Grand_Portさん、ありがとうございます。
自分のギターの音に関しては、以前TEACのアナログのテープレコーダーで録音していた頃の方が好きなのですよね。私の書斎（悪趣味の部屋とも呼ばれる）で弾かれたB級（いや、C級か）音をそのまま記録してくれればよいのですが、それが難しい。かなり音インフレ気味までいじりました。

えへへ、歌詞は、まぁ、いろいろなシーンをパンしていきますので、トリプルアクセルをも上回る難易度の4回転クネクネしていただけると、もぅ、制作者冥利に尽きますよ。七転八倒でお送りしております。

garuworksさん、ありがとうございます。
お、何に例えていただけるかと思いましたら、、、そうですね、お聴きいただくがままです。

garuworksさんの詞でよく感じるのですが、詞の一行の後に含まれる余韻のような味わい、と申しましょうか、私も素人ながら志向している面があり、頬杖などついてお聴きいただけると、その想いを補完していただけたような絵図が勝手に思い浮かぶのであります。

お身体あっての音楽（すり減らしていいもの創る人もいますけど）、お大事に。

冒頭のギターの響きが素晴らしく、
「前菜からして最高級の料理」といった印象なのですが、
何度も録り直されたとのこと。
やはり、こだわりの部分だったんですね。
演奏も歌もすごくいいですが、なんといっても歌詞が素敵。
悩ましさにクネクネ身体が4回転ぐらいネジれました。

ご自分の世界観を確立されておられるイキを感じられて素
敵です、形容するなら、、、と考えていましたが何かに例
える必要は無いのかもしれませんです

早くに眠ってしまいふと目がさめてしまいましたが、ヘッ
ドホンで頬杖をつきながら聴き入ってしまいますた。

不眠症なんですよ、自分

kuronekoさん、ありがとうございます。

てへ、照れるなあ。
世の中、歌や音楽に接する態度は人それぞれ、いろいろでしょうけれど、私が音楽やっているのには、どうもそんな動機があるような気もします。私に美しい風景を見せてくれた運命へのささやかな気持ちです。

とはいえ、必ずしも私小説を歌っていると言う訳でもありませんし、私自身の音楽リスニング態度も、楽曲を取り巻くあれこれをあんまり気にすることなく、という姿勢ですので（メンバー一人も知らないで聴いているバンドとかあります）、制作者が放った音の塊を自由に感じていただければ、という思いはありますね。

お？、大概、サウンド的には一応アコースティックの原形があり、それを夏は部屋でごろごろしながら、冬はコタツでぬくぬくしながら独自の素人的なパッチワーク化作業を気の済むまで施すわけです。得意技です。

は？、ビョークちゃん？
それは何故だろう。初めて言われました。私にも訳わからんが、とにかく光栄だよー。

移動式さんらしく冗談めかして書いてますけど、「歌に使命があるならば〜ほんの一瞬をまるで永遠不滅のように刻み付けること」これ、素晴らしい言葉だね。ほんとうにそう思います。
誰に向けて書かれただとかどういう経緯で書かれただとか、そういう余計なドラマみたいのをぼくたちはどうしても気にしがちだと思うんだけれど、ほんとうはそんなものはどうでもよくて、歌のなかに閉じ込められた世界、歌自身から受け止められる世界だけが全てなんだよ、と思ってます。「俺は不眠症　じっと晴れの日を待って　時計が一秒　また一秒　知れば知るほど色褪せていくんだ」。これ、とてもいい歌詞だね…
移動式サウンドmeetsエレクトロニカって感じで、サウンド的にはけっこう冒険してますね、これ。音はぜんぜん違うのになぜか、『ダンサーインザダーク』でのビョークのミュージカルシーンを思い出しました。何故だろう…

(kuroneko / tails)

kagenさん、ありがとうございます。
私は、海抜700メートルくらいの片田舎で育ちました。
音楽的にこの地域と海抜の影響を受けているのかよく分からないのですけれど、目で見た風景や、そう、嗅いだあの匂いは、好むと好まざるとに関らず作品の中に影を落としているのかもしれませんね。

心の中の、何かのスウィッチをオンにするきっかけになるような表現ができれば凄いことです。望外の喜びです。

歌唱法？
私は放っておくと絶叫型なので、それだけ注意しているのです。近隣住民のためにも。

WANGMOHさん、ありがとうございます。
やー、WANGMOHさんの場合はあのお声の威力（魔力）で横路も何もないでしょう。明らかにオリジナリティに焦点合ってると思いますけれど。
関係ありそうななさそうなですが、以前友人とオセロを指しておったときにですね、私＝クロ、友＝シロで、このシロ友が滅法強くてですね、盤面全てのコマを白く塗りつぶされるという白い負け犬の憂き目に合わされた訳ですが、そのとき思ったですよ。
一コマでもクロを残さなければイカン。

それが私のアーティスト色です。うん。いい話だ。
（スイマセン、くだらん話で）

移動式さんの音楽は ボクの育った北国の片田舎の要素を色々はらんでいて、興奮し かつ 落ち着きます。小さい頃に真夜中に抜け出して 嗅いだ あの匂いまで 何故か漂ってきそうな、そんな懐かしさです。
そして 歌唱法でも胸を鷲づかみにされます。
素晴らしい。

野武雪さん、ありがとうございます。

てへ。チロチロと弾いているうちにイントロのギターから出来ていった曲なのですよ。
すっごい手癖100％感覚です。
まったく手癖ってやつは指紋のようなもので今も昔も変われないっす。
私の場合は。

さて、力強い・カッコイイ。オー・イェー、待っていたよん、その言葉。

まぁ、私自身、鼻息荒いマッチョなマドロスのような野郎の対極にあるような野郎ですから、せめて少しはカッコつけさせてくれよう。

アーティストのカラーというか、オリジナリティというものを、いどーしきさんのサウンドは確立されてるなぁと、すごく感じました。中々自分の色を見つけたり、押し通すということって難しいのですが。私は横路それちゃうことが多いのですが、笑。

TheKeathmoonさん、はじめまして。ありがとうございます。
オートバイで隣人のスティーヴ・マックイーン邸との塀を飛び越える人のようなお名前ですね（ちと綴り違いましたっけ）。素晴らしい。

そういう方、結構いらっしゃるのではと察しているのですが（オートバイの件ではなく）、私も色彩というのを結構イメージしながら演奏することがありまして、この曲でも、ギターで初めてリフを弾いたときや、詞をつけるときに感じた色彩を思いながらやっています。なので、色のことを感じていただいて嬉しいです。

更に「演奏が尋常でなく・・・」との評でございますが、

え？

え・え〜？？？

私にはこのようにしか弾けません。もっと練習します。

凪さん、ありがとうございます。
冒頭、何度も録音しなおしました。気に入った音色が出なくて。
アナログテープに吹き込んでから取り込んでやろうか、と思ったくらいです。
※ミキサー手放しちゃって出来ないことに気付き頭を掻き毟りました。

ぼかぁ、幸いなことにときどきグッと来る、胸潰れるような音楽に出会えていますけれど、そこにはやはり何か念波のようなものが乗り移っている気がします（あんまし精神論に傾きたくもないのですが）。

同じようにこちらが、こころや身体を揺さぶれるような表現が出来たら、それはこちらこそ泣いちゃいましょう。

恋患いの山頂（活火山）付近の模様を描いていますが、火口内部のドロドロや、山を下りて憑き物が落ちたような模様も、歌の格好のテーマだと思います。恋って素晴らしい。

エレGさま、ありがとうございます。
いやはや、、毎度こんなことで、何と申し上げたらよいか、珍妙世界に誘ってしまったようで。
さて、生！
一度この曲、人様の前で歌ったことあるのですけれど、どう申しましょう、そのまんまです。何やってもこうなっちゃう不器用者です。くーっ。

inukenさん、ありがとうございます。
はい。こうしたパソコン音楽制作では、およそ異質なベクトル逆向き要素をつるっと混ぜたりできちゃうところが楽しいところですね。
この辺のパッチワーク感覚への偏愛を語らせると、本当に長いっすよ。わたしゃ。
あれ？ぼかぁ、ヒネクレたところのない素直くんなんですけれど。曲からも滲み出しているはずなんですけれど。

イントロのギターの旋律にはやられましたね〜。
いや、その後のボーカルのメロディーや
表情豊かな声質も相変わらず素晴らしいです。

美しくも、とても力強い男の歌ですね。
カッコイイです。

とてもカラフルで美しい曲ですね。
緋色とか群青色とか、
日本の繊細な色彩が思い浮かぶます。
演奏が尋常でなく上手い。

冒頭のギターと笛から、只事ではない予感がしました。
泣いちゃいそうです。
なんて言いながら、音楽を聴いて泣いたことはないし、
恐らくこれからもそんなことは起こらないであろう
極めて無感動な私ですけれど、
それくらい揺さぶられました。
恋とは、なんと美しい病なのでしょう。

のっけからやられてしまって移動式ワールドにつれていかれてしまいました
このテンションとヴォーカル！
絶妙としか言えません！
生で聴いてみたいです。

生演奏とテクノロジーの演奏が素晴らしいと思いました。
いきなりデジタルなビートが重なり、リバース音が入るとこは
僕が好きなタイプのヒネクレ具合でにんまりしました。

なりさん、ありがとうございます。
この曲、作ったの随分前なのです。大体、私の曲でAメロ・Bメロ・サビ、のような構成の曲は随分前に作られたと思ってください（なんじゃそりゃ）。
この10年あまりの間、まったく腕前があがらないことには驚かされるばかりですが、10年程前「俺はこういう音をやりたいんだよう」と思っていたことが少しは出来ていれば良いですね。メランコリィとジャカスカね。

歌詞、変だな。私はいつでも瑞々しい初恋気分のロマンチックな歌詞を書いているつもりなのだが。

アミーゴ・ieieさん、ありがとうございます。
や、本人もほとんど見たことがない（本人には必要ないっす）itmsのpodcastの話題ですね。
あれは私のwebサイトに曲を追加すると更新される仕組みでそんなことになっているのです。
まぁ、趣味サイトなので「たまには一曲から3つくらいバージョン作ってやるか」という感じで。ホント趣味サイト。
さて、熱唱＆熱演伝わりましたか。あぁ、こんなにもくーるな俺なのに。恥ずかしいぜ。と思う反面、どうやってもこうやってしまう自分がいて、そんな風におっしゃっていただけると、嬉しいっす。

どのバージョンも聞かせていただいてますが、とにかく大好きな曲です。
過去のバージョンだと移動式さんの歌声にもっと生々しさがあるように思いますが、どれもそれぞれの魅力があるし、移動式さんの節回しに「シャンソン」を感じますね。

私は最初にこの曲を聴いた時、歌詞がすごくロマンチックなので「既婚の男性でもこういう歌を書くのだな〜」と思いましたが、10年前に原型があったことを知り驚きました。
更に、それだけの熟成期間を経ながらも曲の世界（コンセプト）にブレがないことにも驚嘆しております。
よく拘りの老舗レストランで「これは○十年間、注ぎ足して継承している秘伝のタレだ」とか言いますが、それに通ずる自家性と味わいを感じます（俗なたとえですみません）。
しかし、まさしく正真正銘の移動式ブランド！

イントロとアウトロ、そして中盤の「街が起きた時には〜街は真っ暗だ」の辺りのちょっとデジタルな浮遊感、これは虚を衝かれましたが、聴き手に過去と現在、夢と現の間を往来するような感覚にさせますね。
瑞々しさと激しさのある歌と演奏、素晴らしいです

あれ？itune music storeみたら３つもこの曲登録してるんですね。
さらっとひととおり聴いたけどやはり歌、演奏どれもこのverがいちばんですね。
　さて、かなりセキララな感じですね。そして異様なまでに張りつめたテンションで続く熱唱＆熱演。確実に聴き手のハートに箍を打つエネルギーに満ち満ちていますね。真の意味での音楽家、だと思います。僕の胸の内にもインパクトに満ちたモノがずっしりと響いてきましたよ。
　

こんなこと歌ってます。


闇に目を凝らし　君に色を付けてみた
君の声は水晶色　君の瞳は夜明けの色
街をすっぽり覆ったカーテン
俺は不眠症　じっと晴れの日を待って
時計が一秒　また一秒
知れば知るほど色褪せていくんだ

美しい日が

俺も君も不眠症ならば　夜、デートできるね
灯りの消えた遊園地や　通りの静寂が見られるね
街をすっぽり覆ったカーテン
夜は荒ぶる生き物　熱病のような
君よ振り返り俺の手を取れ　そこは河だ
泳いでいけるさ

美しい日を

街が起きた時には、きっと覚めてしまう
君につけた色も褪せてしまう
街は真っ暗だ

美しい日よ

君の声は水晶色　君の瞳は夜明けの色