お聞きいただいてどうもありがとうございます！

お徳用です！（笑）

あぁ〜、なるほどぉ〜。いや、雨の印象を持たれるのはどうしてかなと、ちょっと考えたんですが、どうでもいいかと思いすぐに考えるのをやめていたのですけども、なんとなく分かりました。
B. J. トーマスだったのかもしれませんね。

趣味丸出しの曲と書いたように、確かにこの曲はバカラックみたいな曲を作りたかったんですよね。
そう言えば「雨にぬれても」のハネ具合と同じ感じですもんね。なんとなく納得しました。勝手に。

実を言うとこの曲は、陽だまりのような空気を出したかったんです。
そしてAメロはテクテク、とぼとぼ歩いてる感じ。Bメロは立ち止まって空を見上げてため息をついている感じ。そんな裏設定があります。
天邪鬼だからか、青空を見上げるとなんだか感傷的な気分になる変なタイプの人間なので、陽だまりの中で青空を見上げてため息なんです。（笑）
歌と詞をお願いした凪さんにも敢えてこのことは説明していなかったのですけどもね。
でもイメージしていた核心とも言える部分についてだけは凪さんにお伝えした上で、でもそのイメージには関係ない詞を付けていただいて構いませんよとお願いしていたのですね。
そうしたら、私が漠然とイメージしていた事柄を、巧みに核を残しつつも全然違う話に置き換えて、歌って下さったのですよ。
自分の手を離れた後は、聞き手が自由にイメージしていただいたらいいと思ってます。自分がイメージしていた感じは表現できていると思ったので、後は軽やかにスキップしている感じとか、雨が降っているシチュエーションに合うと思うとか、背中合わせで歌っている感じとか、それはもうどんどん色んなイメージを持っていただけたら嬉しいのです。

名曲と言っていただけてこの上ない喜びです。私自身も気に入っている曲だったのに、思い入れが強いからかうまく歌詞をかけなかったのですが、凪さんにお願いしたお陰で陽の目を見させてあげる事ができました。