> 美しいです。

うれしいです、ホントに。
ちょうどこの曲を発表し、クロネコさんにコメントをいただいた時は、
私もGBUC発表曲の中で唯一「ヘッドフォンのアリス」を聴いていて、
感じた気持ちを伝えたいと思っていた時でしたから。
ヘッドフォンのアリス
小さく細くてもいいから、つながりを大切にしていきたいと思いました。

> ただ美しさに息をのむだけ。

凪さんがこの曲を聴いて下さったことに、
残して下さった言葉以上の気持ちを想像して、
うれしくなりました。感謝♪

> この世界に暮らしていて素晴らしいことの一つには、色があること
あぁ・・・、いいなぁ、そのフレーズ。その気づき。
音楽班さんは本当に「大切なもの」に目を注いでいる人ですよね。

> 色に心情を託され放射されるように、滲み、沸き上がり、
> たゆたい、踊り、舞うような音の様子
移動班さんのコメント自体が、美しい音楽のようです！
うれしいです。

> 世界は色で溢れています。
そう。
そしてその色を感じ取れるこちらの気持ちを、
磨いていきたいものです。
それが一番難しいのですけどね(^_^;

★なりさん
お返事遅くなってしまって、本当に失礼しています。

> 厳寒の冬でしょうか。
> 私にはオーロラと雪の結晶が見えました。夜の冷厳とした空気に聳え立つ峰々も。
こうした素敵ななりさんの感想が聞きたくて、本当はもっと曲をUpしたいのですが、
自分の力量不足で残念です（笑）

> 無数の黄金の葉が舞い落ちるなか、何かが踊るように駆けてゆく
曲を作りながら自分がイメージしたものが、聴き手にも伝わっていることに感激します。

> どちらも、まるで人間のいない世界を感じさせます。
そういう世界に、しばらくの間、何も考えずに暮らしてみたいと思ってます（爆

> 文芸精神と言語能力の乏しい私
なにをおっしゃる！！（笑）

> 泣いてしまいました。
私もいっぱい泣きたいです（謎w

★ゲストさん（確か、infinityさんでしたよね？）

お返事遅くなってしまって、ごめんなさい。
もうこちらGBUCを覗くことはないのでしょうか？
それともお名前を変えて、活躍されているのでしょうか？（笑）
私も何度もここから離れそうになりながらも、
「自分のペースでいいんだ」と分かってから、
しぶとく残っています（爆

> 宇宙を地球の周りから眺めているような

外の宇宙も、インナーユニバースも、同じだなって思っています。
昔のフランスの哲学者パスカルの言葉（パンセ）にも、
そんなのがありました。
曲から遙かなるものを感じて下さって、うれしいです。

私もゆっくりやっていきます。

> 明治の文豪のような説明に引かれて、中身を聴きました

説明文からもイメージをふくらませて下さって、うれしかったです。
神保町古本屋街を回っていた学生時代は、
自分の人生の中でも一番勉強してた時代でした。
今はその「遺産」で暮らしているようなものです（笑）

> またはyuuichik さんが目指しているだろう、美意識の世界

gigoさんの作品にも、目指している美意識の世界を凄く感じます。
私もGBUCに４年弱前から関わり、曲造りを再開するようになって、
自分が目指しているものが何なのか、少しずつ分かってきて、
それが自分の支えになっているのを感じてます。
そんな世界を、これからも極めて行けたらいいなと願っています。

☆★皆様、ご無沙汰しています。
発表した曲を聴いて下さり、感想書いて下さったこと、
本当にうれしかったです。
励みになりました！
なのに、お返事をずっと返せなくて、本当にごめんなさい！！

お正月休みになり、ゆっくり眠ることができて、
少しエネルギー貯まりました（笑）
遅くなりましたが、お返事させていただきます。


★野武雪さん

> yuuichikさんはこれでしょう！みたいな

「初音ミク」シリーズは不評だったようですが（笑）、
この曲は気に入って下さって、ホッとしています♪
（いやー、正直に言って下さる感想は、本当に参考になります）。

この時期あたりは、曲に向かい合って造り込んでいくことが、
いろんなことを乗り切っていく「すべ」でした。
いつも気にかけて下さって、ホントに感謝です。

美しいです。

kuro / tails

ただ美しさに息をのむだけ。

この世界に暮らしていて素晴らしいことの一つには、
色があることだと思うのですが、
例えば生きていることに繋がる色や、反対に生きていないことを示唆している色や、
歓びの、悲嘆の、ぬくもりの、つめたさの、
世界は色で溢れています。

言葉がそれらの色に心情を託され放射されるように、滲み、沸き上がり、たゆたい、踊り、舞うような音の様子に、そうした気配を感じました。
美しいです。

この曲を聴きながら、自然に目を閉じていました。

前半部分は厳寒の冬でしょうか。
私にはオーロラと雪の結晶が見えました。夜の冷厳とした空気に聳え立つ峰々も。

後半部分はまるで童話の世界にだけあるような秋。
無数の黄金の葉が舞い落ちるなか、何かが踊るように駆けてゆく。

どちらも、まるで人間のいない世界を感じさせます。
非人間的、と言いたくなるまでにあまりに美しいので。

文芸精神と言語能力の乏しい私には、この曲から本当に受けたイメージを充分に表現できなくてもどかしいのですが、聴いている間、幽玄の世界に漂うことができました。

泣いてしまいました。
聴かせていただいて、ありがとうございます。

とても美しい作品ですね。
宇宙を地球の周りから眺めているような気に
なりました。

美的センスを評価させて頂きます。

最近ロシア系の女の名前の、ジャンクメールがかなりあって
ついついそんな事を考えてしまったけれど
明治の文豪のような説明に引かれて、中身を聴きました。

まさしく、 説明の書き方も含めて、
創作上のテクニックなど考えさせないくらいの
yuuichik さんを支えているだろう、
またはyuuichik さんが目指しているだろう、
美意識の世界を感じました。

うはぁ、待ってました〜ってな音です
yuuichikさんはこれでしょう！みたいな。

深く、丁寧に作り込まれた音ですね〜。
しかも２部構成の大作で、感動的でした。

その頃、たくさんの詩を読んでいました。
トラークル（1887-1914）の詩集も愛読書でした。
当時は雰囲気優位で味わっていた世界が、
二十数年を経て、感慨も新たに心に染みてきます。
そんなことも想いながら、曲を作っていきました。



ソーニャ

夕暮れは古い庭へと帰ってくる
ソーニャは青い静寂を生きている
野生の鳥たちはさすらいの旅へ立ち
秋の静けさの中　その樹はさらされて立っている

ソーニャの白い命の上
ひまわりは優しくうつむいている
隠された傷口は赤く
暗い部屋の中で息づいている

青い鐘が部屋に響いている
ソーニャは静寂を歩んでいる
死にゆく獣たちが最期の別れを告げる
秋の静けさの中　その樹はさらされて立っている

ソーニャの白い眉の上
太陽は変わらず照りつけている
雪がソーニャの頬を濡らし
眉の荒野に降り積もる


ゲオルグ・トラークル 作「孤独者の秋」より
yuuichik 訳