crazyutaka酸、なにせ酢は料理の味を引き立てるので。

私は常々、楽団の編成はサッカーのフォーメーションのようなものだと意識して生きています。リズムが後方をしっかりと支え、両翼が敵陣に派手に進出し、敵の反撃にはスペースを与えない。完璧なコンセプトです（敵って誰？）。

一方、麗しいハーモニーは、舌に官能と愉悦をもたらすお料理にも例えられましょう。甘い辛いしょっぱい酸っぱい苦いなどに加え、芳香、見た目の美しさ、楽しいおしゃべり、さりげなく、それでいて気配りの行き届いたサービス、などなど、あぁ、それを音楽でも表現できれば！

おっと、こちらも話が最初っから逸れている。代ゼミラップは、なかなか直線的でスパイシーですね。

この曲では、丸のままの根菜などを大鍋でぐらぐら煮込んだシチュウのような風だといいなぁ、と調理中（制作中）感じた覚えがあります（実際、鍋とかボウルとかを叩いてもいます）。

悪魔の肉体、天使のハート、こんにちは、移動式８世酸。
酢酸を摂取しながら移動し演奏し炒めまた歌うのですね。

そういえば・・・東大代ゼミ京大代ゼミ早稲田慶応上智代ゼミ！
理系イエェーー！文系イェーー！
というようなCMが以前あり、各地によって、阪大だったり北大、名大などが入ったり入らなかったりという、素晴らしいトラックがありました。
一時期、２週間くらいテレ・ヴィジョンで見ることができました。
you tube で閲覧できたら、e.e.jump.....

otto....理系文系から話が逸っしてしまった・・・失礼しました。
秋のサンデーモーニンに。

crazyutaka酸、
のぞむところですよ。第一弾シングルは「彼女、体育会系」です。
炭素水素3炭素酸素酸素水素、いったいそれがどんな化合物なのか、この純100％文系野郎には、皆目、まったくわかりません。
気になって調べてみました。

酢酸

crazyutaka酸。流石だよぉぉぉう！！

私は暮らしに欠かさず酢を取り入れている男で、キッチンに純米酢、りんご酢、黒酢、紅白ワインヴィネガー、バルサミコ酢、モルトヴィネガーを切らすことはありません。だけど身体はまったく硬いぜ。

ぎこちなく、ふらふらと踊ることは好きです（誰にも見られていないところで）。

「私は理系、貴方は文系」というアルバムを出したいとお考えですか？
おっと、申し遅れました。
crazyutakaです。
（オリジナルラヴ、近年のアルバムで「街男街女」なるモノがありました）
やはりそうでしたか、ダンス・ムジークですよねウンパチ酸のムジークは。
ミスター火花散るドレンですよ、これは！
私はご存じの通り100%理系です。CH3COOH！

J-TANKER（日本短歌人） crazyutaka酸、ありがとうございます。親父は7世でした。移動式音楽班長ウンベルト8世です。

一応ですね、あんまり、というか、恥ずかしいので全く人に言ったことありませんが、気持ちはダンス・ムジークなのです。常に。
で、それはですね、明らかに、激しくステップを踏み踊るというようなものではないと思われますが、気がつくと「あれ、なんとなく身体が揺れちゃっているゾ」というような、そんなのが理想なのですね。

この曲はですね、そんなドレンどころが波のように襲ってくるように意図しています。二人してそこのところに乗れていれば、そりゃあ、化学反応ドレン！さ！！

私は真性100％文系人間なので、化学も科学も弱いのですけれど、上記のように、音をちょっとした兵器に転用する邪悪な試みは、絶やさず行なっております。ぐぅえっへっへ。悪よのぅ。

音楽家、ウンパチ酸江。

このムジーク、踊らせますね。
つまり、踊れるムジークという類のものではなく
踊らせるムジークだというこってす（ことです）。
中華エリアにて超化学男子と呼ばれる日本人コンビがいますが、
もしかすると彼等よりもよっぽど超化学男子なのかもしれませんね。
ドレン！と、火花が出る感じ。
すなわち
ふたりの化学反応で青白い火花が散る！ドレン！

私はどちらかってぇと、科学忍者隊です。

菓子子（かしこ）

わっくん、ありがとうございます。
私とieieさんとでよってたかってお返事したもので、しかし、ありがたいことです。心から。

>ぽーん

きゃっち。投げ返すよ！そーれ。（←青春）

ギター、あ、俺のことか。一応、外角低め（ボール球）のロッカーなので、ときにはエレキも掻き鳴らしたくなるのですが、ゆ・指が・う・動かねぇ。早い運指は不可能です。あと、エフェクターを踏んだ瞬間、手が間違える癖もあるのだ。
しかし、コード進行にしろ何にしろ、自分の癖とは違う持って行き方でしたので、やっていて新鮮で楽しかったのです。かっこよくなっていたら、それはやはり互いに呼応し合うコラボレーションやカバーの醍醐味かもしれません。

>フレージングの巧さ

ふっ。それは俺のこの指に聞いとくんな。（←何か、凄ーくやーらしい）

すごいコメント数ですね！まだ全部読めてないですが。
えーとダウンロードしました。この音の情報量の解析はたいへんですw。いろいろありますが、サウンド的にはかっこいいとしか言いようがないです。
ショックです。もう自分のなんてサジなげますよ。ぽーん。
特にギターのフレージングの巧さはGBUCの曲の中でもトップクラスじゃないでしょうか。
すばらしいです。

yutaさん、ありがとうございます。
私はおみそ汁を常食する習慣がないのですけれど、おっしゃるところは凄く伝わってきて嬉しくなりました。そんな思い、確かにあります。

しかし同時に、巧いとか下手とかの尺度を別として、「テクニック」という言葉も凄く好きなのです。よく「いやぁ、気持ちで打ち返したタイムリーヒットですね」とか「気持ちでゴールを叩き込みましたね」というような言説を聞く度に「いや、まずテクニックだ」と呟いてしまいます（ガンコ親父）。

ということで、おみそスープな思いと、テクニックの合体になっていれば良いのですけれど。すいません、言っていること、まるですっとこどっこいで。

あ、私は実生活でも作品でも「俺」という一人称を好んで使いますが、「お前」は使いませんね。初めて気付きました。鋭すぎます。使うとしたら「おまえさん」？

雨静さん、はじめまして。ありがとうございます。

はい。溢れる大人の色気ムンムン担当はieieさんです。
お聴きいただき、成分についても自由に連想していただいて、とても愉快です。私は歌謡曲を愛しますので、その辺かもしれませんね。

オリジナル表現と模倣は切っても切れない難しいトピックですね。私も潔白を主張するほど図々しくはありませんが、自分が聴いたことのない音楽を自分の音楽ライブラリーに加えたいという思いはあります。そんな作品を制作できればな、と願っているのです。

これからも宜しくお願いします。

味わい深いです。
おみそ汁を飲みますときに、「家庭料理って、なんて美味しいんだぁ〜」のよな感覚です（味そのものの良さだけじゃなくて、なんというか作った人の気持ちを直に伝えてくれるもの。または、着飾るよりも、素直にこの気持ちを伝えたいっ！！のようなところ）。
この感じが、ギターの調べから溢れ出しているように思いました。

歌詞が非常に練られているところ、すごいと思います。
あと、「俺」：「お前」という関係が一般的な感じなんだろうなと思いながら、「俺」：「君」となっているところが、二人の位置関係を表しているようでした（「お前」と呼べないところに、恋をしちゃったんだなぁ〜みたいな ）
＊これは、僕の勝手な解釈です。

なんとも理知的なコメント、ありがとうございます。
>泥臭い感じ
確かに。なんでしょう、泥臭いというかアミニズム的とゆーか。
何か土俗の香りがしますよね。この曲は。具体的には歌詞の表現だとか、民族音楽的な楽器の響きから連想されるものだと思うのですが。

はじめまして、ieieと申します。
>ひとに恋するという感覚を久しくもう忘れてしまって
　ワタクシメなんぞ「恋」といゆーことばをタイプするのも
はばかられるメタボ親爺でございますが、そーゆー感覚は
忘れたくはないものです。特に創作の源となりますので。
ま、現実には無理ーーーってえんは置いときまして
>お二人のうたが、危うい香りがするのです。
　え、危ういのはオモにワタクシメの音程でございます

007さん、お久しぶりっす！
今回のコラボ、ワタクシメ、実にさまざまな方とコラボしていただきましたがこれおど表面に現れている音楽性が違う方とのコラボはお初でございます。しかしながら根っこの部分では繋がっていてそれが違和感のなさを感じていただけた要因、なのではないでしょうか。

お楽しみいただけたでしょうか？
ワタクシメのダークサイドの部分と移動式ワールド、なかなかの
成分で調合できたのではないかと思います。
　傑作コール、さんきゅーです！

>濃い感じ
w。まぁそうですよね。濃密さの演出、ってえのは狙いたかった
ところです。この曲、自分自身の反省点としては不慣れな土俵
であったこともあり、終始移動式さんの足を引っ張ってしまったなぁ、
て所でしょうか。でもすんごくいろんな局面でコーフンしましたよ。

完璧、とのお言葉ありがとうございます。
移動式さん、かなーりの完全主義者なんです。
しかもコンセプトに則って歌詞、フレージング、編成、演奏、ミックス
までやり抜くんですよね。
　すんげー勉強になるとゆーか我が身を顧みてそのテキトーさを直そうと思わされました。

いやー、井草見さん、あきれるほどのテキスト解釈能力ですね。
明らかに歌ってるヒトより読みが的確だと思わされました。
移動式さんも作った甲斐があったと思いますよ。
脱帽なりよ。

>砂漠の運動会っすか。
ぷぷっ。ナイスな解釈THX!
>自分、恋すると、うぶなねんねになっちゃう
ヲイラ、もうすでに現実の世界では枯れ果てておりますとゆーか
そーゆーことが許されん立場、年齢なわけですが
せめて仮想空間ではうぶでねんねw、いや瑞々しい感情を
持っていたいものだと思っておりやんす。

不思議な曲ですねー。そして大人の音楽ですね。
皆さんのコメントから洋楽的なものを想像してましたが、
意外とドメスティックというか、大阪の方のブルースとかちょっと泥臭い感じを、なぜか連想しました。
とても個性的で、これだけの完成度でありながら、
何かの模倣ではないだろうというのが、とにかく素晴らしいと思いました。
これからも素敵な作品を聴かせてください。

凪さん、ありがとうございます。

音楽に限らず芸事に邁進される方は、恋をした方がよいのだそうらしいのですよと聞いたような覚えがあるような気がするような気がはっきりとあります。

危うい香りというのは、バラの花を口にくわえたり、あちらの好いたらしいお嬢さんにマティーニを、とか言ったり、もみあげ全長15センチだったりな感じでしょうか。
とすると、おそらく二人とも無害な輩の気がしますが、恋に不思議があるならば、それは、それを歌う二人にも作用したものかもしれませんね。そんな音楽が制作できていたら喜ばしいことです。

ひとに恋するという感覚を久しくもう忘れてしまっていましたが、それがとんでもなく危ういことだったというのを、このうたを聴いて少しだけ思い出しました。
お二人のうたが、危うい香りがするのです。

wo_sevenさん、ありがとうございます。

はい。イメージを脱線飛躍させながら、ぱらぱらとめくられる紙芝居か絵本（ただし成人向けR25指定です）のような趣きを構想してましたので、そんなコメントをいただけると、にやけます。投げキッスしちゃうぞ。

はっ、とする詩的なコメント、嬉しいです。遠い国、音、いつも想像していたいのです。

エレGさま、ありがとうございます。
うわうわうわ！！

「傑作！」

なんて、美しい響きではないですか。あぁ、嬉しいです。
私たちもお互い、こんな風な曲が出来るなんて思っていなかった節があって（とにかく何か作ってみようよ、というような感じで始まった気がします）、どこでこうなったものか、コラボレーションとは不思議なパワーを授けてくれるものなのだな、と実感しました。

不思議な感覚に襲われますが、決して違和感なく、懐かしさまで感じるのは何故？
ieieさんと移動式さんの絡みが、すっごっく気持ちぇ〜。

遠い国との音の行き交いが、その距離を思わせないほどに近く、身近に感じられるのが、とても新鮮に新しい風を感じます。
最高です！

うわうわうわ！
想像もしなかった世界が出来上がってる！
お二人の素晴らしい融合です。
言葉はいらないっすね、最高です！
傑作！

kagenさんにとってリアルで親しいワタクシieieとネット上で親しい移動式さんがコラボするってすんごく奇妙に感じるんじゃあるまいか、などと想像しています。構成の妙、確かに。僕の役割はAメロ、Bメロの元ネタ作りの部分で展開やらイントロなどは移動式さんに作っていただきました。すんごく構築度の高いものができたと思います。

>新感覚時代劇のエンディングテーマ
なんとなくわかります（笑）
　マンドリンの響き、っすよね。

実際にストーカーされたらヲイラ,GBUCなりさん親衛隊のみなさまに嫉妬スパムメール攻撃とか受けそうっすねw
　なりさん、ずっと昔に聴いていただいたメモみたいな音源まで記憶していただいて感謝です。そうですね、あのメモ状態と比較すると劇的に良くなってますよね。しかも多数のコラボをやらせていただいているワタクシメとしても相当に新鮮とゆーか聞いたことのないサウンドとゆーか。最初にデモ聴かされたときにはメチャコーフンいたしました。
　ウタ、もとからヘタっちゅーのはあるのですが今回はなるだけ歌詞の世界観を表現したく工夫というか足掻いてみたつもりっす。
　それにしても微に入り細にいるレビュー、心から感謝！

tamakiさん、ありがとうございます。

いや、実は水面下で進行していたのですね。楽しかった。いつでも悪だくみですよ。甘美な秘事は露見するまでが華ですよ。ふっふっ。

そうですね。制作過程は、概ね前へ前へと進行していった感じでした。押した面もあり、引いた面もあり、それでも濃ゆいオリジナリティ溢れる個性と個性のぶつかりあいのような様相を感じていただけると、コラボレーションの醍醐味を感じますね。
あぁ、仲間同士で一つの作品を制作するのっておもしれー、と。

Tsunekazuさん、はじめまして。移動式音楽班と申します。

マスター、
あちらのTsunekazuさんに一杯。
移動式から、と。

飲んじまったらもっとヤバいことになるかもしれませんよ〜。

ありがとうございました。これからもよろしく御願いします。

xkzmy59さん、ありがとうございます。

うわっはっはっは（約20秒継続）。

いやー、そうです。御意ナリ、御意也。

うわっはっはっは（約40秒継続）。

では、気を取り直して。面白すぎたので作詞者の立場で。

泣いてばっかりいて食ってばっかりいて寝てばっかりいる女って、おい！サイコーだよっ！！なんて可愛いんだよ！！！
と思えちゃう心境は、もう恋の神話世界の住人の証なんです。
連中を肴にご飯6杯いけちゃったら、連中もおいかけっこをエスカレートさせるというものです。

でも、全裸はダメ、絶対。
ん、ちょっとダメ。
いや、条件付き容認。
でへへ、本当は推進派。
※東京都青少年条例に抵触するおそれ有り。

ほどよい色気が出ていれば結構なことで、その辺の匙加減は、私のように枯れて乾いたススキ野郎にはどうこうできるものではなーいのーであーる。

ギターは、これが限界です。

TheKandersさん、はじめまして、移動式音楽班と申します。

舞台は草原でも森でも街でも村でもどこでもいいのです。砂漠運動会を想像していただいたようですね。それもロマンですね。日没が集合時間ですね。

え？
なるほど。なるほど。
私は恋愛仙人ではないので、恋のあれこれにお答えはできませんが、息切れが気になるようでしたら専門機関で。

私も実は、あっちもこっちも底抜けのうぶなねんねなので、熟練なんてことはないのですよ。

ありがとうございました。これからもよろしく御願いします！

kagenさん、いつもありがとうございます。
ボーカルは、誰がどこを、というような決め事はなかったのですが、成り行きでieieさん＝先攻、移動式＝後攻、という感じになりました。
そうですね、シリアスな顔した男二人の姿が浮かぶようですね。ieieさんもかなり録音を重ねたらしいのですが、私にとっても、考えていたより難しく、歌の現場の困難さと開き直りが、禅問答につながったかと察します。

曲調は私が思うにクラシカルなロックだと思うのですが、エネルギーの大波小波のようなものを澱みなく流すことは意識していました。

新感覚時代劇のエンディングテーマっすか？
そりゃー、変なドラマだぞー。舞台は・・・旧石器時代？

ありやあ。
いつもまに、こんな楽しいことしていたのですか。
すごいい曲になってしまってるではないですか。
個性と個性がぶつかりあって、まああ濃い感じで、
すっごいオリジナリティです。
ベースが効いてノリもいいし。
素晴らしいに尽きる。

これは凄い。
何が凄いって、全て
完璧なんじゃないんですか。
即ダウンロードしました。
ヤバいですね。

女＝大地＝神の暗喩でしょうかね。
古今の東西を問わず神話には必ず現れる等式ですが
それが持つ猥褻さが全体からにじみ出ていますね。

＞君はよく食う女
＞からっぽの鍋が干からびる
この表現など最高にエロチックです。これだけでご飯6杯はいけちゃいますね。

星辰を観る、雨を乞う、大地に立つなど
原始的なアニミズムのメタファーをまき散らしながら
おいかけっこをする男と女、大変健康的だと思います。
できれば是非全裸でおいかけっこしてほしいですね。

エンディングのギターが思わず英国しているところ、
ちょっとニヤッとしてしまいました。
ダークなキラキラ感は確かにバンシーズだ。

砂漠の運動会っすか。
自分、恋すると、うぶなねんねになっちゃうんで、なるべく恋しないようにしてるっす。
でも、おいかけっこは大好きっす。でも、息切れが…。
熟練のサウンドの味っすね。

いやぁ 無茶苦茶かっこいいです。

ieieさんのボーカルに呼応する移動式さんのボーカルも 禅問答に答えながら更なる深い問いを投げかけるような、そんな深さを感じました …
何より曲調自体、そのドラマチックな構成には敬服しました。


ボクの中では、新感覚時代劇のエンディングテーマという感じです。

なりさん、ありがとうございます。
なにっ？元歌をご存知ですと！
さすがストーカーじゃなかったグルーピーだけのことはあるな。できるな。自分に置き換えれば、俺の元デモを聴いたことがあるなんて、ふっ、それは俺と特別の関係がある人間だからな。

自由にやってよろしい、と言われ、どうしようかなと考えて、既にメロディはありましたから、歌詞を一番最初に考え始めたのですね。で、数日経過後に「きみはよくなくおんな」という一文が心に引っ掛かり、そこから全ての歌詞と展開が派生していきました。なみだが雨を降らせ雨が作物を実らせ・・・ジャカスカ、とね。

いくらでも書けてしまいそうな曲の世界を描けて、制作者の一人として喜ばしいことです。私にとっても聴くたびに不思議な感覚にとらわれる曲なのです。コラボって面白い。

野武雪さん、ありがとうございます。

私の基本理念は、
オープン・ザ・ドアー、オープン・まい・はーと、イフタフ・ヤー・シムシムですから、しかし、ieieさんはお会いした時からにこやかでイカしたアミーゴです。

ずっとieieさんのあの声には何かエフェクトがかかっているのだろうか、と疑問だったですが、ガレフェスで生歌お聴きしたり、今回やりとりさせていただいて謎は解けた。生声です。ボーカルトラックへの細かい配慮が印象に残りました（私はずさんです）。

>またこのコンビ聴きたいです！

いいねぇ。もっと言ってください。

ieieさんのストーカー、じゃなかったグルーピーである私は、たまたまこの曲のオリジナルを知っているのですが、驚異的な展開になってますね。
元々のはデモだったこともありますが、恐ろしく緻密なつくりになっているように思います。
音も勿論のこと歌詞もieieさんのソロにはない要素がふんだんに盛り込まれていて、コラボレーションの理想型のような作品で興奮しました。
ieieさんのオリジナルが沈殿するような憂鬱だとしたら、こちらは浮遊するような哀愁。
ボーカルもieieさんの声の濃度と移動式さんの声の透明度、質は違ってもどちらにも色気があります。
歌詞にエロスがあるので、それもボーカルで見事に表現されていると思います。
これは「大人の表現した男女の世界」という陳腐な言葉よりも、登場人物のパーソナリティやシチュエーションを問題としない普遍性がある、と表現すべきもので、その点においても聴き手を作品世界に引き込む力があると思います。
移動式さんが挿入した部分、ここにはめくるめくジャカスカ感があって移動式さんのカラーが存分に発揮されているし、曲の展開においてもラストのフレーズが俄然、冴える絶妙の抑揚になってますね。
イントロではマンドリンの音のほうがメインに響くのに、アウトロではギターの音のほうに重点があるというのも、最後に「太陽が昇る」というこの曲の世界に添っているようで魅力あります。

･･･何かいくらでも書けそうなのですが、長くなったのでここで止めておきます

>既に古き戦友
移動式さんには07ガレフェスで初めてお会いしたのですが、
もう最初からアミーゴだと思いましたよ。
　ウィットに富んでいながらちょっとクールな感じとか、ハマりすぎな
民族衣装を纏ったいでたちとか。
　またなんかやりたいですねえ。

そもそも独自性という部分では孤高の光を放つ移動式サウンドですが、
そこに自分のアンダーグラウンド趣味とぶつかりあったのが
この曲だと思います。
　そして移動式さんも普段はあまり前面に出してこないノイジーなロックギターをだしてきたりしていつもの移動式ワールドとはまたひと味もふた味も違うアプローチをしてきているのではあいでしょうか。
　コメントありがとうございますた！

ベース、わりと最近弾き始めたばっかで苦労というか
なんか全然できませんでした。
　実際のところ、移動式さんにフレーズ考えてもらって
一生懸命それっぽく弾いた、ってえのが真実です（笑）

　僕も移動式ワールドのオケで歌録りができてすんげー幸せでした！

今回のコラボ、僕のオケへの貢献は実に微々たるもので
プロデュースの部分も含め、移動式さんの力量に負う部分が大きかった
と思います。
　死ね死ね団はまぁ、あれは子供時代の遊びで現在の自分の
音楽性にはまったく関与してないと思いますよ（苦笑）

　それにしてもなんだかコメントが上手になりましたね。

行ったり来たり〜のくだりは
僕も驚きました。
レディオヘッド、聴いた事ないですが
僕は移動式さんも書いてるように中期デビッドボウイ
を想起しました。移動式さん、こんなギター弾けるんですよ。
懐が深いですよね。

渋い！
このコンビ、既に古き戦友のような
存在感を感じますよ。

お二人の声質の違い、似すぎず離れすぎず、
程よく役割分担をされてる感じがしますね。

ieieさんのポップセンスに
移動式さんの演奏力。
お二人とも独特の民族性世界をお持ちなので
乗算的に深い世界を作られてますね。

またこのコンビ聴きたいです！

junさん、ありがとうございます。

ええ。私もトータル的には初めて聴く感じの曲です（？）。
ニッチなところを突っついているのでしょうけれど、心地よろしい不思議空間を演出できていたならば嬉しいですね。

ieieさんはやはり声に力がありましたね。深かったです。楽器に例えると何だろう、強大なエンジン積んだ車な感じ？（楽器じゃねーだろ）
私の方は、ほとんどieieさんが歌ってくれるものだと思っていたのですが、リターンされてきた書類に歌の抜けたところがあって、そこを歌う羽目になりました。楽器に例えると、板ガラスを爪で引っ掻いた感じ？（楽器じゃねーだろ）

magaimonoさん、ありがとうございます。
いや、もう。嬉しいです。

私には思い浮かばないメロディでしたし、そもそも湛えていたムードが、ちょっと浮遊感覚の不思議なものだったのですね。で、そちら側サイドで自分の癖でなく弾いた部分と、自分サイドに引き込んで自分の癖を出しまくった部分と、いやー楽しかった。というわけで、全編、私の世界というわけではないのですよ。結晶なんです。ラヴ＆ピイ〜ッス！

マカロニ、いいですね。演奏していてイタリア料理とイタリア映画のことはよく考えることがあるのです。マカロニは、いつか笛として演奏してみたいよう。

ieieさん、ベース、ツボだそうですよ〜！

Track25さん、ありがとうございます。
そう、それ、結晶なんです。やりましたよ。

とはいえ、結晶化するためには、その背後に気の遠くなるような過程が秘められているわけで、なるほど、それが某地元におけるieieさんの死ね死ね団時代の仕事などをも内包しているわけですね。御意。ぼかぁ、その点、ツルっとしたもんですよ。水で薄めた水溶き野郎みたいなもんですよ。うえっへっへっへ。

※よかった、俺の過去を知るものがいなくて。

一途な恋狂いは、ロマンであり、何しでかすかわからない危うさもありますね。そんな香り、感じていただけたでしょうか。

inukenさん、ありがとうございます。
いや、ほどいてみれば繰り返しなのですよ。

英国のロックをのめりこんで聴いたのは数年間でしたけれど、芸の肥しになっていれば喜ばしいことです。

※ネタというわけではまったくないけれど、やっていてふっと思い出していたもの

エコー＆ザ・バニーメン『オーシャンレイン』
デヴィッド・ボウイ「野性の息吹」『アラディン・セイン』
スージー＆ザ・バンシーズ『キス・イン・ザ・ドリームハウス』
・・・

いつごろのめり込んでいたかが知れますな。

想像していただき、想い重たいそんな世界にトリップしていただけると、それも制作者の一人として嬉しいです。

ieieさん、
やー、こちらこそありがとうございました。
コメントが、まるで推薦文になっていますよ。

元が、暗い英国風を指向した、というデモでしたね。その中にもieieさんならではのポップな感覚や、清々しさが溢れていて印象的でした。デモに完成度は不要ですからね。デモの要素は概ね継続して（清々しさは薄れたかもしれません。根性が澱んでいて）、展開も、ieieさんと私なら、こんな感じかな（？）と、割とすんなり演奏したものです。元が良いのですよ。

この曲を弾いていた頃から、ガレフェス2007とか、カバーとか、人との繋がりで何かを創作するというような縁に恵まれて、演奏することがとても楽しく感じられるようになりました（時間かかりましたね）。印象深いです。

うーん、すごい。。
今まで聞いたことのないような感じですね。新鮮！
心地いい不思議空間。
二人の声がたまに楽器のようにも聞こえますね。

いや天晴といいますかなんといいますか、いつもながらに移動式さんの世界には圧倒されてしまいます。マカロニな感じの世界なんかも似合いそうで、coolすぎです。三池監督の新作のテーマなんかに合いそう！
なにげにieieさんのベースもツボにはまりまくりです。

移動式さんの独自の世界とieieさんのポップセンスの結晶であります。
メロデイ、歌詞共に完成度が高く、重量級の作品に仕上がっているのではないでしょうか。異色な組み合わせのようではありますが、某地元での死ね死ね団時代のieieさんの仕事を考えると、意外とスムーズに完成までこぎ着けたかもしれませんね。土の香りで表現された男女の世界には、飾られた表現より、ある種の普遍性ややみつきになる毒が感じられます。

わ。まったく予想つかない展開。
音を変えたらレディオヘッドに聴こえなくもない。
想い、重たい。
想像できる、この世界。

いやぁ移動式さん、ほんとオンブにダッコですみませんでした。
それにしてもあんなしょぼいデモがここまで強力になるとは。
ほんとびっくりです。これだけの展開力のある曲の構築は自分には
ムリなんでホントいっしょにやっていただいてよかったです。
　これから曲を聴いて下さるみなさまへ。
　この曲の成立のほとんどの功績は移動式さんにあります。特に創造性溢れる曲の展開や楽器編成、アレンジ、フレージングの良さに移動式さんの良さが出てると思います。
　ぜひ聴いてみて下さい！
　

ま、その、一応、歌詞です。

「おいかけっこ」

太陽が沈む　月は頭上にある
ほうき星のせいさ　俺は恋をする

君はよく泣く女
空は曇り泣き出しそう

雨が頬をぶつ　ぬかるみは晴れを待つ
草は倍も伸びた　まるで違う景色

君はよく食う女
からっぽの鍋が干からびる

君はよく眠る女
太陽は夜明けを待ち
行ったり来たり　出たり入ったり
跳んだりはねたり　足踏み状態だ

ほうき星のせいだ　俺は恋をする
日食だ　いいや　月食だ
雨乞いだ　なあに　晴れ乞いだ

俺は君に触れる　涙は乾いただろうか
俺は君に触れる　やっぱりはらぺこだろうか
俺は君に触れる　君は眠りから覚める
君が俺に触れる　太陽が昇る