【こちらからのつづき】
・・・・・・
ピーピピィ〜♪

君も鼻高々なんだね（笑）
･･･で、そんなお嬢さまに対して、僕にどうしろと？

ピ、ピ、ピ。。。

「それは私にも分かりません。あなたに考えて欲しい」って！？
そんな無責任な（笑）
でもきっと、お嬢さまはピアノをずっと弾いていきたいって想いはあるんだよね。

ピヨピヨぴよぉ〜。

そうか・・・。お嬢さまはやっと１人になれた夜中の短い時間に、
そっとピアノの鍵盤に指を置いて、小さく弾く時もあるんだね・・・。
分かったよ、小鳥さん。じゃあこんなアレンジ、どうだろうか？
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜


ぴ・・・ぴ・・・ぴよぉ〜〜(・_・、)

え？　良いって？　うれしいな♪
そう、たぶんお嬢さまにとってもっとも心を込めて弾いたこのフレーズを、
５回リピートさせて造ってみたよ。
ピアノが大好きなのに、いろいろ悩んでいるお嬢さまがある時ピアノを弾いていくと、
心の中からもう１人のお嬢さまが現れてきて、
弾いた音一音ずつを静かに追いかけて、指を鍵盤に置いていく。
「次の展開をどうしよう？」なんて考えなくていい。
大切で大好きなフレーズだけを永遠に繰り返すのだけでいい。
もう１人の自分が語りかける。
「ピアノが大好きな私はここにちゃんと居る。だから安心して」と。
心の奥底で、お嬢さまは本当の自分に出逢い気づく。
「このまま時間と自分を信じていけばいいんだ」と。
・・・ってイメージで造ったんだけど、どう？

ピピピィ。。。(;。;)

ありがとう。造ってみた甲斐があったよ。

ピヨピヨピヨ〜？

え？　こんなRemix曲を発表したら、お嬢さまファンに驚かれないかって？
ふふ、大丈夫。ジジ君なら分かってくれるよ。
何しろお嬢さまをこのGBUCに連れて来てくれた、もう１人の恩人だからね。
それに大切なのは、人にどう思われるかじゃないからね。
僕はそういったことをもう10年このGBUCでやってきたんだよ。
今更変な曲を発表したり、変な長文を書くことに対する羞恥心なんて
持ち合わせていないよ（笑）

ピヨピヨピヨ〜ん

こちらこそ、心からありがとうございました。
じゃあ、この曲ファイルをお嬢さまに届けてね。

ピヨヨ？

届ける方法は、宅鳥便でいいよ。

ピピっ？！

え？　お嬢さまはそういうことに疎いって？　そうだろうね。
じゃあ君がじかに届けてね。

ピッピピー♪

頼んだよ。いってらっしゃい(^o^)


小鳥は僕の庭から飛び立ち、お嬢さまの元にRemix曲を届けましたとさ。
おしまいおしまい。