> パンクもジョニー・ラモーンも縁がなかった私ですが、

音楽だけでなく、ムーブメントを何でもちょっとカジってみたいような時期というのがあって、パンクロックもその中のひとつだったかもしれません。　どちらかというとイギリス系のパンクの方が、私には面白かった記憶があります。　まあそれは別として、実は私の考えている「パンク」は、70年代半ばのパンクロッカーだけでなく、すべての時代のパンクを指しています。　と言うのは、クリエイティブのスタートは、いつもパンクたちのあこがれのカッコ良さの、コピーから始まると思っているからです。

例えば、もっと前の時代のパンクだったストーンズの初期の不器用なブルースのコピーは、その良い例ですが。　彼らはどうにかして、ブルースミュージシャンのカッコ良さを、コピーしたくてもがいたのだけれど、個性的な故にコピーしきれないものを大量に含んでいたようです。　一般的な話にもどせば、コピーしきれなくて、自身が吹き出ているのを、自分で見いだせれば個性につながるし、そうでなければ、だたの不器用な、またはとっても器用なコピーで終わってしまいます。

>この曲には、私の好きな現代音楽のエッセンスを感じます。

どうもありがとうございます。
たしかにパンクとは銘打っていても、この曲は現代音楽を意識して作っています。　私は現代音楽のある部分はとても好きでなのですが、ある部分は大ッ嫌いなので、たぶん私の好きな現代音楽のある部分を、感じてくれたんだと思っています。　系統立てた知識はないので、漠然と思っている２０世紀後半の現代(?)音楽ですけれど。　積極的にレコードは聞かないけれど、結構「付き合い？」で聞かなくては、いけなかったりした頃もあったのでね。　

で、この曲はある時には70年代パンクロックと現代音楽に見られるストイックな単純性を、共通項と捉えて作っています。

>余計な音を置かないgigoさんの作風は、

手持ちの音源があると、どうしても使いたい衝動にかられて、押さえるのが大変ですねー。
ジャラジャラ、ガラガラと、徹底的に装飾をしたキラビヤカなものも作ってみたいのですが。　
ガラじゃねーって言われるか？

おぉ・・・・。

パンクもジョニー・ラモーンも縁がなかった私ですが、
この曲には、私の好きな現代音楽のエッセンスを感じます。
ピアノの透徹したストイックな響き、
それと対照的な、ドラムの秘めた熱情のゆらめき。

余計な音を置かないgigoさんの作風は、
私がとても好きなところ。
きっとgigoさんの生活、生き方と
呼応しているのでしょう。

地平線の彼方に向かい、それはそのまま空へ。

カッコイイです。

>□奇数章節のフレーズ。
>□二拍のブレイク。

発見してくれましたか！
切り込み隊長！！
ガンガン切り込みお願いします。

込められた「想い」があるからこそ出来上がった作品だというのは重々承知した上で。。。

□奇数章節のフレーズ。
□二拍のブレイク。

まだまだ隠されたモノがありそうですね。
聴きがいがあるというものです♪

eijiさん

>ラモーンさんへのリスペクトとレクイエム

ニュース的にそうとらえてくれても良いのですが
ひとりの英雄の死がきっかけで思い出させた
マスとしてのパンクスが主題のつもりでした。

ラモーンさんへのリスペクトとレクイエムしかときかせていただきました！
ってゆーかこれすごいなー！刺さります、、

dj_beastさん

川崎もいつの間にか音楽の街になったようですね。
思えば長い年月でした。

この曲を投稿する前に
「いったいPunkの中にどんな曲があるんだろう？」と見てみたら
「My Girlfriend From Outer Space」があったので
「おー！！やっぱりパンク趣味かー」と
気を強くしましたよ。

Loop_9さん

> 一歩引いたところから純粋な結晶だけを抽出して描写したような、

どうもありがとうございます。
20世紀後半のポップミュージックの純粋結晶が
現代クラシックではないかと常々感じています。

じゅんさん

>みんなカッコいいオヤジ達です!

ピアノが弾けないと思っている
パンクだったオヤジのためのピアノ曲でもあります。
別タイトル「ピアノコンサート：パンクオヤジの」

つい先日昇天したジョニー・ラモーンよりも
ジョー・ストラマーの息遣いが聞こてきそうです。
彼はこの曲に心底惚れ込むと思います。
素晴らしい緊張感と繊細さで小さく鋭いクエスチョンマークを
叩き続ける美しさを持っているからです。
そしてその後からジョニー・サンダースが大量の風邪薬を手にし
近づいて来て、ジョーイがDDとジョニーを従えて降りてくる。
イアン・デューリーとロバート・クインは下手でお構いなしに宴会中。
そんな絵が思い浮かびました。
思い浮かぶ人全員を繋いでいくと、こういう音が背後に流れている気がします。
みんな、この曲をとても気に入ると思います。

つんのめるぐらいに全力疾走していて、端からはぶっちぎれているように見えても、実は頭の中は冷めていて、でも内にたぎるエネルギーを表に出したいという欲求に忠実になろうとすれば、どんどん制御できないようなものが溢れてきて…。
っていうのを、一歩引いたところから純粋な結晶だけを抽出して描写したような、この熱さ＆冷徹さって何なんだ？

間違いなく、gigoさんの最高傑作だと思います。断然支持＆リスペクトです！

すっごいcool!
音を聴いてるうちに
バックにモノクロ映像のpunkな人々が見えました。
みんなカッコいいオヤジ達です!

eco_dekさん、

もうクスんだ音しか作り出せないけれど
まだ導火線の上を走っているつもり！
時々チリチリとヨロケテル？

ロックンローラーと言う言葉に置き換えても
意図するところは同じですが、
ロックンロールはだれもが思っている
型が強すぎるのパンクです。

バタバタと倒れていく先駆者たち。
でも、その火種は
チリチリと、くすぶることなく
導火線の上を走っていきます。
未来なんて知ったこっちゃないんです。
連続する「今」をただひたすら走ってるんです。

...って、思いました。

アリガトウ！ジョニー・ラモーン！