kuroさん、ありがとうございます。

歌詞はですね、いつも悩むポイントですね。
各種の仕掛けを施してみる場合とか、
俺のありのままをさらけ出したぜ聞いてくれという場合とか、
世界人類に私の真直ぐな祈りが通じますようにという場合とか、
まぁ、それぞれ「へー」「はぁ？」「ばかじゃ中目黒」というような風に受け止められましょうが、
今回は確か、言いたいこと全部を言いきらない、という姿勢で書いた覚えがあります。きっと何かの物語の一部のような曲なのでしょう。

ギター曲だとその特性上、幾分かハーモニーがあるのですが、このところはループマシンを相手にアレンジの素を作っていく傾向があるので、その辺りかもしれません。tailsの曲を演奏させていただいたお陰で、ギターのアルペジオを覚えました。ありがとう！！

ぎくっ。
CDはですね、1と1/2的なものです。1をお持ちの、この世界に数人しかいないラッキィさんはいつ辿りつけるとも知れぬ2を待っていただくのもよいかと思います。また、1と1/2的なものを入手された、やはりこの世界に数人しかいないラッキィさんは「イドーシキの野郎、高くついたぜ、ちっ」と思っていらっしゃるかもしれません。恐ろしいことですね。万一、必要なら御連絡下さい。

遅ればせながら聴きました。GBUCも移動式日報もすっかりご無沙汰してしまっていたので、遅くなってしまった。

歌詞がとても良いですね。物語性を感じさせてくれて。奥行きがある。音のほうでは、ストリングスがとても好き。
移動式さん、少しポップの方向に向かっているのだろうか。いろんなコラボなんかを経ての変化なのかな…などと若干、手前信州味噌なことを言ってみる(^_^;)　変化のポテンシャルの原動力は不安、とどなたかが言っていました。今後もDavid Bowieばりに変化し続けていって下さい。ファンの一人として楽しみにしてます。

CD!　ワタクシ、ガレフェスで購入した移動式音楽班第一作品集CDにサインを入れてもらわなかったことを、いまだに悔やんでおるのですよね。いま話題のCDは第二作品集でしょうか？

kuro / tails

TheKeathmoonさん、ありがとうございます。

や、や。

圧倒・仰天・天才・ジョンレノン・マジシャン・師

と、自分に都合のよいようにキーワードを抽出して行くと、これは、なんとも例えようもないみゅーじしゃん像が浮かんでくるのであります。

まぁ、天才であることは致し方のないことだとして（馬鹿一匹木に登りましたー）、
日本語で「師」と申しますと、それはつまりサンスクリット語でグルです。移動式グル。
グルと申しますと、それはもう、人によっては空中を漂ったりする訳です。飛びます。
決して悪だくみを企てる徒党の類ではございません。
そして師と申しましても弟子はいません。人徳なし。

曲で、いろいろな情景を描いていただけたら、きっとそれで良いのだろうと思います。

例えば私の場合、自分の10代の頃の門外不出の音源など聴いてみると、とてもモノトーンに感じられるのですね（青春暗くて）。
まぁ、一生に一度しか描けない色だったのでしょうけれど、それしか感じられない気もするわけです。
人生一度ですし、齢を重ね、人それぞれ、気ままな情景や、色彩を受け取っていただけるような作り方というのを模索しているというのはあります。上手く説明できませんが。

おお、後半ちょっと師っぽい語りじゃね？（すいません）

下のコメントは、
THE KEATHMOONでした。

「扉」という言葉が
がつんと心と体に響いて
色々な情景を見せてくれる。
曲と、詞と、声が渾然一体となった
パワーに圧倒されます。
「臓物」でも！仰天しましたが、
（コメントしきれずすいません）
「歌」を作る天才だと改めて思いました。
例え方が上手く出来なくてすいませんが、
「HELP」「NOWHERE MAN」を作ったジョンレノンみたいな、
言葉の使い手、マジシャン
移動式音楽班師に
敬礼。

凪さん、ありがとうございます。

扉って、塀とか壁とか、空間を仕切っているようなものがあって、そのこちらあちらを往来させるために設けられるものなわけですが、
例えば、野原みたいなところに、どこでもドアみたいなのがぽつねんと置いてあって、
どちらからでも押しても引いても開くような構造だった場合、それって何なんでしょうね。
わかりませんねぇ。

イタリア人かよ。さて、本当は、アメリカンコーヒーなんて、わざわざ言いたくないのですね。
日本の喫茶店のように、スパッと「アメリカン」だけで通じるか試したいですよ。

あと、
「朝飯は何になさいますか」
「僕は卵」
という部分、ここはしっかりと「アイアムエッグ」と応えてみたいんだよね。

お、CDですね。3セット生産したので完ぱけか？
お送り先、メッセージいただけましたら手配いたしますのでよろしくどうぞ。

kimuxさん、ありがとうございます。

ふ。
しかし、例えば私が次に放つであろう曲など、その素晴らしさと申しましたら、
恐らくこの曲の8割増しです。

家内制手工業CDなら今日出来ました。
いや、しかし、あまりにも名曲だらけで、どうやって編集したものか迷うほどでした。
夏は吹かしの季節ですなぁ。

御入用でしたらお送りいたしますのでメッセージをいただけると幸いでございます。

「扉を開けてどこか外の世界に出て行くこと」が長らくテーマになっていた者です。それを歌ったこともありました。私は、扉の前にいて、狭く暗い内側を捨てて、未知のおそらく広がりのあって明るい外側に行こうとしていました。ここではないところへ。
でも、移動式さんの扉のこっちがわとむこうがわは、どちらがすばらしくてどちらがくだらないか（あるいは変わらないか）、開けてみないとわからないのですね。起点となる場所から出て行くのではなくて、まさに移動。そして、音は、ここにじっとしていることを許してはくれないようです。扉を開けるのか、それとも引き返すのか、心を決めなくてはならない。

ところで、知人と「アメリカン・コーヒー」の話をしていて、えらく噛み合ないので確かめると、相手は「エスプレッソでないペーパードリップのコーヒー」のことを言っていて、私は「浅煎りの豆でいれた軽いコーヒー」のことを言ってました。深煎りの細引きの豆をドリップした濃いコーヒーは、彼女にとって「アメリカン」だったのでした。イタリア人かよ
アメリカにはアメリカン・コーヒーはないのではないでしょうかね。

あ、私もCDほしいですっ。

素晴らしいっ！CD できましたか？

野武雪さん、ありがとうございます。
おっと、にやっとするところを突いてきますね。

私も作っていて「俺っぽくねぇなぁ」と感じましたので、少し俺っぽい寄りに押し戻して仕上げたですよ。

今にして思うと、音楽って極めてスローライフな営みだと思うですけれど、
例えば5年前には選ばなかった音を、今はその響きを積極的に選んでいたりもするし、
その頃には形にまとめられなかっであろう意気込みを、作品に仕上げるスキルが身についていたりもするのですよね。
第一、以前は弾けなかったことが弾けたりもするようになるし。（そのレベルについては見なかったことにしようじゃないか）

そうやっていきたいな、とは思います。

まぁ、いろいろと、扉を選んで開けたり、開けなかったり、
向こうから勝手に開いたり（罠だよな、そりゃ）、その結果、今はここにいます。

金骨ブラザーズさん、ありがとうございます。
その映画は観たことがありません。
しかし、その監督の映画は『未来世紀ブラジル』というのだけ、公開された当時劇場で観たことがあります。
そのうっすらとした記憶から判断すると、なかなかアクロバティックな連想をしていただいたようで。

大体、私がイメージする映画的情景は、濡れ場のあるやつですね。
まず第一に濡れ場。第二にエロス。
そういう線で突っ走っていきたい（夏の宣言2010）。

「無国籍トラディショナルポップ」、ありがたく戴冠させていただきます。
私は自分の曲を聴いているとハラハラします。下手で。
そこをなんとかして、お聴きいただきたい。努力じゃ。

Track25さん、ありがとうございます。
な、なんですと！
現在、一日100万本もの製造能力があるガリガリ君では、もう対処できないっちゅーことっすか！
ホワイ！！
それは例えば宮城県仙台市の人口が約100万人であることから、仙台市民ではもう日本はどうにもならないってゆーことなんですよ！

つまりこういうことですね。ガリガリ君リッチで勝負だ、と。

私は驚きましたよ。

「お、ガリガリ君にチョコなんてあるの？うまそー」
「103円でーす」

え、60えんじゃないの？
ノー。それがガリガリ君リッチだったという訳ですよ。

うっかり売上高ガリガリ君比約172％アップ（激増）に投資したおっちょこちょいだけが醸し出せるポップ度、
それが本質だよ。はい、ここ試験に出る（文中の詭弁を三つ以上指摘せよ）。

エレGさま、ありがとうございます。
言ってみたくなるっしょ。
私はユナイテッドステイツに足を踏み入れたことがないのです。
「あ、俺のパスポートに米国の入国スタンプは押させるわけに、あ、いかねぇなぁ」と長く意気がってきたもので（反米非武装勢力）。
マクドナルドのハンバーガーも、あ、もう20年は、あ、食っていねぇなぁ（バーガーキングは食った・美味かった）。

そんな私でも、スイングドア・ドライブイン・モーテル三点セットの魅力には抗えません。

アメリカの田舎にも多分、変わった人はどこにでも少しずつ棲息していると思うので、
もしかすると私のソウルメイトに出会えるかもしれません。私の心の扉を、おーぷん・まい・はーと！

ちなみにニュージャージーから来た「メインストリーム」という言葉を心底憎むオタクの友人に、
「日本で出会った中で最も変わった男、それがユー」と言われたことはありました。

おっと、私が「つづく」と言ったときは大抵それっきりです。ちょこざいな野郎でしょ。すみません。

扉を開けたら未知のメロディーに出会ってしまいました
移動式さんらしさを感じつつ、移動式さんらしくなさを感じつつ
常に新鮮な風を与えてくれる、さすが移動式さん。

しかし、扉を開けることを躊躇してしまいそうな音ですね
でも物事を変革する扉ってのは躊躇いがつきもので、
でも開けてみればそれはそれで案外楽しかったり。
そんな体験をさせて頂いた感覚です

こないだレンタルで観た『Dr.パルナサスの鏡』という映画を思い出しました。

移動式さんの独特な無国籍トラディショナル・ポップといったらいいのでせうか
今回も安心して身をゆだねられる世界感が絶妙でっす！

相変わらず素晴らしい！

最近、フックと言うか、サビがキャッチーになってきてると言うか、要するにポップ度が増してきているような気がしてます。

しかし、そこはあくまでも移動式さんならではのもので、他に真似できないポップさということであり、ポップとしては高級な物であるということです。

なんかわからん文章になってしもた。要するに暑くてガリガリ君ではもう対処できないということが言いたいんです。

やっぱ移動式さん、唯一無二であります
あっしもアメリカの片田舎のドライブインで言ってみたくなって来たです。
次回ドライブイン編、次々回モーテル編　なんだかとても楽しみであります。

これアメリカの田舎に住んでる人たちに聴かせたい欲求がぁ！！！

SCRAPSさん、ありがとうございます。
人体には都合670あまりのツボがあるそうですが、一か所でも、ズバズバ入っちゃう音楽を出来ちゃったら凄く素敵です。他の669か所は、どなたか他の方にお任せする方針で（秘儀・人任せ）。

音色、気に入っていただけると嬉しいです。
ギター（クラシック＆フォーク）以外は、見るからに道楽的な道具やガラクタや、ちゃんとしていてもこちらがまともに演奏できない、というような編成なのですが、重ねていくと、大体、こうなります。意外と設計図通りです。

というわけで、し、CDっすか？カセットじゃなくて？
家内性手工業にて緊急製作というクォリティーでよろしければ、今から製作いたしますので、出来ましたらメッセージさせていただきますね。

wo_sevenさん、ありがとうございます。
演奏はですね、一応、我が班（班員一名）の総力を結集して努力を重ねています。

ちなみにヴァイオリン弾いたのですがね、ヴィブラートがかけられなくてですね（テクなくて）、
それじゃー味気ねーだろ、と思い、声を震わせて歌ったのを重ねるといいんじゃね？と閃いたので試してみたのですね。
しかし、あまりの下手さに「ひでぇ」と絶句し、ボリュームを思いっきり下げました。
影にどうにもならないレベルのトラックが累々と埋葬されているです。

そうした決断を繰り返し、どうしようかなと迷いつつ、「オープン・ザ・ドア、扉を開くのよ」という天の声（幻聴）に押され、こうして曲を公開させていただいております。困ったものですね。ぷっ。

うわぁ、凄い！
使われている音色も好きだし、ツボにズバズバ入ります。
完全に世界がありますよね。
ちなみにCDとか出されたりしてますか？
もしあれば入手したいのですが。

もう、演奏がすばらしいっす。妙に暖かくなるんですけど
聴いていくと
なんだか勇気づけられているようで
決断のときを迫られているようで
なんだかウエスタン？
決闘シーンの一場面のようにも。
こんなツアーがあったらとっても危険だ。
でも、先の旅路が気になる。ドライブイン編、モーテル編
いつも引き込まれちゃいますよ。

crazyutakaさん、ありがとうございます。

デオキシリボ核酸、略してDNA！
え、そんなところに響いちゃうすか？俺、ヤバくね？

飲み屋でエイヒレというと、よくマヨネーズが器の脇にムニュと添えられてくるではあるまいか。
七味のようなものがぱらぱらと振りかけられている小技を利かせたところなども散見される。
しかし、食えないんだな。マヨネーズってやつが。物心ついたときから。あのテクスチュアが駄目。
そしてこのムニュとしたゾル状の物質には割とデリカシーがない。エイヒレの一端が必ず埋没しておったりするのだ。

と、そんなときのやりきれない感じを、制作中、作品に込めた覚えは全くないのですが、おっしゃるところはよくわかります。

エクセレント！光栄だ。女将、エイヒレ。マヨ抜きで。

なりさん、ありがとうございます。

さて。この曲の中の俺さん、扉を開けたと思います？

流石に私は、曲を野に放つまでは、私の作品の世界の全権を掌握しておるので（一応ね）、
私側に属する答えを持っているのですが、せっかく不思議な感覚を味わっていただいているようですので、まぁ、言わないでおこうじゃないか。

そう聞こえたのなら、なりさんには今がその時なのかもしれませんね。
普通の人が体験することを体験していないのなら、
普通の人が体験しないことを体験しているのでしょうから、
どちらにせよ、人生、そんなに良くもなければ、悪くもない、のではないでしょうか。
じゃな〜い？

我がデオキシリボ核酸に響く移動式ムズィーク！
飲み屋で注文したエイヒレが、殊の外、堅くて噛み切るのに難儀しつつも喜ばしい気持ちになる。
そんな曲ですねぇ。エクセレント！

言葉にしがたい不思議な感覚に陥りました。
扉を前にしたときの、異世界へ飛び込むときの内的体験が、
この数分間に凝縮されているような気がします。

＞だってここは始まりでも、或いは終わりでもない

何度も聴き返して、このフレーズを見ながらこの音を聴いていると、
「ここは何処でもない」
そんな感覚が迫ってきて、だから不思議に感じたのかと思いました。
何故なら、扉を開ける前と開けた後では決定的に何かが変わる、
そんな不可逆的な状態に我が身を置こうとしている、
まさにその瞬間が描かれているように思えるからです。

私は通過していない儀礼が多い人間なんです。
普通の人が恐らくさほど躊躇も逡巡もなく普通に体験してきたことを、
あまり多くは体験しないまま歳をとってしまいました。
それは私なりの理由があったり、事情があったり、或いはたまたまだったりした結果なのですが、
今になってそんな人生が淋しくつまらなく思えてきて、
不意に言いようのないジタバタ感に襲われます。
私は自分の世界や自分自身を変える機会を自ら放棄してきたのではないかと。
それが良いものであれ悪いものであれ、死ぬ前に見てみたいのです。

・・・個人的なことを長々とすみません。
つまり、私はこれからは開けられる扉は勇気を出して開けたいと思っていて、
この曲はそんな今の私の心に切実さをもって切り込んで来たのでした。

歌詞です

扉の前に立っている　俺は扉を開けるだろう
扉の前に立っている　俺は向うを見たいだろう

春の野原かも
夏の岸辺かも
心を残してきた　あの　甘い触れ合いかもしれないぜ

らん　らら　ららん　らら
すべて洗い流せるのなら
ああ、なんていいのだろう
忘れられぬ生の喜び
さあ、迷うことなく　扉の取手に手を掛ければいい


扉の前に立っている　俺は扉を開けるだろう
だってここは始まりでも、或いは終わりでもない

だってここは始まりでも、或いは終わりでもない

らん　らら　ららん　らら
すべて洗い流せるのなら
それはなんて素敵なのだろう
地獄を塞ぐ蓋だとしても
さあ、迷うことなく　扉の取手に手を掛ければいい


隔てられた二つの世界
或いは向うも同じ世界？
俺は扉に手を掛ける

さあ　さあ　さあ