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その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だから
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その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だから
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・英国の古い無言劇で歌われた曲に、歌詞が観客に理解されると幸運を逃してしまう、と考えられている何を歌っているのかわからない曲がある。
・イースター島古語であるRongo Rongo語は死滅した言語であり、今日、イースター島民は歌詞の意味のわからない古謡を歌う。
・ダム湖に沈んだ集落が、渇水の年に湖底に露出することがある。

これらの全く無関係な、しかし印象深いエピソードにふれたのは、別々の機会でしたが、ある共通した思いにとらわれたことをよく覚えています。
「それは祈りであり、と同時に犠牲でもある」
そんな感情を、ロマンスとして曲にしました。

よろしかったらお聴きください。
移動式音楽班 - 移動式音楽班 さんの作品をもっと! 
2005-11-23 22:56   1233   19   12   0  
4:25   44.1 KHz   172 kbps   6.72 MB
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投稿者 スレッド
移動式音楽班
投稿日時: 2005-12-20 0:52  更新日時: 2005-12-20 0:52
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 775
 Re: gt_musicさん>その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
gt_musicさん、コメントありがとうございます。

あ、神話って凄く興味がありまして、まぁ、私ごときがそのような巨大な思念の塊に迫れるとは、とても考えられないのですが、その体系の末席の方で語り物とかやってる芸人とか、文化の仕掛けの中に組み込まれてたりするではないですか。
そういうの憧れるのですよねぇ。
美輪明宏に例えられたのは初めてで、
嬉しいような。
すこし、肺の辺で声を響かせようとしてみました。
gt_music
投稿日時: 2005-12-19 7:13  更新日時: 2005-12-19 7:13
ドラえもん
登録日: 2005-10-7
居住地:
投稿数: 1141
 Re: その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
素晴らしいです。
地理や文化を超えた、汎的な「故郷」のようなものを感じました。
あるいは、それが神話というものなのかも。
歌声そのものもすごく、シアトリカルな説得力という意味で、
ぜんぜんジャンル違いですけど美輪明宏さんを連想しました。
いや、本当に美しい個性をお持ちです。
移動式音楽班
投稿日時: 2005-12-13 18:43  更新日時: 2005-12-13 18:43
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 775
 Re: kiriさん>その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
kiriさん、コメントをありがとうございます。

「記憶」とか「過去」って、重視すると少し後ろ向き、あんまり重視すると場合によっては、ちとヤバイ方向・領域へと踏み込んでしまいそうなのですけど、私自身、日々、身の回りで変わり行く風景に驚くことも多く、「いつまでも覚えていたいな」と感じること多々あります。
また、「もし仮に忘れちゃっても、何かがきっかけになって必ず思い出せるぞ」と念じながら記憶の引き出しにしまいこむ癖もありまして、「未来に向かって」よりは、過去の記憶が曲に反映されることの方が多いでしょうね。

いろいろなことイメージしていただき、更に「好きな曲」というふうにおっしゃっていただき嬉しいことです。
kiri
投稿日時: 2005-12-10 20:36  更新日時: 2005-12-10 20:36
新米
登録日: 2005-11-28
居住地: 関西
投稿数: 7
 Re: その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
こちらでは初めまして、先日メール差し上げた者です。
今後ともよろしくお願いいたします。

この曲には旅の途中で唄う故郷の歌、といった印象を持ちました。
それも唄い手の故郷で、その人しか知らない町という感じです。
目を細めて口ずさんでいるのを、同じようにして聴いているような。とにかく好きな曲ですね。
言葉というものは消え失せても言葉としての力を持ち続けるんだなあ、などということも思いました。
移動式音楽班
投稿日時: 2005-12-3 1:18  更新日時: 2005-12-3 1:18
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 775
 Re: kcsaitoさん>その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
kcsaitoさん、いつもお聴きになっていただきありがとうございます。
「たのしい!」って言っていただけることが嬉しいな、と思いました。
本当に単純なことしかできないのですけれど、自分をまず楽しませて、聴いてくださる方が楽しんでいただけるのかわからないギリギリのリスキーな線に挑んでいきたいと思います。
自分のペースはゆるいので、その間、kcsaitoさんの、時に挑発的、時にユーモラス、かなり胸にしみる数々の曲を聴いて養生しています。
kcsaito
投稿日時: 2005-12-1 0:48  更新日時: 2005-12-1 0:48
登録日: 2004-10-11
居住地: 神奈川
投稿数: 4866
 Re: その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
いい曲ですね。
歌、コーラス、独特の音楽性すばらしいです。
たのしい!
移動式音楽班
投稿日時: 2005-11-30 22:57  更新日時: 2005-11-30 22:57
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 775
 Re: wo_sevenさん>その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
wo_sevenさん、いつもセンシティヴなコメントありがとうございます。
そうですね、ちょっと記憶を遡る的な編曲というのはイメージにあったので、そんな風に感じていただけたら嬉しいです。
大体、現在やりたいパターンって4つくらいなものでして、今回は「弾き語りが可能な曲」なのです(まぁ、能力的に可能性さえ残っていればよしとするレベル)。で、Garagebandに触れた時、面白くて「もう、これからの人生、好きなように実験するのだもんね」と決意した、その志が「移動式」ですので、立ち止まって淀んだりしないようにしよう。あれ、なんだか失笑な文章だ。

wo_sevenさんが予定調和を逸脱して「壊」していく感じ、実に非常に共鳴するのです。
wo_seven
投稿日時: 2005-11-30 16:36  更新日時: 2005-11-30 16:36
スーパーマン
登録日: 2004-9-4
居住地:
投稿数: 1571
 Re: その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
とってもいい曲ですね。
この曲を聴いて、つい最近の出来事から懐かしい想い出、記憶や記録にも残らない遠い過去に至まで、進歩という名の下に繰り返された時代の流れに埋め尽くされた人の心が蘇るような不思議な気分に浸れます。
いつも思うのですが、移動域音楽班さんの曲は名前の通り、いつもいろんな場面、場所を移動しているのですが、どれも共通していろんな意味での故郷の様なものを感じさせられます。それは一民族に捕われない共通して感じる様なものです。好きですねー。
移動式音楽班
投稿日時: 2005-11-28 23:45  更新日時: 2005-11-28 23:45
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 775
 Re: Grand_Portさん>その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
Grand_Portさん、コメントありがとうございます。
昔、水谷豊ファンだとばかり思っていたうちの姉さんが、ある日、ヒカシューの1stを買ってきて大音量を響かせた日には、の、のけぞりました(古い話だなー)。
平沢進は、もっと時代をうんと下ってからですね。戸川純や島崎和歌子(歌手だったんだ)の編曲をした曲ではぶっとびました。
どちらもエレクトロニクスのなかに、それぞれのやりかたで原初的ともとれる音の作り込みがされた部分に魅かれたものです。
そんな体験が、体質になってるのでしょうか?
いつもお聴きいただいて本当にありがとうございます。
あ、サヌカイトはすごく小さいやつで、全音しか出せないのですけど、私には充分なのです。
移動式音楽班
投稿日時: 2005-11-28 23:26  更新日時: 2005-11-28 23:26
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 775
 Re:ieieさん> その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
ieieさん、コメントありがとうございます。
なんだか、自分がとても理知的に曲作りをしているのかと、一瞬、錯覚しそうになりました。実は相当、無計画に作っているのです。てなわけで、録り進んでいくと、素人的な、いろいろな壁が立ちはだかってくるのですね。
楽器のチューニングが合わないとか(ガラクタが多いもので)、歌ってみたら、あれ?メロディが全然あわないぞ、とか。
そこで、そういう諸問題を、いかにもさりげなく隠蔽するためにあがくわけですね。無関係なトラック重ねたり。切ったり、貼ったり。しかし、どうにも上手く行かず録音しなおしだぁ、などと深い沼にはまっていくと確かにすんげえ時間かかります。あはは。
こんな制作過程ですが、イメージの流れにふっと乗れるといいですね。作品からお言葉のように感じていただけたら嬉しいです。
Grand_Port
投稿日時: 2005-11-28 22:40  更新日時: 2005-11-28 22:40
ドラえもん
登録日: 2005-6-8
居住地: 765プロ
投稿数: 1145
 Re: その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
アップされたすぐ後にDLしてたんですが、
仕事が忙しくて出遅れてしまいました。
若いときによく聴いていた
巻上公一とか平沢進あたりと近い質感を感じます。
鉄琴みたいな音はサヌカイトでしたか!
そういった楽器を使いつつも、
奇をてらっただけにならずに曲として完成度が高いのはさすがです。
何回聴いてもいい曲です!
ieie
投稿日時: 2005-11-28 8:32  更新日時: 2005-11-28 8:32
登録日: 2004-12-12
居住地: 弘前
投稿数: 1813
 Re: その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
この曲に限った事ではありませんが移動式音楽班さんの曲は具現化したい音のイメージがしっかりとあって、その地点に向かう音やアレンジの取捨選択がものすごい的確だなと思います。それに何よりどうやって考えてるんだ?と思わずにはいられない独特なフレージング。
そしていい意味で獲得できているポピュラリティ。素晴らしいです。
でもこんな曲作るのってすんげえ時間かかりそう。
移動式音楽班
投稿日時: 2005-11-26 0:29  更新日時: 2005-11-26 0:29
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 775
 Re: xkzmy59さん>その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
xkzmy59さん、いつも印象深いコメントをありがとうございます。
宗教学、人類学、心理学、そして美学芸術、と、多面的な視点からの「言葉」への問いかけ、xkzmy59さんの作品が様々なベクトルへ向かって放射される音とメロディのプリズムにも似たものであるように(すみません、私の印象です)、とても知的で、楽しく読ませていただきました。
そうですね、私もあの声明(及び超低音持続音類)というものからは、いろいろとインスパイアされた経験がありますが、声明から言葉の始源に思いを馳せたことはありませんでした。また、弥勒と言葉に関する考察も、翻って、一神教というものが神、預言者、教典によって言葉と分ち難く結びついていることを思うと、一理あるなぁ。新しい視座を提供していただいちゃったのかなと喜んでます。

私自身は、詩のラジカルな可能性というのを信奉していて、言葉が、普段結びつかないモノやイメージと結びつくことで生じる、摩擦や、新しい感覚を楽しんでいるし、一曲に一か所くらいは、そういうギラッとした箇所、入れられればなぁ、と思っています。難しいのですけれど。
xkzmy59
投稿日時: 2005-11-25 21:40  更新日時: 2005-11-25 21:40
59コラーゲン
登録日: 2005-4-8
居住地: 宮前区
投稿数: 1158
 Re: その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
勝手な解釈ですが、絵画が宗教と結びついて発展したように、
言葉は太古、呪術と結びついて発展したのではないか?
だから言葉は常にアニムスを内包していて、
人を支配する力を持っているんじゃないか?
たとえば「呪い」とか「暗示」などといったように、
なんてことを、考えたことがあります。
何処ぞのお寺で、多数の僧侶による声明(しょうみょう)の中継を
テレビで見ていた時だったと思います。
そして言葉を記録するための道具として、文字が出現することによって、
言葉は永遠にそれに隷属することとなってしまった。

なんてことを、この曲を聴いていて思い出しました。
すみません。曲の内容とはあまり関係ないですね。
でも自由な連想のトリガーとしても、この曲は非常に優れていると思います。

言葉を文字から開放出来る人が現れたら、それが弥勒と呼ばれる人だったりして。
移動式音楽班
投稿日時: 2005-11-24 23:43  更新日時: 2005-11-24 23:43
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 775
 Re: kuronekoさん>その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
kuronekoさん、コメントありがとうございます。
まず、ノイバウテンのblumeって曲ですけど、知りませんでした。きっぱりと、そういう表現、凄く好きだと思うので今度探して聴いてみます。
さて、私もサンプラーとか使って、そうだなぁ、「アームチェア・エスニック」とでもいえるようなもの作ってた時期もあるのですよ。まぁ、でも実際に楽器弾いてみると単純明快に「楽しさ」を感じるし、なんとなく求めている音にいつか到達できるかな、という期待感も感じられて、ほぼ演奏してます。その場合の問題点は、自分の能力以上のことはできない、ということですかね。「ここでこれ!」っていうのが不可能なことはままあります。今回演奏した楽器紹介しますね。

クラシック&エレキギター、送油ホース(振り回す)、サヌカイト、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、両面太鼓、シンバル、瓶、ギターケース

結構、小学生だということが伝わりますでしょうか。
私、多分、kuronekoさんと、聴いてきた音楽が結構近いんじゃないかと一方的に親近感感じているのですけれど、出てくる表現には幅がある。興味深い。私は一応、軽薄なニューウェーブの端くれ者のつもりです。
移動式音楽班
投稿日時: 2005-11-24 23:02  更新日時: 2005-11-24 23:02
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 775
 Re: ゼットンさん>その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
ゼットンさん、いつも「心」を感じるコメントをありがとうございます。
私もアイヌや琉球の民謡が大好きです。歌われている内容が多岐に富んでいるところや、収まらない感じに心惹かれますねぇ。口伝えで伝承されてきたものって、文字によるものとは違い、独特の強靭さを感じます。
一方、その過程で、途切れちゃったり、忘れられてしまったり、もしかして歴史に闇を投げかけているような何かがあるかもしれません。今、語り継がれていることでも忘れられる可能性があると言おうか。はかなく、ロマンチックですよね。
とうていそういった表現には及びませんが、自分の中にある何かを、オリジナルな表現にしたいな、とは確かに思います。
でも「壮大なミュージカルの様」は言い過ぎですぜぃ。増長します。
ゲスト
投稿日時: 2005-11-24 18:01  更新日時: 2005-11-24 18:01
 Re: その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
音の世界はまるで違うんですが、ノイバウテンのblumeって曲がなぜか浮かびました。「もし私の名前を知っているのなら、決してそれを口にしてはいけない」みたいな歌詞で各国語でバージョンがあるんですけど。言葉はそれ自体が力、みたいな言い方ありますが、上っ面のカッコイイ言葉として響いてなくて、すごく説得力を持たせる音世界なのが凄いですねー。
いまは色んなループとか使うとごった煮的な「ベッドルームエスニック」とでもいうかそういうのってわりと作りやすそうだし、その手の(都市的な?)安っぽいフェイク感もそれはそれで好きと言えば好きなんですが、移動式サンの音はそれと根本的に違う地に足が付いた圧倒的な何かがありますね。ほんとにキャラバンで世界各地を移動しながら演ってる感じがある。まさに「移動式」な。すごく生っぽいんですけど、もしかしてほんとに色んな楽器を生で演奏して録ったりしてるんでしょーか。なんにしろ、これはBGMには使いたくないな。じっくり聴き入りたい曲。
ゲスト
投稿日時: 2005-11-24 16:36  更新日時: 2005-11-24 16:36
 Re: その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
なるほどー、犠牲だから解読されてはいけないんだ、、深い。
私も旅が好きで(といっても国内ばっか)、アイヌの村や琉球の民謡が好きですが、その歌にもそれと似た様な事を聴いた事があります。時間をたぐっていってもどうしても分からないもの、ロマンチックですよね。でもそれらの歌はいつも生活と祈りと愛を歌ってた気がします。壮大なミュージカルの様なこの曲はオリジナリティーに溢れ、時折見せる悲しみの旋律がなんともいえず素晴らしい。ポチ!
移動式音楽班
投稿日時: 2005-11-23 22:58  更新日時: 2005-11-23 22:58
エージェント=スミス
登録日: 2005-9-24
居住地:
投稿数: 775
 Re: その祈りは解読されてはならない なぜならそれは犠牲だ...
一応、これ歌詞です。

(前奏) (ワーディング省略 ※イースター島古語 Rongo Rongo語による)

風に吹かれ丘の上、目を閉じた
そこは昔、故郷の町だった 二度とは戻れない

君は僕の大切な人だった
まるで君が今もそこにいるようだ 緑の木の下で

眠るあなたはまるで珊瑚になる
深い海の底、光を放つ

(間奏)

風に吹かれ、記憶の歌を口ずさんだ
その言葉をわかる者はもういない 二度とは戻れない

君となら僕はどこまでも行ける
祭りの夜、冒険に出発さ
全力で、全速力で

眠るあなたはまるで銀河になる
暗い夜の空に虹をかける

消え去った町の上で会おう
忘れられた言葉で歌をうたおう


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