「また来るよ」
と囁きつつ
「もう来ない」
繰り返される
夏の一生

今はそんな振り返りの季節ですね。

アコースティックギターっぽいサウンドが
至極効果的ですね。

夏も終わりかぁって、しみじみ思いました。

僕はコード先ではなく、メロディ先なのですが、コードを当てはめると数が少なくなることが多いですね。特にこの曲を作っていた時期は、ダンスミュージックの影響もあって、単調な反復のなかで動きを出すような曲作りになっていたかもしれません。

空気感を褒めていただいてありがとうございます。暖かみのあるマイクアンプのおかげかもしれませんが、いろいろなヘッドフォンやスピーカーで時間をかけてミックスを練っている苦労が報われます。

ほぼ３コードでこんないい曲作れちゃうんですからねぇ。理想的です。
どこかオールディーズな雰囲気のサウンドが、歌詞ともピッタリ合っていてさすがだなと唸りました。
録音された音に含まれた空気感がまた凄くいいんですよね。
素晴らしいと思いました。

あ、今のせみの鳴き声は僕でした。

うまいっ！

セミの一生ならぬ、夏の一生。男の子の一生は、一生続きますなぁ。

そうそう。ぼうっとしているから、些細なことが鮮明に記憶に残っているんですよね。

そんなことを昔文章にしたものがあるので、よかったらひまなときにでもぼうっとしながら読んでみてください。

ナツヤスミ
http://www.twitlonger.com/show/n_1rm6l8f

子供の頃の思い出で夏のイメージが多いのはやはり
暇な時間が多すぎて自省的になってたからなのかなーと思ったりしました。

ボーカルがいいですね！とくに　あーはっのところが。

この歌詞をはじめに作った頃に比べると、今はまたさらに公共の表現が性を回避しているようにも思えますね。

だからこそ、オレは歌うのだ！

と力むのもどうかと思うので、さらりと爽やかに♪

ちょっと赤面してしまいそうな歌詞を
さらりと明るく歌いあげてありますね〜
少年時代かぁ〜ああ遠い昔...
そんな気分だったような記憶がちょっと
蘇ったような気がしました...

夏の一生

GCGD7
CDCD7

かわうそのような目をして、もだえていても
つかまらない魚の目を、ただのぞいていても
そこに、ああ、何も、ない
濁流にもまれて夢精をするなんて
ああ

いかつい夕日に睨まれて、遊んでいたら
道に迷ったついでに西瓜を盗む
とても、ああ、ぬるい、なぜ
ずるい友人のせいだと言い訳する
ああ

プラネタリウムの夜空に見飽きてしまえば
しゃべり疲れて、声を無くしてしまえば
そこに、ああ、いられ、ない
線香花火は待ちきれぬ僕の導火線
ああ

CGCGCGD7D#F

暗い森を踏み散らして、かぶと虫をあさる
苦い蜜に群がって、けんかとセックス
僕の、ああ、未来、かな
半ズボンがきつすぎて、もう歩けない
ああ