ往来が出来るうちに一枚お渡ししておきますね。こちらは隣国への侵攻が始まり大変な時代となりました。そちらも恐らく戦火に見舞われる時期が来るかも知れません。くれぐれもお身体には気を付け下さいませ...

在伯林　笹子』
 
読み終えた頃合を見計らって根津子はアップライトピアノの蓋を開け、楽譜を置き、鍵盤を軽くポンと鳴らした。
 
「この楽譜。私ヴァイオリン弾くからピアノ弾いて。」
「いや...私はもうピアノは...」
「あら...そうなんだ...笹子さんが創った曲、弾けないんだ...それにこのピアノ、きちんと調律されてて鍵もスムーズに動くし高さも綺麗に整調されてる...大事に管理されてるわ。それなのに？」
「もう音楽は...演らない...そう心に決めた...」
「話は聞いてるわ。だけど...このピアノと磁気式の録音機。日本に送る為に笹子さんどれだけ苦労したと思ってるの。」


突き刺すような目でそう言われるとじじは何も言えなかった。が、突然表情が柔らかくなり根津子は続けた。

「あはは、ごめんなさいね...意地悪するつもりはないんです...本当は長旅で退屈だったから、ヴァイオリン弾きたくて仕方なかったの...ピアノ、御願い出来ませんか？」
 
根津子はゆっくりとピアノに向かうじじを確認すると、ケースからヴァイオリンを取り出しながら無邪気な表情を見せ、嬉しそうに言った。
 
「さあ、楽しい音楽の時間ですわよ、おじさま」