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廃線のある情景

廃線のある情景

TheKanders
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TheKanders
再生 307ソフト GarageBand(Mac)ライセンス 表示ー非営利ー継承投稿日 2007年4月7日
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夕張はかつて活気に溢れ、力強い町でした。蒸気機関車が煙を上げ、高らかな汽笛とともに走り過ぎていく。人々の喜怒哀楽に溢れかえった生活の匂い、私もその地で泣いたり笑ったり、歌ったり踊ったり。しかし、今、そこには本当になにもない平地があるだけ。廃線といっても線路も撤去されている。昨年、その線路跡を歩き、踏み切りあたりで、機関車が通り過ぎるのを待つ人を真似て、かつての我が家があったあたりを眺めました。我が家はその平地の下。あまりにも眩しく澄んだ青空に、全くといっていいほどの静寂を思い知らされる。漢詩の教授が「寂」とは、荒涼とした景色の向こうにひっそりひとつ桃の花が咲いているようなことだと教えてくださった。頭でなるほどと思ったが、そのとき、寂しさ、侘しさが文化であることをちょっとだけ知ったような気がする。 故郷・夕張は廃墟の宝庫。その廃墟に命を求めようとする心象風景を音にしただけの作品。全くの個人趣味ですが、中には気に入ってくれる人もいるかなと思っての投稿です。夕張というと、昔の夕張しか語れないのです。写真はかつての「南大夕張」駅に保存されているラッセル車です。ロボットではありません。保存会があって保存に尽力しています

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