「悲しい」という感情は意識しませんでしたが、ただ、そこにあるものを淡々と切り取って並べていったらこうなったみたいです。
曲のほうも、メジャーともマイナーともつかない音にしました。
録音した材料はこれです↓。
材料
録った単音を並べてno effectで書き出したものです。聴くとがっかりするかもです。ピッチを上げ下げしたものを並べてつくりました。汽笛のようなのは声ですが、エフェクトの関係で息の音が増幅されているからでしょうね。
この作り方は面白かったので、もう１曲に使ったのですが、多分もうしないと思います。すごく面倒でしたので
よろしかったらこちらもお聴き下さい。
蕗菊「水庭／揺蕩」
http://gbuc.net/modules/myalbum/photo.php?lid=12170&cid=44

身に余るコメントありがとうございました。

美しい音色と映像で
鳥肌が立ちました。
古い炭坑のあとを悲しむような
汽笛が歌うような幻想的な音色とメロディーで
昔の懐かしい炭坑の時代を思い出して泣いているようです。

ここではSEをつくったというより、もともとある音に合わせて、素材を切り貼りしていったので、厳密な意味のSEづくりではないんです。
ガレバンを使い始めたのはビデオのBGM作成が最初だったのですが、尺だけ決めてつくり始めて、途中までつくって適当にフェードアウトするという、音楽としてはかなり乱暴な作り方です。でもそっちのほうがSEをつくる作業といえるのかも。

そうそう、ご指摘の通り、常に動いてるんです。最初はもっと随所に静止画像（ズームもしない部分）を入れていたんですが、動画部分と自然に合わせることができなくて、誤摩化しているうちにほとんど全部なにかしら動いてるものが出来てしまいました。確かにアップで静止している部分はあったぼうがよかったですね。
木漏れ日は、「この音にこのシーン」というのが最初に決まりまして、いかに引っ張るかいろいろ考えて実行したんですが、あまり引っ張れてないですね。
とても参考になりました、ありがとうございました。

放置された土地には数日で草が生え、くさむらとなり、低木が生えて、薮となり、林となり、暗い森になっていく。この動画は、その途中の時期を切り取ったものといえます。そして、９月なのでまだ日差しが強く、差し込む光が生々しい。そういういろいろな意味で、そのときそこでしか撮れなかった動画だと思います。
これからまた何十年もかけてゆっくりと森になっていくのですよね。
音の素材は自分の声なのですが、そもそもディレイの実験なので、シンセでつくっても面白かったかなと思いました。
コメントありがとうございました。

SE作りって難しそう。映像的な観点から言うと、まあ素材ありきなんですが
どうしても目高の似たサイズの画が多くなってしまうので、
ヨリ(アップ)の静止してるのがもっと欲しくなりました。
レンガの質感であるとか、ツタが絡んで行く様子で歳月を感じさせたりとか。
木漏れ日のシーンはぐっと来るのでもっと長く見たかったです。

廃墟っていう暗いイメージじゃなくて、
穏やかな生命の輝き、美しさが
映像と音から伝わってきて、和みます。
森の神の姿をかいま見たような。

この映像は、この特別な場所にまず行かなくては撮れないものですよね。
その「行って撮った」ということに対して尊敬の念を持ちました。
オリジナルの映像では、kankanさんが連れのキムサさんと話をされてる声や草を踏む足音、風の音などが入っています。編集の段階ですべて取っ払ってしまったのですが、残してもよかったかもしれませんね。
同行させていただいたような、なんて書きましたが、体力に自信はないので、こんなところに本当について行ったら、ものすごく足手まといになりそうです

曲は、これを作るにあたってのアイデアスケッチというか実験でした。ここ1年くらい新しい曲を全く作っていませんw

コメントありがとうございました。

映像、ホントいいですね。山を探検して遊んでいた頃を想い出しました。人の暮らしていた跡って 特別な感情を思い起こさせますね。

凪さんの感じた そんな想いが伝わる曲で 至極良かったです！

> 音もつけました
というのは正確じゃなくて、これ、もともと映像とは別に音だけがありました。やっぱり2年くらい前につくった音です。短い声をピッチシフトで上げて下げて、並べてトラックエコーをかけました。kankanさんの動画を観た時に、なんだかこの音に合いそうな気がしたので、この音をもとに動画のクリップを切り取って並べ、だいたい４拍単位くらいでゆるくシンクロさせてみました。最初にいくつか「この音にはこのシーン」というのを決めて配置し、間を埋めていきました。手法としてはめちゃくちゃだと思いますが、その試行錯誤が楽しかったです。
コメントありがとうございました。

映像とバッチリシンクロしてる良いサウンドですね。
様々なイメージが喚起されました。
track25

このもとの動画を見せていただいてから２年くらいになりますね。
生い茂った夏草や薮の間から教会のような廃墟が覗いていて、その内側に光が差し込んでいる様子が、私にはとても美しく感じられました。
もともと幼い頃から廃墟の夢を見るのです。この大新のようにレンガ造りの半ば崩れたものであったり、廃線になった鉄道であったり。
そして必ずそこで道に迷いますorz

好きなところを切り取って繋ぎ合わせながら、kankanさんのあしどりを再現するように編集したので（だから地味です）、行ったことのないところではありますが、同行させていただいたような気持ちになりました。
本当に熊、出そうですよね。
貴重な動画を弄らせていただいて、ありがとうございました。

ziziさんも炭坑のまちに住んでいらっしゃったのですね。
私は社会科の授業で教わったくらいの接点しかないのですが、別の形の廃墟はいくつか存在していました。
子供心に印象に残っていたのか、昔から廃墟の出てくる夢をよく見ます。
なくなってしまうモノ、新しく生まれるモノ。そういうところに惹かれるのだと思います。
私も直截的に語る言葉は持っていないのです。
動画は音声はもう少しやりようがあったのでしょうけれど、今の自分にはここまでが限界でありました。

コメントありがとうございました。

Thx !!!
It's good job.

ブログでも紹介させてもったっす。
ほんと、ローカルってか、マニアックってか、
秘境に付き合っていただき、感謝であります。

そういえば....子供の頃家の近くにたくさんボタ山があってよく遊んでました。
昔は大活躍していた国鉄（当時）のローカル線も民営化と共に廃止になってしまって。
なくなってしまうモノがあればまた新しい何かに生まれ変わって...

すいません何かまとまらないのですが感じたモノは確かにあります...