ご無沙汰です。
すっかり音作りがプロっぽくなっちゃって、その成長ぶりに、あぁ、学校で音楽の勉強をしっかりするとこんな風になるのかと感心しました。
前回の曲の歌も良かったです。なんか歌いなれてきた感じがしました。
個人的には歌に対して苦手意識があるので、歌ウマな人が羨ましいです。

残念ながらキューピーさんとのやり取りはなかったのですが、とても残念に思います。
自分自身、しっかり生きなくちゃと戒めたいと思いました。

まず、純粋に音楽として聴いたとき、
出始めの音がすごく立体的に、3D的に響いてきたのに驚きました。
ちょうど対面する距離から、
私の体の中を、左から右へと、
透明な音の膜が、移動していく感覚。

音の質感は、とても無表情に、一見聞こえました。
しかし刻む音が、やや速めであることから、
時間がこうも無情に過ぎることへの、
哀しみを秘めているのかも知れない・・・とも想像しました。

「黙祷」の、YsaeKさんなりの音楽化だと感じました。
また、音楽化することで、記憶と想いをその中に閉じ込めておける。
それが音楽家としての追悼の有り様だと感じました。

「爻-まじわる-」と付けたタイトルに、
キューピーさんへ追悼を、
意味ある次元へ昇華させようとする意志を感じました。
同時に、作家としてのYsaeKさんの卓越した審美眼を感じました。
素晴らしいです。

シーケンサーのメトロノームクリック音のような音にYsaeKさん節で徐々に、
ドラマチックに展開して行きますね。この手の曲が街で流れてたらYsaeKさんの曲を思い浮かべると思います。曲と作家が結びつくというかそういう感覚でしょうか。

アートワークの字体、宇宙人みたいでカッコいいですね。
「爻」←あ、「まじわる」で出てきた。私のマックにも入ってました。

なんか最初、拍子が木魚に聞こえてしまいました。
GBUC にキューピーさんが登場してからのいろんな思いが、
まさに交差してゆきます……。

ウッドブロックの音が...ディレイの音...と思いきや途中からリズミカルに...
Beat720さん同様深い響きを感じました。しかしよくこんな字知ってますね。

キューピーさんは本当に残念です。自分もいつかギター弾いて頂こうか、と
思っていましたのでね...しかしお会い出来るのは間違いなく私の方が先でしょう...

キューピーさんのご冥福をお祈りします。

とてもいい曲ですね。静から動、反転した静、深い響きを感じました。

ワタシも結局「今度やりましょう」というか
「今度タイコやらして」の方が多かったのですが、叶いませなんだ。

近付いてくるものの素通りされるが如くの音はまさにそんな印象ですなあ。

たしかこの簡字、BCウン千年というレベルの古さと思いますが（曖昧！）、
デザイン的に完璧といえる安定感！

キューピーさんには生前、「〜リストの恋」に参加すると言っておきながら、曲も出来ずなかなか参加できないままでした。自分の行動力の無さに後悔しています。キューピーさんにとって私の存在はほんの小さなもの以下だったと思いますが、私にとってはとてもとても大きな存在でした。いつか出来上がった曲と共に、向こうでお会い出来る日を楽しみに、これから生きて行きたいと思います。ご冥福をお祈り致します。


タイトルは訓読みで「まじわる」と読みます。多分「易」で使われる文字のようですが、単に「音に込めた色々な想いが交差する」様子から「爻」と名付けました。拍子感のあるような無いような、正直意味の分からない曲です。今回からミックス方法を変えたので、音量は少し小さめです。