>＞要するに「『やり逃げ』できない僕」
>平易な言葉で簡潔ですが、ぐうの音も出ないです。

（大爆笑！）　［※３分間くらい笑い転げてました］

だって、「やり逃げ」しようとしてこの曲、でしょ〜？　この曲どう見たって聴いたって、「やり逃げ」じゃないもの。だから。

＞要するに「『やり逃げ』できない僕」

平易な言葉で簡潔ですが、ぐうの音も出ないです。
なんで分かるのー

この歌詞、すごいです。聴き終わってから歌詞見て、「こんだけしかなかったっけ？」と思ったくらい、聴いてる間にいろんな意味を受け取っていたんですね。聴き直したら確かに、歌詞は書かれているとおり、それだけでした。

歌詞って、平易なことばで簡潔な方が良いみたい、と、ここのところ、歌詞を作りながら思ってましたが、う〜ん。すごいわやっぱりこれ。

暗い方向へ解釈する人も多いですけど、「今この場にいない友だちのことを気遣う」ようにも解釈できて、そういう両面をもっているという点でもすばらしい。

しっかし、どこが「やり逃げ」なんだ〜？
要するに「『やり逃げ』できない僕」ってことでしょうか

あ、友達いっぱいだけど、の人がキターーーーー

これすごい簡単な言葉で、子どもでも分かりやすいけど、分かったところで、子どもにも心配されて色々質問されそうな歌詞です。

すごく暗いんだけど、なんか、すごく気持ちいいんだよね。

＞う〜ん、皆さんのコメントのほうが、歌詞より深いような気がするのは気のせいでしょうか。

まずはこのコメントに涙しました！

やり逃げって言う割にはちゃんとした曲になってますね。
トム・ヨークっぽい！彼も友達とかいなさそうだし。

しかし暗い・・・・。この曲はお子さんには聞かせられませんね。（笑）

音的には最後のエレピがパンニングするところがかっちょいいです。

ここに来る人はみんな友達がいないんですよ〜。
そんでもって、そういう人たち同士でお友達になるんですね〜。
さあ、一緒に泣いてください。

う。。。悲しい曲。。
僕も友達少ないですが
コレ聞くとさらにドツボにはまってしまうような。
好きですけどね〜！！
クオリティが高い分
すごく感情移入してしまいまちた

説明書きのやり逃げトラックって.....　笑

ミックスのほうが打ち込みや録音より時間かかっていますからね。オケ自体はシンプルな繰り返しだけど、圧迫感と恍惚感が得られるようにがんばりました。

すごい。
聴いて思ったのが、
Thom Yorkeみたいなインナーに入った音。
歌詞については既にいろいろと書かれているので。。。

ほんと音が凄く、匠です。

すごいな〜

＞ゴドー待ちを裏返したような世界観

う〜ん、皆さんのコメントのほうが、歌詞より深いような気がするのは気のせいでしょうか。でも、いわれて、そうだと思い、それだけ豊かになったような気がします。やっぱり作品を発表するっていいですね。聞かれてはじめて作品として完成するんだなって思いました。ありがとうございます。

ゴドー待ちを裏返したような世界観に驚きました。
存在の不確かさを平易な言葉で表わすこういった言葉を
自分は見たコトなかったし、その言語感覚は、作詞家としての
norick.hさんと宗教学者としてのnorick.hさんが一体化した
証明になっていると思います。（当たり前な話ですみません）
生と死。自己と他者。すべてがあいまいになったような世界を見ました。

深いコメントですね。

他者なくして自己なしとか、主人は奴隷、主体は臣従なんてよく言われるけど、そんな自己に他者はあるのか、そんな主人に奴隷なんかいるのか、といったところでしょうか。普段、主体批判の立場の思想など読んでいるのに、こういう歌詞が出てくるというのは興味深いです。

Folkです。自分のなかでは、歌詞もメロディも。自分の生活にもっとも根ざした曲だと思います。昔から、自分には友達がいない、と思い続けてきたので。でも、そういう気持ちがないと友達とは付き合えないとも思っています。

こんなやり取りができる移動式さんは、もちろん、すでにお友達ですよ。

まずはお友達の関係からお願いします。

友達の存在によって自分の存在を力なく確認できる、そんな主人公は、不安が増幅され友達の存在にも自分の存在にも確信が持てなくなっていく、というようなシチュエーションがそこにはあるのでしょうか。

と、主語をぼかした表現で、感じた不安感って伝わりますか？

そんな感じがぼやけた関係の隙間から浮かんできます。ささくれた音が心象を描写しているようで、短時間に作るからこそピンポイントで焦点が当たることってあるのだな、と感じました。Folkなんですね。

また、友達がきましたかｗ。

深い読みをありがとうございました。歌詞を考えているときは、それほど理屈っぽくないので、後から色々考えられるのが、また楽しいです。

3曲続けて聞くと、3人とも暗くて激しいということが分かりましたね。バンド一人ズ、みたいな。ツカタンだけ意外に明るいんだけどｗ。

また友達が来ましたよ。w
友達という他者を歌っているけど、いつも以上に内省的な曲になってますね。
友達＝オモテ面の自分、建前の自分なんて考えて聴くのも一興でした。
そうするとこのザラついた質感が、妙に生々しくなってきます。
3曲続けて聴くと、なかなか興味深い世界が表出してきました。

歌詞は、心配させるような内容でしたね。まあ、本当の話ではないので。

「いない」というのが「帰っていない」のか「最初からいない」のかぼかして、歌っているうちに本人も曖昧になるような感じですね。う〜ん、うまく説明できない。他者の不在と象徴化、などと抽象的な言葉で言いきったほうが説明した気になれると思うのは、今、左脳が書いているからです。

こういう即興に近い形で作られた作品だと、深く考えて調整・構築することがないでしょうから、その人の音楽的な本能が露呈されそうで、ちょっと覗き見でもするような気分になりますね(笑)。
音にはnorick.hさんならではの鋭い美意識が表れているように思います。独特の質感ですがやはり綺麗な音ですよね。
歌詞のほうは最初は聴いていて不安感がありましたが、途中の「祈る　タラッタララ･･･　歌う　タラッタララ･･･」のところで妙に安堵感がありました。
ちょっと幻想的で夢の中の様々な漠然とした感情を呼び起こされるようです。
norick.hさんの儚げな声と歌い方もいいです♪

コメント返ししたら、また、友達がきました。

そう、アルバムの中にこんなのがあると、まったりして和みます。こういうのをシングルにしてしまうRadioheadの域にはなかなか、ですが。

友達がきました。

xkzmyさんの曲、聞いて、嫁を駅まで迎えに行くあいだに、メロと「友達はいない」という言葉を思い浮かべて、一応夫婦の会話を楽しんだ後で、ががっと。はっはっは。

でも、こういうエレピのざらついた、ビットクラッシャー噛ませた曲、いつかやりたかったんだよねえ。

やり逃げ、という割にはしっかりした歌詞（少なくとも僕からしたら）。
しかし歌詞のシンプルさ、隙間の多いトラックによって
いろいろ想像させられました。
アルバムのうちの１曲に、こういうのあってもいいと思います。

お友達お自認するヲイラが来ましたよ。
ってそういう意味じゃないんですね。
さっき井草見さんのコメントにテレパスデーですね
って書こうかと思ってヤメたんですがまさか
ツカタンの投稿はないっすよね。
　僕もソッコーで曲作ってアゲちゃうこともあるけど
さすがにnorick.hさんらしく音色のざらついた手触りというか
なんか納得いく音作りになってますよ。
　それにしても歌ものでヤリ逃げってありえん！

歌詞といっても録音しながら考えたものですが、、、

＊＊＊

友達はいない　家路についた
友達のいない　部屋で一人
歌う

友達は本当に　家路についたのか
それだけが心配で　一人たたずむ
祈る
歌う

友達は　いない
友達は　いない
ああ…