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投稿者 | スレッド |
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Asako | 投稿日時: 2012-10-23 20:32 更新日時: 2012-10-23 20:32 |
ドラえもん 登録日: 2006-7-15 居住地: 投稿数: 1102 |
Re: 「水の空に眠る」外伝〜『彼方から』黒猫館の諏訪嬢 vers... どうも、コメントが遅くなりました。
先日から旅にでてまして、本日帰ってきました。 ネットからは遠く離れていました。 音処理、とても味があっていいですね。 ラジオから聞こえてくるような、、ような、、 え、ラジオドラマ。。? 何だか壮大な計画になってきましたね。 どうなることやら。楽しみです。 |
返信 | 投稿者 | 投稿日時 |
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Re[2]: 笹子...いやAsakoさんへ | zizi | 2012-10-24 6:15 |
皆様ラジオドラマの件は「妄想」ですからね | yuuichik | 2012-10-24 10:09 |
校長先生どうもすみません | zizi | 2012-10-27 21:48 |
投稿者 | スレッド |
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BGM-P | 投稿日時: 2012-10-21 18:01 更新日時: 2012-10-21 18:01 |
ケンシロウ 登録日: 2011-10-9 居住地: 投稿数: 545 |
Re: 「水の空に眠る」外伝〜『彼方から』黒猫館の諏訪嬢 vers... コメント遅くなりました。
本当に、懐かしい昔の録音を聴いているようですね。 ごめんなさい、じっくりあれこれ読み込んでいなくて 実際はストーリーやら音楽の関係やら、混沌として理解が乏しくて …すみません。 ということはさておき「祖母の若き日の演奏を聴く」といったイメージ たっぷりで、素敵な曲、素敵なノイズ?でした。 |
返信 | 投稿者 | 投稿日時 |
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Re[2]: BGM-P さんへ | zizi | 2012-10-21 20:23 |
投稿者 | スレッド |
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yuuichik | 投稿日時: 2012-10-21 11:18 更新日時: 2012-10-21 11:22 |
校長 登録日: 2004-2-16 居住地: 投稿数: 2404 |
Re: 「水の空に眠る」外伝〜『彼方から』黒猫館の諏訪嬢 vers... 古い録音再生装置を起ち上げたときの、「うぃ〜ん」と低くうなる音の演出が秀逸です。
SPレコード(知らない)やLPレコードで、往年の名バイオリニストの古いモノラル音源を聴いている感じが良く出ていますね。 曲もまた素晴らしい。 曲が終わってから、録音装置を消すまでの靴音が、またGood! 「みずねむ」、いろんな妄想的アイデアを喚起させますね(笑) ・・・もうここまで来たら! 小説「水の空に眠る」ラジオドラマをやりますか!?(笑) もちろんナレーションは、なぎこの声を兼ねる凪さんで♪ (使い分け得意そうだしw) |
返信 | 投稿者 | 投稿日時 |
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Re[2]: 校長先生へ | zizi | 2012-10-21 16:32 |
投稿者 | スレッド |
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gigo | 投稿日時: 2012-10-21 6:53 更新日時: 2012-10-21 6:56 |
登録日: 2004-6-2 居住地: 中央公園西半丁入る北通り下駄履き最上階北窓日照短猫付時折雨漏り環境並地下鉄バス近大通り東3丁目元馬通 投稿数: 4160 |
Re: 「水の空に眠る」外伝〜『彼方から』黒猫館の諏訪嬢 vers... あややゃー
これが噂のストラディバリースでしたか いや、恐れ入りました 果たしてヴィオロンの運命やいかに |
返信 | 投稿者 | 投稿日時 |
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Re[2]: gigo さんへ | zizi | 2012-10-21 16:24 |
投稿者 | スレッド |
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ゲスト | 投稿日時: 2012-10-21 2:25 更新日時: 2012-10-21 2:25 |
Re: 「水の空に眠る」外伝〜『彼方から』黒猫館の諏訪嬢 vers... わお!
とてもいい曲ですね。 なんか昔のレコードを聴いているようで ホッとした感じがします。 音に曲や演奏がとても合っていて素晴らしい フィーリングだと思います。 |
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返信 | 投稿者 | 投稿日時 |
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Re[2]: 音酔丸さんへ | zizi | 2012-10-21 16:11 |
投稿者 | スレッド |
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amigo | 投稿日時: 2012-10-20 23:28 更新日時: 2012-10-20 23:28 |
長老 登録日: 2009-5-13 居住地: 河内の国 投稿数: 259 |
Re: 「水の空に眠る」外伝〜『彼方から』黒猫館の諏訪嬢 vers... ziziさん、ならびにAsakoさんの世界で、穏やかなひと時を感じさせていただきました。
なんか、ノスタルジックでリラックス。 もう少しスローペースで生活しなさいって言われてる気分になりました。 |
返信 | 投稿者 | 投稿日時 |
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Re[2]: amigoさんへ | zizi | 2012-10-21 2:04 |
投稿者 | スレッド |
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maco | 投稿日時: 2012-10-20 23:09 更新日時: 2012-10-20 23:09 |
長老 登録日: 2012-4-11 居住地: 投稿数: 202 |
Re: 「水の空に眠る」外伝〜『彼方から』黒猫館の諏訪嬢 vers... 外伝を読みながら聞きました。
雰囲気出てますねぇ〜!アナログレコードみたいな ノイズはガレバンでできるんでしょうか? 自分の曲にも真似して使いたくなりました。 素敵なリミックスでした。Asakoさんにもブラボー! |
返信 | 投稿者 | 投稿日時 |
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Re[2]: macoさんへ | zizi | 2012-10-21 2:00 |
投稿者 | スレッド |
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SCRAPS | 投稿日時: 2012-10-20 12:32 更新日時: 2012-10-20 12:34 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re: 「水の空に眠る」外伝〜『彼方から』黒猫館の諏訪嬢 vers... 妄想は創作の活力ですね。
ziziさんらしい美しい曲。 サイドストーリーから1曲できてしまうとはオイシ……あ、いやいや、素晴らしい展開ですね。 あ、と思ったらAsakoさんの楽曲でしたか。失礼しました〜。 でも1940年の黒猫館の土蔵に思いを馳せました。 |
返信 | 投稿者 | 投稿日時 |
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Re[2]: SCRAPSさんへ | zizi | 2012-10-21 1:50 |
投稿者 | スレッド |
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kimux | 投稿日時: 2012-10-20 9:44 更新日時: 2012-10-20 9:44 |
登録日: 2004-2-11 居住地: 地球 投稿数: 6944 |
Re: 「水の空に眠る」外伝〜『彼方から』黒猫館の諏訪嬢 vers... (小声で)ちょっと、監督、「腹曲」って何か特別の意味があるのかと思って調べちゃったじゃないですか。もしかして原曲のことですか。素敵な腹芸ってことはないですよね?
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返信 | 投稿者 | 投稿日時 |
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Re[2]: キム教授いつもすみません... | zizi | 2012-10-21 1:45 |
投稿者 | スレッド |
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zizi | 投稿日時: 2012-10-20 4:31 更新日時: 2012-10-20 4:31 |
登録日: 2008-4-25 居住地: 投稿数: 3257 |
「水の空に眠る」外伝〜『彼方から』黒猫館の諏訪嬢 1940年。黒猫館がまだ「居酒屋」といった雰囲気だった頃。
主がやがて来るであろう戦争に備えていたこの時期、突然の来訪客があった。ヴァイオリンのケースを抱えた若い女性客は運転手付きの車で現れ、突然主に向かって、有無を言わさず土蔵に案内するように言った。いつになく気圧された様子の主、そして土蔵の中で面と向かう二人.. 訪問客は20歳になった諏訪根津子。現在ヨーロッパへ留学中のはずのヴァイオリニストだった。 「あら...あなたが「じじ」さんね?この中は聞いてた通りね、大した物だわ...」 「そう...ですが...何故貴方がここに?」 「ふふ。何だか思ってたより冴えないおじさんね...渡したい物があるの。」 「突然何を言うんです?それに...ここの事は...まだ誰も知らないはず...」 「日本では、でしょ。私はちゃんと聞いたわよ?だからここに来たの。」 思い当たる人物が欧州に一人いる。じじは慎重に言葉を選んだ。 「最近の欧州は...大変な事になってるんでしょう?」 「そうね、ドイツはポーランドへ侵攻を始めて、日本人は結構帰って来たわ。私も帰るよう散々言われて一緒に戻ったんだけど、私はまた直ぐに欧州へ戻るつもりよ。」 「どうしてだ...危険だろう。」 「あら、じじさんならわかるでしょ、危ないのはこちらも同じではなくて?だからここを(黒猫館)始めるんでしょ?いずれ...そうなったらこの国じゃ何も出来ないわ...向こうでは戦争が始まっても演奏会を演ってるのよ。それなら私は欧州に残って音楽の勉強をしたい。笹子さんも同じよ。」 ここで根津子は一旦間を置き、探るようにじじの目を見た。 「心配...なんでしょ?」 「...うむ...まあ...心配していないと言えば嘘になる...」 根津子は悪戯っぽく微笑みながら一枚の楽譜と封筒を渡した。じじが震える手で封筒を開けると便箋と一枚の写真が入っていた。 『じじ様 お元気でいらっしゃいますか? こちらで同胞の若き才媛と巡り合いました。日本へ、そちらの近くへ行くとの事でしたので 託け物です。同封の写真は貴方はもう捨てて持ってないでしょうから...まだ往来が出来るうちに一枚お渡ししておきますね。こちらは隣国への侵攻が始まり大変な時代となりました。そちらも恐らく戦火に見舞われる時期が来るかも知れません。くれぐれもお身体には気を付け下さいませ... 在伯林 笹子』 読み終えた頃合を見計らって根津子はアップライトピアノの蓋を開け、楽譜を置き、鍵盤を軽くポンと鳴らした。 「この楽譜。私ヴァイオリン弾くからピアノ弾いて。」 「いや...私はもうピアノは...」 「あら...そうなんだ...笹子さんが創った曲、弾けないんだ...それにこのピアノ、きちんと調律されてて鍵もスムーズに動くし高さも綺麗に整調されてる...大事に管理されてるわ。それなのに?」 「もう音楽は...演らない...そう心に決めた...」 「話は聞いてるわ。だけど...このピアノと磁気式の録音機。日本に送る為に笹子さんどれだけ苦労したと思ってるの。」 突き刺すような目でそう言われるとじじは何も言えなかった。が、突然表情が柔らかくなり根津子は続けた。 「あはは、ごめんなさいね...意地悪するつもりはないんです...本当は長旅で退屈だったから、ヴァイオリン弾きたくて仕方なかったの...ピアノ、御願い出来ませんか?」 根津子はゆっくりとピアノに向かうじじを確認すると、ケースからヴァイオリンを取り出しながら無邪気な表情を見せ、嬉しそうに言った。 「さあ、楽しい音楽の時間ですわよ、おじさま」 |
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