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愛について【ver.2】
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愛について【ver.2】
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詩人ジブラーン愛についてをテキストに創りました。
05年5月12日発表の苦しみについてに続く第2弾です。
22年前に志した預言者全訳のデジタルテキスト化に伴って、
一部の詩に曲を添えてみようと考えています。
拙訳はコメント覧を参照。
よろしければ、聴いて下さいませ。

********
【ver.2】06年9月24日 Silent Update
音色と抑揚の再調整。10トラック→14トラックへ。
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2006-9-18 16:19   1524   14   9   0  
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投稿者 スレッド
yuuichik
投稿日時: 2006-11-30 22:32  更新日時: 2006-11-30 22:37
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 移動式音楽班さん> 愛について【ver.2】
移動式音楽班さ〜〜ん! ありがとうございます!!!
聴いてくださったのですね、感謝です。
コメント読んで、すごく感激しました!
とても深いこの曲に聴き入ってくださり、
深く対峙してくださったのが、よ〜〜く伝わってきました!!!


> レバノン生まれのハリール・ジブラーンという詩人を
> 私は全く知りませんでした。

私が知ったのは学生時代20才ちょっと過ぎた頃ですが、
私の出会いも偶然です。
直接というよりは他の著作者の引用文からでした。
でもきっと当時それに引かれる何かが自分にあったのでしょうね。
若い頃のエネルギーや関心の強さというのは凄いものだなって、
40も半ばになった今、改めてそう思います。
むしろあの10代後半から20代にかけて蓄積されたものが、
一番自分の核になっているのを感じます。

> ステレオタイプな、短絡的な回路をオンにしている自分に気付く。

それは私もおんなじですよぉ〜〜。
分かった気になっていると、ついポカをしてしまう。
自らの頭をぶつけてみて、自分の至らなさに気づかされる。
私なんか、毎度です〜〜(^-^;)

> まだまだ続くのであろう訳詩のほんの断片を伺っただけですが、

はい、予定では、まだ続く「はず」です。
某所にて、続きを書いていたのですが、
今は自分のスランプ共々停滞しております(__;)
あれ? それは読んでいただいたかな?
このコメント覧の最後に、ちょっと紹介させていただきます。

> 更にこの曲では詩作と呼応する音を聴かせていただきました。

そう言って頂けて、少し安心しました。
実は私、この表現の仕方で本当に良かったのだろうかと、
ずっと自問自答していました。
「完璧」があり得ないのは分かっているのですが、
大風呂敷を広げて、世界的な詩へ挑戦しちゃったものですから、
本当にこの世界に近い何かを表現できているのか・・・。
まだまだ精進せねばと、感じています。


> 横溢するイメージが一つ一つ、
> はばたく羽が描いた軌跡のように旋律になる。
> いくつもの軌跡はいくつもの旋律となって重なり合い、
> こだまし、おおきなうねりのようになる。

移動式音楽班さんの、この詩的な表現が素晴らしい!!
そんな曲造りができたらいいなぁって、いつも憧れています。
「はばたく羽」のように、内なるイメージをオトにしていきたい!
そう思っています。

> 言葉とは別の「音」というアプローチで描いたこの曲は、
> 言葉とは異なる作用の仕方で、
> やはり詩人の魂を伝えているのではないでしょうか。

ライフワークにしようと思っています。
できたら、70才までに完成させたいと思っています。
実はもうひとつ、ヘルマン・ヘッセのある作品も、
音楽にしてみたいと計画しています(無謀?(笑)

> 「ロック」と呼ぶのと同じくらい、
> 実はエネルギーが必要なことなのかもしれません。

リズムマジシャンじゃない自分は一見ロックとは縁遠いですが、
自分の中では同じ魂を持っているつもりです・・かな?(笑)

> 少し羨望、という感情を覚えました。素晴らしいです
羨望だなんて・・・。自分は自分の心と対峙していて、
いつもいつもまだまだって、自信喪失しながら
日々生きています。


※最後に、移動式音楽班さんに、
私の最新のジブラーン訳詩を贈ります。



子どもについて


次に赤ん坊を胸に抱いた女が言った
子どもについてお話し下さい
彼は言った

あなたの子どもはあなたの子どもではない
子どもは命そのもの憧れの息子や娘である
子どもはあなたを通して産まれて来るが
あなたから生まれたものではない
子どもはあなたと共に在るが
あなたの持ち物ではない

あなたは子どもに愛情を与えることはできるが
あなたの考えを与えることはできない
なぜなら子どもは自分の考えを持っているのだから
あなたは子どもの体を宿すことはできるが
子どもの魂を宿すことはできない
なぜなら子どもの魂は明日の家に住んでいて
あなたはそこを夢の間にも訪れることはできないのだから
あなたは子どものようになりたいと努力するが
子どもに自分のようにならせようとしてはいけない
なぜなら命は後ろ向きになることはなく
昨日にとどまっていることはないのだから

あなたは弓である
その弓からあなたの子どもは生きた矢として前へと放たれる
射る者は無限なるものの道の上
的を見定めて
引く力であなたを曲げていく
矢が速く遠くへ飛び行くように
射る者によって身を曲げられることを喜びとしなさい
なぜなら射る者は飛び行く矢を愛しているのと同じように
じっと耐えている弓をも愛しているのだから



ハリール・ジブラーン 作「子どもについて」
yuuichik 訳

【原文】 On Children
http://www.library.cornell.edu/colldev/mideast/propht.htm#Children
移動式音楽班
投稿日時: 2006-11-28 18:46  更新日時: 2006-11-28 18:46
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 773
 Re: 愛について【ver.2】
レバノン生まれのハリール・ジブラーンという詩人を私は全く知りませんでした。
そうした作家を紹介されたとき「彼はムスリムだろうか、クリスチャンだろうか」などと、つい作家の属性を想像したくなる、そしてムスリムならば神秘的な、クリスチャンなら教条的な詩作であろうかと、ステレオタイプな、短絡的な回路をオンにしている自分に気付く。

自由じゃない。自由じゃないなぁ・・・

まだまだ続くのであろう訳詩のほんの断片を伺っただけですが、オリエンタルな、溢れ出すようなイメージを背景にしつつ、人間に普遍の主題に焦点を当てていく様が印象的でした。

更にこの曲では詩作と呼応する音を聴かせていただきました。

横溢するイメージが一つ一つ、はばたく羽が描いた軌跡のように旋律になる。
いくつもの軌跡はいくつもの旋律となって重なり合い、こだまし、おおきなうねりのようになる。

詩人は、その魂をモノやキモチを表す道具である「言葉」を駆使して描こうとする。そんな詩人の魂を、言葉とは別の「音」というアプローチで描いたこの曲は、言葉とは異なる作用の仕方で、やはり詩人の魂を伝えているのではないでしょうか。

そこには透徹した、先入観のない、自由な視点と知性があると思います。
まったく世知辛い大人がそこに至るには、若者の自由への闘争を「ロック」と呼ぶのと同じくらい、実はエネルギーが必要なことなのかもしれません。

少し羨望、という感情を覚えました。素晴らしいです。
yuuichik
投稿日時: 2006-10-20 16:48  更新日時: 2006-10-20 16:50
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 yutaさん> 愛について【ver.2】
yutaさん、曲を聴いて、コメントまでいただけて、
本当にありがとうございます!
お返事遅れて、ごめんなさい!です〜m(__)m

> 感慨深いです。人生を感じます。
そう言っていただいて、創った甲斐があります!

> 自分の信ずる道をそのまま貫いていくことは、ときに難しいときもあって、
> 挫けそうになるときもある(僕はしょっちゅう挫けてます)
かくいう私も、要所要所で、けっこう挫けています(^-^;)
放置したまんまの「課題」もあるし〜〜。

> そこを挫けずに自らの道を貫いた先に
> 得られる感覚みたいなものを本曲から感じました
あぁ。。。そこまで聴き込んでくださり、
イメージをふくらませて下さるとは!!
作者冥利に尽きます!!
私も、数少ないですが「貫いた」経験から、
そういうイメージを糧にしているのかもしれません。

> これが純白の小麦になった瞬間なのだろうかと
訳詞まで、ちゃんと読んで下さったのですね〜〜。
感謝っすよぉ〜〜(T^T)

> 詩の内容がそのまま音として表現されているように思いました
> (むしろ音があることで、より詩の内容が明確になった気がしてます)。
そう言っていただいて、これもまた感謝です!
というのは、私は曲を創る時、
なんらかのイメージを「手がかり」にすることが多いのです。
「ルドン」にしろ、「蟲師」にしろ、「ジブラーンの詩」にしろ。
だから逆に言えば、それを知らない方からすると、
「なんだよ。元が分からないと、曲もよく分からんな」
に、なるでしょうね〜〜〜。
でもたぶん、そんな元イメージを提示しなくても、
私の作品は観念的過ぎるのでしょうけど(笑)

だからyutaさんが
「音があることで、より詩の内容が明確になった気がします」
と言って下さって、うれしかったのです。

> 「予言者」に含まれる主題は、生きていく上で
> 必ず自分なりの答えが欲しくなる事柄ばかり
ですね〜〜。
大人になると、若い頃のような純粋に対峙することしなくなりがちですが、
最近は再度、こういった基本に立ち返って、
ゆっくり考え直していきたい気持ちでいます。
今は「与えることについて」の訳詞の再検討中です。
どこかに発表(笑)した折には、よろしくお願います。
yuta
投稿日時: 2006-10-14 22:33  更新日時: 2006-10-14 22:33
ドラえもん
登録日: 2005-1-20
居住地: UFOに誘拐された気分で、埼玉に住んでます。
投稿数: 1105
 Re: 愛について【ver.2】
「愛について」聴かせて頂きました。
感慨深いです。人生を感じます。

愛に限らず、何かしらの自分の信ずる道をそのまま貫いていくことは、ときに難しいときもあって、挫けそうになるときもある(僕はしょっちゅう挫けてます)のですが、そこを挫けずに自らの道を貫いた先に得られる感覚みたいなものを本曲から感じました(貫くことの厳しさとその厳しさ故にそれを乗り越えたときに得られる感覚→これが純白の小麦になった瞬間なのだろうかと)。

このように感じたのです。そして、この詩の内容がそのまま音として表現されているように思いました(むしろ音があることで、より詩の内容が明確になった気がしてます)。

コメントにあった「予言者」に含まれる主題は、生きていく上で必ず自分なりの答えが欲しくなる事柄ばかりです。
yuuichik
投稿日時: 2006-10-1 23:30  更新日時: 2006-10-1 23:35
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 gt_musicさん> 愛について【ver.2】
gt_musicさん、聴いてくださって、ありがとうございます!

> これは素晴らしい…。
> 苦しみを抱きながらも至福へと向かう、光の雲のようです。

うれしいです!
私が表現したかったことに着目して聴いて下さって、
それ以上に的確な言葉で感想を言って下さったことが!
「光の雲」という表現に、まいりました。
gt_musicさんの感性の豊かさを感じます!


> 終わり方の例えようのない余韻にも、しばし呆然。
> 思考がいったん透明に結晶化して、
> それから気化して解放されていくよう

実は私がこの手の曲を創る時って、すべて即興なんですよ(笑)
自分でもどういう展開になるかって分からず弾き始めます(爆
今回はモチーフになる詩のイメージがあり、
最後に行くに従って、
ある高みに向けて進んでいきたいってイメージはありました。
でも同時に、仰々しくはしたくなかった。

ですから、gt_musicさんがこのように感じてくださったことが、
すごく嬉しかったです。
特に「気化して解放されていく」という表現!
あぁ、なんか私の方が贈り物をもらったような気持ちになりました。
感謝です♪
yuuichik
投稿日時: 2006-10-1 23:19  更新日時: 2006-10-1 23:23
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 yumさん> 愛について【ver.2】
yumさん、再びコメントありがとうございます♪
お返事遅れて、ごめんなさいませ。

ver.2も聴いてくださって、ありがとうございます。
はい、基本は変わっていません。
「透明感」や「厳しさと温かさ」に着目して下さってこと、
すごく嬉しいです。
音楽的技術の無い私にとっては、
そういう「感情的な表現」がいかにして表せるか、
そこにいつも心を配っています。
だから、yumさんがそういう面に聴き入って下さったのが、
すごくうれしかったのです。

> この凛とした感じが、到達するところである「美」を
> 更に高みにもっていってくれているようです
この表現も素敵です♪
基本の音は、4トラックだけなのですが、
その単純な構成の中で、少しずつ「到達」していく過程を、
いかにして表現するかを、14トラックの音色使い分けで
表してみました。


> 10代の頃から老子に心酔して、
> タオイストであろうと思い続けてきました

おぉ、やっぱりそうなんですね!
表現の仕方が、そのへんのお嬢さんとは
ちょっと違っていると思いました!(笑)
「祈り」→「天」→「大いなる力」という言葉のつなぎかたに、
老荘思想を感じました。
私も若い時は、少しばかりそっち方面勉強していたもので。

音楽と思想はいっけん違うようですが、
自分が関心を持ってきた在り方のすべては、
自分が創り出していく音楽とは決して無縁ではないですよね。

最近の私は忙しさや気分の波に翻弄されて、
yumさんの作品をはじめ皆さんの作品を
聴くことができずにいますが、
聴く時はいつも作者がどういうことに関心がありそうかも
想像しながら聴いています。
そんな気持ちで、またyumさんの作品を聴かせて頂きたいと
思っています。

> 慌てずに、ゆっくりと、続きを作ってくださいませ。
> 400年かかったってよいではないですか
> (って、タオイストしてみる)。
いいですね(笑)
年単位で取り組むことだけは確かです♪
gt_music
投稿日時: 2006-9-29 23:35  更新日時: 2006-9-29 23:35
ドラえもん
登録日: 2005-10-7
居住地:
投稿数: 1141
 Re: 愛について【ver.2】
これは素晴らしい…。
苦しみを抱きながらも至福へと向かう、光の雲のようです。
終わり方の例えようのない余韻にも、しばし呆然。
思考がいったん透明に結晶化して、それから気化して解放されていくようでした。
yum
投稿日時: 2006-9-25 9:01  更新日時: 2006-9-25 9:06
Ether
登録日: 2006-8-17
居住地: だから東京都だって何度も入れ直してるのに。
投稿数: 3710
 ダブりコメント削除
またやっちゃった!
コメント投稿ダブりにつき削除する次第でございます。
yum
投稿日時: 2006-9-25 9:01  更新日時: 2006-9-25 9:01
Ether
登録日: 2006-8-17
居住地: だから東京都だって何度も入れ直してるのに。
投稿数: 3710
 Re: 愛について【ver.2】
ご返答ありがとうございます。
「わ☆お返事いただけた!」と見てみれば。なんと!「ver.2」が!
これは聴かぬわけにはゆきません。
最初ので十分完成度高かったのに、さらにどう変えたのだろうと思いながら聴いてみました。どこがどうって言えるような簡単な曲ではないし、相違点を指摘することが目的ではないので、全体の印象について、ことばにしてみると。

基本的には変わってない(って批判してるんじゃないですよ。これが変わったら別の曲やんか...)ですよね。でも、音の透明感が増したようです。そして、その分、「厳しさと温かさ」の「厳しさ」が強まった印象。「温かさ』の方は元々溢れるほどありましたから、これでバランスが取れたのでは。それに、この凛とした感じが、到達するところである「美」を更に高みにもっていってくれているようです。
要するに、素晴らしく良くなってますよ、ということです

>> 祈りは天を呼び、天は大いなる力で我らを包み、
>> 明るい光に溢れたところへといざなう…。
> yumさんの表現、すばらしいですね!
> 老子にも通じる詩的表現です♪

これらのことばは、私のことばと言うよりも、この素晴らしい音楽が紡ぎ出してくれたことばです。天から降ってくるかのように、これらのことばが出てきました。特定の宗教色が出ないように、ということだけは配慮というか、意識しましたが。(だから、「神』とか「涅槃」とか使ってない)

それにしても、「老子にも通じる」って、自分の書いたものに対して指摘されたのは初めてですが、ものすごぉぉぉく嬉しいです。10代の頃から老子に心酔して、タオイストであろうと思い続けてきましたもので。

慌てずに、ゆっくりと、続きを作ってくださいませ。400年かかったってよいではないですか(って、タオイストしてみる)。
yuuichik
投稿日時: 2006-9-24 7:34  更新日時: 2006-9-24 7:38
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 yumさん> 愛について
yumさん、聴いてくださって、ありがとうございます。
ちょうど今夜、一晩かけてver.2を造っていて、
朝の7時に完成して、Upしました。
そしたらyumさんがコメントを書いてくれているのを発見しました。
うれしかったです!
もしお時間があれば、このver.2も聴いてみてください。


> これは片手間に聴くものじゃないなと思えたので

その丁寧に聴いてくださる姿勢に、感謝です!!
私はどうにも「大げさ」な作品を造りがちなので、
自分でもマズイなと思っているのですが(笑)、
こればかりは性分なもので、すみません〜(^_^;

> だんだん心が洗われてゆくような感じです。

そう感じて頂けて、うれしいです。
たぶん私自身が、洗われたかったのでしょう。
日々の疲れや雑多な感情から。

> 祈りは天を呼び、天は大いなる力で我らを包み、
> 明るい光に溢れたところへといざなう…。

yumさんの表現、すばらしいですね!
老子にも通じる詩的表現です♪

> テキストにされた詩の、厳しくも温かい眼差しとも響き合い、
> 到達する境地は、まさに「愛」もしくは「美」。

長〜〜〜い 訳詩をコメント覧に掲載させていただきました。
読んで下さったのが、うれしいです。
そう、ジブラーンの「愛について」は、
ふつうに言われるところの「愛」とはちょっと違う、
厳しさをたたえていますよね。

> この詩を見つけたというだけでも凄い!と思います。

この詩を含んだ詩集に、私は大学4年生の時に出会いました。
私が生涯に出会ったナンバー5に入る本です。
翻訳とは名ばかりのものですが、
自分の中ではライフワークとなっています。

> 原文も見ましたが、平易な言葉で語られている、
> 素晴らしい詩ですね。

そうですね。
私は英語にあまり詳しくないのですが、
話し言葉で書かれてますよね。
この平易な表現の中に隠された深みを、
音楽にも出せればと思って、創ってみました。

> 続編、期待してます。

ありがとうございます。
かつて手書きでノートに書いていた訳詩を、
今はデジタルテキスト化している最中です。
その過程の中で、「これは音楽にもしてみたい」と思えた時、
次の作品を創るつもりでいます。
次は何になるかは未定ですが、
とりあえず、以下のタイトルが「預言者」に含まれる
全テーマです。

【預言者:主題一覧】
船の訪れ、愛、結婚、子ども、与えること、飲み食い、仕事、
喜びと悲しみ、家、衣服、売り買い、罪と罰、法律、自由、
理性と情熱、苦しみ、自己を知ること、教えること、友情、
話すこと、時間、善と悪、祈り、快楽、美、宗教、死、別れ
yum
投稿日時: 2006-9-24 4:20  更新日時: 2006-9-24 4:20
Ether
登録日: 2006-8-17
居住地: だから東京都だって何度も入れ直してるのに。
投稿数: 3710
 Re: 愛について
これは片手間に聴くものじゃないなと思えたので、ひと心地ついたところで、聴かせていただきました。

聴いていると、だんだん心が洗われてゆくような感じです。
祈りは天を呼び、天は大いなる力で我らを包み、明るい光に溢れたところへといざなう…。テキストにされた詩の、厳しくも温かい眼差しとも響き合い、到達する境地は、まさに「愛」もしくは「美」。

この詩を見つけたというだけでも凄い!と思います。原文も見ましたが、平易な言葉で語られている、素晴らしい詩ですね。

続編、期待してます。
yuuichik
投稿日時: 2006-9-21 22:00  更新日時: 2006-9-21 22:06
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 tomoatsuさん> 愛について
tomoatsuさん、こちらこそ、はじめまして。
yuuichikです。

聴いて下さって、コメントまで書いて下さって、
ホントに感謝です!
特にこの作品・・・は、
ふだん私の曲を聴いてくれる常連さんでさえも
引いちゃうぐらいのw、
訳詩やらなんやらの本気モードが妙に漂ってくる作品なので、
純粋に曲だけ聴いて、コメントしづらいですよね?
まぁ、私もそれは承知の上で投稿したのですが。。。(笑)


だから、tomoatsuさんがこうしてコメント入れてくれたのが、
とても嬉しかったです。
わずらわしい詩のことなんか、とりあえず置いておいて、
ご自分の感性が感じられたことを、
感じられた流れのままに言葉に換えられて
そっと置いて下さったこと。
本当は私もそれを望んでいたのです。

ただシリーズの流れ上、詩と関連せざるを得なかったのです。
(実はまだまだ続くつもりですっ(爆)
実際「なんでこれが愛についての曲なの?」
って思われようが(笑)


> 目をつむったら深い深い場所へと落ちていくような感覚に
> 捕われました。でたどり着いたのは海の底?地底の採石場跡?
> 青の洞窟?なんかそんなイメージです。

そのイメージ、いいですね〜〜。
表現が素晴らしいです!
「青の洞窟」って、スパゲティの?って、
一瞬思っちゃいましたが! 失礼(笑)

基本的に私の作品はみーんな、深い場所を志向してるんですね(笑)
でもそれをそっくりそのまま感じ取って下さって、
逆に励みになりました!
やっぱり私はこの自分の道を行けばいいんだと。
それしか、できないし(笑)

> すごく心癒されます。

深みに落ちて、迷われなくて、良かったです。
私の曲に心の癒しを感じて頂けたのなら、
本当にうれしいです。
励まされる言葉、本当に感謝です!!
tomoatsu
投稿日時: 2006-9-18 22:34  更新日時: 2006-9-18 22:34
長老
登録日: 2006-5-1
居住地: 稲毛区
投稿数: 165
 Re: 愛について
はじめまして、tomoatsuです。
お風呂上がりの真っ暗な部屋でこの曲をクリックしたら、パソコンの光だけの部屋が別の世界になって、目をつむったら深い深い場所へと落ちていくような感覚に捕われました。でたどり着いたのは海の底?地底の採石場跡?青の洞窟?なんかそんなイメージです。
すごく心癒されます。
yuuichik
投稿日時: 2006-9-18 16:22  更新日時: 2006-9-18 16:22
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 愛について【テキスト】
愛について


そこでアルミトラは言った
愛についてお話し下さい
アルムスタファーは顔を上げて人々を見た
そこには沈黙が立ちこめていた
彼は厳粛な声で語り始めた

愛があなたを招く時は愛に従いなさい
たとえその道が苦しくけわしくとも
愛の翼があなたを包む時は愛に身を任せなさい
たとえその翼に隠された剣が
あなたを傷つけるようになろうとも
愛があなたに語りかける時は愛を信じなさい
たとえその声が花園を吹き荒らす北風のように
あなたの夢を打ち砕くようになろうとも

愛はあなたに冠をかぶせると共に
あなたを十字架にかけるもの
愛はあなたを育むと共に
あなたを刈り込むもの
愛はあなたの高みに昇り
日の光の中で揺れてそよぐ
最も感じやすい枝を愛撫すると共に
あなたの根本に降りて
大地におろした根を揺さぶるもの

小麦を束ねるように
愛はあなたを愛の内へと束ねていく
愛はあなたを打ちつける
あなたの殻を取り除くために
愛はあなたをふるいにかける
あなたの殻から自由にするために
愛はあなたを臼でひいて純白にする
愛はあなたを柔らかくなるまでこね続ける
そしてついに愛はあなたを聖なる火にかける
神の聖なる祝宴の日に
あなたが聖なるパンとなるように

すべてこれらの事は心の秘密を知るために
愛があなたを導くもの
その気づきの中で
あなたは大いなる命のこころのひとひらとなる

しかしもしもこれらの事を恐れて
ただ愛の安らぎと楽しみだけを求めるならば
その時はその裸身を殻でおおって
愛の麦打ち場から立ち去るがいい
あなたは声無くして笑い
涙無くして泣く
季節の無い世界へと入っていく

愛は愛自身のほかに何ものをも与えないし
愛自身のほかに何ものをも奪わない
愛は所有しない
そして所有されもしない
なぜなら愛は愛によって満ち足りているから

あなたは愛する時に
「神は私の心の中に在る」と言ってはいけない
「私こそ神の心の中に在る」と言うべきである
あなたは自分が愛のたどる道を示せると思ってはいけない
愛自らこそがあなたのたどる道を示す
あなたが愛に値すると分かれば

愛は愛自身を実現するほか何も望みはしない
しかしそれでもあなたが愛する時に
何らかの望みを持たずにはいられないのならば
次の事を望みとするように

美しい歌を奏でながら夜へと流れてゆく小川のように
ひとつに溶け合っていくことを
あまりにも優しすぎることの苦しみを知ることを
愛を知ることによって傷つくことを
しかしそれを快く引き受け
喜びを持って血を流すことを

飛び立つ心で明け方に目覚め
愛の新たなる一日に感謝することを
昼は愛に憩い愛の喜びを深く想うことを
夕暮れには感謝に満ちて家路につくことを
心の中の愛する人のために祈り
賛美の歌を口ずさみながら眠りに就くことを



ハリール・ジブラーン 作「愛について」
yuuichik 訳

【原文】
http://www.library.cornell.edu/colldev/mideast/propht.htm#Love


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