コメントありがとうございます。
映画音楽は好きなので、ご感想とっても嬉しいです。
元来がヴィジュアル畑の人間のせいか、音楽を作っていても、
すぐに映像をくっつけたくなったりもします。
ただ、インスピレーションを受けた映画そのものは、
この曲とはぜんぜん雰囲気違うと思いますけど。^^;

何だか映画の世界に引き込まれる感じです。こういう感じってあこがれます。クラシックやってたから自分は映画音楽系が合っていると思い込んでいたけど、実際作ってみるとちょっと違っていたり、皆さんの新しい才能や感性を聴くと、これがインストってやつか〜と感動してしまいます。音だけで映像の世界に引きずり込むのはすごいことですね。是非参考にさせて下さい。

コメントありがとうございます。
タルコフスキー、うん、実はちょいと「サクリファイス」も
イメージしてました。

終末って、過去においては「いきなり断ち切られるように
終わるもの」というイメージが強かったのに対して、
今世紀になってからは「じわじわとフェードアウトしていくように
消えるもの」のようなイメージになったように感じます。
核戦争と温室化現象の違い、みたいな感じで。
そんなこんなで、この映画は、なんだか自分の気分に上手く
マッチしていて、それで曲がスムーズに完成できたのかも。

世界に漂うエーテルのような音、そんな気配が捕らえられていたら
望外の喜びですね〜。

アートワークと説明で、私はどういう訳かタルコフスキーを思い出してました。
終末という日が来るとすると、その日をどんな気持ちで迎えられるのか想像もつきません。これは現実に終末というもの（宗教的な意味でのではなく）が起こりうる事態に直面した20世紀以降の芸術家にとって、一つの主要なテーマであったと、いや過去形じゃないな、であると思います。
感情などの彼岸で、世界に漂うエーテルのような音を捉えたといいましょうか、そんな風に感じられました。

コメントありがとうございます。
お楽しみいただけましたでしょうか。
でも、尊敬なんかしちゃイヤん。
私だっていつも、「いつかTsunekazuさんみたいなカッコよくて
フロア映えするテクノやドラムンベースを作りたい！」って
憧れてるんですから。

>鐘の鳴る辺りからがシビれる〜

やっぱ自分の快感原則、これだけは外したくないですね。
共鳴していただけて嬉しいです。

コメントありがとうございます。
地味で長いのに付き合っていただけて、嬉しいです。
大作っつ〜か、何だか長くなっちゃっただけなんですけどね。
完成度高いですか、嬉しいなぁ。
お気に召していただければ幸いです。

コメントありがとうございます。
バイオリンの表情、これは音源様々です。
特に冒頭のソロは、Miloslav Philharmonic様のおかげ。
ご指摘の展開、自分でも気持ちよく作れて気に入っているので、
お褒めいただけてとっても嬉しいです。

>フラジョレット

う、また知らない言葉が…。
調べてみたら、さっきググったハーモニクスと同義みたいですね。
私、奏法とかって、レガートとスタッカートとピチカートくらいしか
知らなくて、オケ音源買って、初めてスピカートだのデタッシェ
だのっつー言葉を知ったくらいでして…。

ヤナーチェクって、あんまり良く知らないんですよね。
今度聴いてみよう。
自分では勝手に、ペルトと伊福部とナイマンの影響が
でちゃってるかな〜、なんて思ってました。

コメントありがとうございます。
リスナーとして映像的な音楽は大好物ですので、
映画のワンシーンが浮かぶようというご感想、嬉しいです。

音階、独特でしょうか。
GBUCではいつも、「オリエンタルだ、オリエンタルだ」と
言われ続けております。

ピアノの音とタイトル、どちらも思い入れ大なポイントだったので、
そこに反応していただけて、これまた嬉しい。

コメントありがとうございます。
目に見えない終末ということで、あまりダイレクトに滅亡っぽい
ニュアンスは避けたかったので、希望がない訳ではないという
ご感想、とっても嬉しいです。

"幻日"ってのは、太陽が複数見える大気現象です。
英語で言うと「いつわりの太陽」というそうで、
そんなイメージに惹かれてタイトルにしてみました。

またまた鍵盤へのご反応、嬉しい嬉しい。
ホーンは、コルヌーという、ホルンのご先祖様のような、
ローマ時代の古代楽器の音を使ってみました。

コメントありがとうございます。
誰も知らないところで、世界は既に終末に向かって動き始めている、
なんてイメージがあったものですから、諦めとか静かな決意とか、
そういうご感想をいただけて、とっても嬉しいです。

私のMacも、Mac mini（つまり中身はiBook）なんで、
決してスペック的には良くはないですよ〜。
トラック数はLogicExpressの方が融通がきくので、
オケ系の曲を作るときは、ガレバンではストリングスを
１トラックにまとめて作業して、LogicExpressでトラックを分けて
ミックスダウンする、なんてやり方もします。
確認してみたら、この曲は19トラック使ってました。

コメントありがとうございます。
ピアノの音、けっこう凝って作りこんでみたつもりだったので、
反応していただけて、とってもとっても嬉しいです。

背筋が伸びていくというご感想も、全体に凛とした雰囲気が
欲しいな、なんて思っていたので、これまた嬉しい。
ア〜ンド、荘厳な感じってのも、またもや嬉しいです。

コメントありがとうございます。
野武雪さんへのレスにも書きましたが、インスピレーションの源が
『世界終末十億年前』という小説を基にした映画なので、
いわゆるジ・エンドって感じとは違っているかもしれません。

>ハーモニクス

知らない言葉なのでググってみたら、奏法なんですね。
ちなみに右のヴァイオリン、JamPackの特性を生かして、
音域外（たぶん）の音も出しちゃってます。

あ、以前いただいたアドバイスを参考にして、今回、
タイミングに少しヒューマナイズかけてみました。

コメントありがとうございます。
こういうの作りたいなんて、素晴らしい賛辞、嬉しいです！
で、実は以前、自分の入眠用の曲を作ったことあるんですけど、
ほとんど実生活で使った試しがありません。

曲と映画の内容と直接はリンクしていないんですが、
映画が「世界の終末へのカウントダウンが静かに始まる」ってな
話で、そのイメージにいたく刺激されて曲が出来上がったので、
滅びの静けさと、諦念の甘美さが、曲に加わっていてくれていれば、
これはもう望外の喜びであります。

gtさんの懐の深さを感じさせる曲ですね。
こういうのを簡単に作れるgtさんを尊敬しちゃいます
ほんと、みなさんが言っているように大作ですよ〜。
鐘の鳴る辺りからがシビれる〜。

見た事のないロシア映画を想像しながら聴いています。
世界の終焉？　でもまた静かに醗酵がはじまってくるんでしょうか。
完成度のたかさ、ホント大作だ〜

ご無沙汰しております。
バイオリンの表情付けの素晴らしさ。
ピアノ＋トロンボーンの後の弦の展開の見事さ。
フラジョレットの繊細さ。
なんてことを聴きながら思ったんですが、
なにより主題の完成度の高さと、曲全体の展開が素晴らしいです。
失礼かもしれませんが『ロシア生まれのヤナーチェク』を連想しました。

「ロシア映画を見たら」というところからも、寒いところの音がしますね。
映画のワンシーンが目に浮かぶようです。
独特の音階が何とも言えない悲しいような、でも希望があるような雰囲気を作っていて素敵ですね。
途中の重いピアノの和音がとても好きです。
「幻日」というタイトルにも惹かれます。

いいですねぇ．世界の終末なんですけど，でも希望がない訳ではない，という感じを受けました．その時に見える"幻日"なんでしょうか．
最初のテーマが流れた後，突然ホーン(トロンボーン？)のソロに鍵盤がゴーン，ゴーンと刻まれてくるところが印象深いです

アルバム・アートを見て、核爆発なのかなと思いましたが、違いましたね。発酵していく陽光だったんですね。
いろんな映画を思い出しました。ハリウッドじゃないやつを。
諦めなのか、静かな決意なのか、
淋しいのか懐かしいのか区別がつかない光景。
夜明けなのか日没なのかどちらともとれるトワイライト。

僕もオーケストラ系統を作ってみたいのですが、なんせ音源が貧弱でとてもできません。きっとトラック数いっぱい使うんだろうなー、ということで非力な僕のMACではちょっと難しいのかな。

でも、「幻日」を聴いてひとつ閃きました。やっとみたいと思います。ありがとうございました。

途中から入ってくるピアノが、出だしの音達とのコントラ
ストを強めてとても響く感じでした。背筋がだんだん伸び
ていくような、荘厳な感じを受けました。決意みたいなも
のを感じて、しばらく頭の中にある悩みや不安を整理した
りしながら、聴いています。

それぞれの音の入り方、鈴のしゃん、、ゾクゾクします。

終末、というようなイメージはあまり浮かびませんでした。心休まる曲です。右チャンネルのハーモニクス（かな？）がすてき。gtさんはほんと、音使いがとても繊細ですね。

良いなぁ。こういうの作りたいなぁ。

寝る時に聞く曲を自分で作りたいんですけど、
いっつもうるさい展開にしちゃってダメなんです。

全編静かでありながら、ドラマティックで
丁寧に作り込まれていて飽きさせず。
そして暗くて良いですね〜。

でも、この曲の暗さはなんでしょう？
なぜか幸福を感じる。希望を感じます。

終末、レクイエム…
でもそれは輪廻なのでしょうか？
再出発なのでしょうか？

今日はこれ聞きながら寝ようzzz

コメントありがとうございます。
テンポが遅いせいもあり、曲が長くなっちゃったんですけど、
おつきあいいただけて嬉しいです。
壮大で、寒くて、少し暗いのは、ロシアの影響ですね、きっと。
ちょいとシーズンオフだったかも。

>いったいそのロシア映画はどんな映画なんだろう。

え〜、ナニガナンダカワカンナイ映画でした。
ちなみに舞台は中央アジアで、寒いどころか、実は逆に熱い感じの
映画なんですけどね、荒涼とはしていました。

凄い、大作ですね。
まさに、映画音楽の様で、映像が浮かぶようです。
いったいそのロシア映画はどんな映画なんだろう。
なんか、壮大で、寒くて、少し暗いイメージがわきました。
そして、最後までとっても丁寧に創り込まれてました。
流石ですね。