satさん

なんだか久しぶりで、
オーケストラ（オペラ）版トリスタンとイゾルデ
聴きながら書いています。

下にも書いているけれど
リストのピアノバージョンも好きで
時々引っ張りだして聴いています。

gigo版を聴いてくれてどうも、
　

トリスタンとイゾルデ…聴いたことはありませんでしたが、
とても有意義な時間を過ごせる気分になりますね

こういった哀しい雰囲気の旋律、
とても好きです。
哀しみと、喜び、終盤は不穏な雰囲気を描いているように感じます。
ワーグナーだけでなく、クラシックを聴いていると、よくそういった感情が見えてきますね。

この曲の最後の不穏な旋律を聴いていると、
チャイコフスキーの悲愴第4楽章の、最後のゆっくりとした動きである約2分間を思い出します。

悲愴がチャイコフスキーの遺作のようですが、あの旋律は本当に「死」をイメージしてしまいます

Grand_Portさん
うははは、いや確かに時代がかった大ネタで
「不謹慎なー！」って、一部熱狂ファンから怒られそうですね。
まあ現代的には「トリスタンとイゾルデ」という選曲で
エレキギター全盛時代だったら「運命」ですかね。

めったにクラシックを聴かない人に、
始めにこれを聴かせて洗脳しちゃおう！！
な〜んてコンタンです。

コメントどうも、

うほっ、　トリスタン！
これはまた大ネタですね。
原曲はエモーショナルというか官能的な作品なんですが、
主要なラインはけっこうそのまま使ってるような感じなのに、
こちらは弦のアタックの擦った音を強調する奏法なんで、
全然雰囲気が違っちゃってますね。
ミステリアスでヤバい雰囲気。
タンバリンがいろんな定位で鳴っているのもすごくおもしろいです。

kagenさん
この曲は、気持ちをちょっと不安定にさせるような所があって
そのエモーショナルな感覚に踏み込んで
反対に心地よさに感じるようになると、クセになりますね。
ある種の毒とでも言いますか。

>土着的な猥雑な魅力
この作り替えの方向は、そっちに取ったつもりなので
そう言われると、とてもうれしいです。

どうもありがとうございました。

癖になる曲の一つだとボクも思います。
あの不思議な妖艶な雰囲気、そうそうこんな感じ。

タンバリン。至極 独創的だし、土着的な猥雑な魅力も出ているようで、至極効果的だと思います。

この曲自体、癖になりそうな曲です。

yuuichikさん
この曲は禁断症状が出ると、やたら聴きたくなる時が襲って来て
何日か続いて、しばらく経つと治まりますね。
すてきな魅力がある曲です。

ずーっと以前は、
漠然と何度か聴いたことがあるくらいだったのですが
数十年前にゲイリークーパーの「武器よさらば」（だったと思う）
を見た時に使われていたのが、ひとく印象的で
さらにやはりゲイリークーパーの「昼下がりの情事」
でも使われていたのを思い出して
その後、あらためてじっくり聴き直したという経過があります。

人が何かやってると、よく「あっれ！？」って感じになります。
特に映画音楽で、クラシックが非常に効果的に使われていたりすると。

下にも書いたように、ジプシー的な濁ったバイオリンに
合わせるつもりもあって、タンバリンをかなり入れました。
ですからテンポもそれに合わせています。
もしかしたらタンホイザーで使われるカスタネットに
だいぶ影響されているかもしれないですね。
ジプシーと書いた言葉も、ここでよく使われるケルティックと
同じくらい曖昧なものなのですが。
ちょっと線の太く響くバイオリンと言う意味で使いました。

コメントどうも、

この曲、学生時代、むさぼるように聴きました。
今手元にあるのは、カラヤン指揮ウィーンフィル、
ジェシー・ノーマンのソプラノのCDです。

オーケストラ版だと、絹の旋律が
多重相の波に呑まれながら、
これでもかとロマンティックに響いていくのですが、
gigoさんの編曲版だと、もっと厳しくなりますね。
もしかしてクロノスカルテットが弾くと
近い響きになるかも知れない。
必要以上に響かせすぎず、
むしろ響きを切り上げるように刻んでいく。
残響をほとんど廃した瞬間に見せる蒼い闇こそが、
このオンガクの本質であるかのように。

刻むタンバリンが独創的です。
あたかも静かな舞台の上で、ソロで踊るダンサーのように、
この曲の持つ孤独さにスポットライトを当てているようです。
gigoさんの個性が光る編曲ですね。

xkzmy5さん

>やっぱこれはコメしないとな、と思いまして。w
井草見さんのユーザー情報に「トリスタンとイゾルデ」があるのが、
前から気になっていて、いつか冒涜したかった。w

>一番好きなオペラなんです。
オペラとしては、ダイジェストでしか聴かないけれど、
いろいろな面で気になっている曲です。

>4時間半。
まあ、どうも時間をとってもらってと言うより、
良いチャンスでまた聴き直せたでしょう？？！と言っていいのか？

>それにしてもあのスコアから削ぎ落しを考えるとは恐れ入ります。
>幽玄な弦じゃないから、さすがにあの官能性は薄れているけど

今回の冒涜はホドホド程度で、元はかなり尊重したつもりです！？
緩やかな大きな波のような、スローモーション感覚は省いたので
と言うより、気の短いWebのお客には向かないと思えるし
たたみかける旋律に、浸透して行く毒のような
ざらついた甘さを持たせたかったんですが、どうだったでしょうね？
(お前だけそう思ってるって言われそう！）

>デ・キリコの『トリスタンとイゾルデ』用前奏曲でしょうかね。
デ・キリコが、そういうタイトルの絵でも描いてるんでしょうか？
それとも舞台のデザインをしたとか、かな？

ワーグナー右翼に刺されないように、
外出時には、気をつけないといけないな〜！！

--
そうそう、そのうち井草見さんも作らないですか？

やっぱこれはコメしないとな、と思いまして。w
一番好きなオペラなんです。
これを聴いて久々に全曲一気聴きをしました。4時間半。
それにしてもあのスコアから削ぎ落しを考えるとは恐れ入ります。
幽玄な弦じゃないから、さすがにあの官能性は薄れているけど
そのかわり機能性や和声に対する冒涜感が増してますね。
デ・キリコの『トリスタンとイゾルデ』用前奏曲でしょうかね。

darth_GUNさん
>クラシックのカバーですか？
ええ、そうです。オーケストラで演奏されるときは、もっと緩やかな、やさしさのある曲ですが、かなりテンポを早めました。リストがピアノ曲に作り替えていて、そちらは少〜し早いです。でも、これほどではありません。

不協音的に聞こえるよう、音を操作して強調しています。ジプシー的な、濁った音にしたかったというのがあります。

どうしても削り落とせない音が多くて、ちょっと中途半端になってしまったと言えなくもないです。できれば、３〜４人くらいの編成に聞こえるように、したかったのですが。でも、もともと生演奏の再生は目指してないので、誤解を受ける説明かもしれません。

>いい勉強になるでしょうね〜
勉強と言うより、どの音を残して、どの音を削って、弱めたり、強くしたり、ずらしたりの加工の過程が、究極のオリジナルの鑑賞のようにも思えます。

たぶんわかると思うけれど、MIDIファイル (CCライセンス) を操作して作っています。クレジットはMP3ファイルにあります。コメントどうも、

クラシックのカバーですか？
面白そうですね

クラシックのコードって本当に
不協和音と紙一重で凄いものがあるし、
いい勉強になるでしょうね〜