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たまゆらの露も涙もとどまらず
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たまゆらの露も涙もとどまらず
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【タイトルの引用出典】
新古今和歌集 藤原定家
たまゆらの露も涙もとどまらず亡き人恋ふる宿の秋風
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2014-6-21 20:31   434   16   7   0  
13:51   44.1 KHz   326 kbps   32.40 MB
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投稿者 スレッド
yuuichik
投稿日時: 2014-8-18 16:01  更新日時: 2014-8-18 23:29
校長
登録日: 2004-2-16
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投稿数: 2404
 おっぱいパンさん> たまゆらの露も涙もとどまらず
おぉぉーーー、おっぱいパンさぁーーん、
聴いて下さって、ありがとうございまぁーーーす♪

めったにGBUCにログインしなくなったあなたに、
この曲をせっかく聴いていただいたのに、
私の方がGBUCにしばらくログインせずにいて、
返信が大変遅くなり、失礼いたしました〜m(__)m

> やっぱ校長ったら10分は軽く超えてくれないとw
> 何か安心したっす〜

こちらこそ、うれしっすよぉ〜(^o^)
もうね、歳を取ると、10分超えていても、
十代の1分と変わらない密度なのかもしれませんです(笑)
曲を創っていても、ぼぉーーーとしているうちに3分が過ぎ、
「そろそろ何か出てくるかなぁ?」ですからねぇ。
結局何か出たのか出ないのか、分からないうちに、
「そろそろ鍵盤に向かって集中するのも疲れたなぁ」ってなって、
エンディングに向かう。。。それが私の作曲法です(笑)


> 聞き手によって色んな表情持つのが元祖音楽詩人な校長ならではの世界ですね〜

「元祖音楽詩人」、うれしいですねぇ〜♪
半分人生の廃人の称号のようで、とっても光栄っす(笑)


> 時折入る金属音がジメっとした今の季節特有の鬱陶しさを緩和してくれますね〜

どうやってこの「金属音?」が入ったのか、今では謎ですが(笑)
自動書記ならぬ、我に返ったら曲が出来ていたみたいです(爆


> いや〜久々に校長色全開で嬉しっす!!

我が道を行く・・・。
というか、我が道しか逝けぬんぬん、です(笑)
おっぱいパンさん、感謝かんしゃでございます♪
yuuichik
投稿日時: 2014-8-18 15:51  更新日時: 2014-8-18 15:51
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 norioさん> たまゆらの露も涙もとどまらず
norioさん、聴いて下さって、ありがとうございました。
返信が大変遅くなり、失礼いたしました〜m(__)m

> 露や涙の一瞬の形態、はかない美しさをサウンドで表現したんですね。

そぉ〜なんですよぉ・・・、と言いたいところですが、
少し音楽から遠ざかっていたので、どんな意図でこの曲を作ったのか、
ちょっと忘れていますぅぅ(^-^;)


> 記憶に留めようとする人間の営みや切なさ、また業の深さというのでしょうか
> ・・・それらをも表現しようとしているのでしょうか?
> 何か、私の胸を強く打つものがこの曲にはありますね。
> それにもかかわらず、サウンドは心地良い音でまとめあげている・・・凄い!

norioさんが共感的感受を持って、この曲に聴き入って下さったこと、
本当にうれしです。感謝かんしゃ♪


> スピリチュアルな音像が重層的に鳴っているのが印象的です。
> そんな背景の遠近感がどんどん変わっていくのもセンスですね。
> 途中で、近所で祭りの太鼓ばやしが始まったのかとイヤホン取りました(笑い

そんなに好意的に聞き取っていただけるなんて。。。♪
うれし恥ずかしの、初めてラブレターをもらった中学生に戻った気分です(爆
コメントいただいた頃から早1ヶ月、
夏祭りも終わろうとしている夏の終わりを感じ始める時期となりました。
おからだ、ご自愛くださいな。
yuuichik
投稿日時: 2014-8-18 15:44  更新日時: 2014-8-18 15:45
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 PIYOさん> たまゆらの露も涙もとどまらず
PIYOさん、聴いて下さって、ありがとうございました。
返信が大変遅くなり、失礼いたしました〜m(__)m

> 澄んだ雫がたくさ〜んたくさ〜ん集まって、薄い霧のような視界です
> …幾重にも薄く薄く重なり合った、澄んだ雫の、ですけど
> それは細かい、とっても細かい霧のカーテンを
> ゆっくりゆっくりすり抜けていくような…
> 不思議な気分になります♪

PIYOさん、曲に深く同化して、聴き込んで下さったのですね。
とってもうれしいです。
作った本人が、どんな感じの曲だったのか、忘れていたので、
今聴きながら、こうして返信をしています(笑)

あぁ・・・、確かにそんな「風景」が見えてきました。
作り手を離れて、人の耳に住んでこそ、
作品は進化するのかもしれません。


> Yuuichikさまの独特な音楽と奏での世界をいつも見て、聴いています。
> ♪環境の音♪ ♪環境の音楽♪ ☆とても癒されています☆

コメントさえもPIYOさんの独特なリズムで音楽されていますね♪
感謝かんしゃでございます。
ゲスト
投稿日時: 2014-7-16 18:05  更新日時: 2014-7-16 18:05
 Re: たまゆらの露も涙もとどまらず
おおおお!!
やっぱ校長ったら10分は軽く超えてくれないとw

何か安心したっす〜

聞き手によって色んな表情持つのが元祖音楽詩人な校長ならではの世界ですね〜

時折入る金属音がジメっとした今の季節特有の鬱陶しさを緩和してくれますね〜

いや〜久々に校長色全開で嬉しっす!!
norio
投稿日時: 2014-7-12 17:26  更新日時: 2014-7-12 17:26
一人前
登録日: 2012-1-30
居住地:
投稿数: 116
 Re: たまゆらの露も涙もとどまらず
おお、これは…!
露や涙の一瞬の形態、はかない美しさをサウンドで表現したんですね。同時に、それを美しいと感じ、記憶に留めようとする人間の営みや切なさ、また業の深さというのでしょうか・・・それらをも表現しようとしているのでしょうか?何か、私の胸を強く打つものがこの曲にはありますね。 それにもかかわらず、サウンドは心地良い音でまとめあげている・・・凄い!
 また、スピリチュアルな音像が重層的に鳴っているのが印象的です。そんな背景の遠近感がどんどん変わっていくのもセンスですね。途中で、近所で祭りの太鼓ばやしが始まったのかとイヤホン取りました(笑い

 勉強になりました!ありがとうございました。
PIYO
投稿日時: 2014-7-12 15:56  更新日時: 2014-7-12 15:56
長老
登録日: 2014-3-8
居住地:
投稿数: 187
 Re: たまゆらの露も涙もとどまらず
 「玉ら湯の露も涙もとどまらず」…この曲を聴きながら、
 
皆様のコメントやYuuichik様のお返しのコメントを
ゆっくり、ゆっくり読ませていただきました。

 そして…
 「皆様のとのコメント文を読みながら」
じっくりと、静かに、曲を聴いています。

 感覚が少しズレてしまっちゃうかもしれないのですけど、
澄んだ雫がたくさ〜んたくさ〜ん集まって、薄い霧のような
視界です。

…幾重にも薄く薄く重なり合った、澄んだ雫の、ですけど
それは細かい、とっても細かい霧のカーテンを
ゆっくりゆっくりすり抜けていくような…
不思議な気分になります♪

Yuuichikさまの独特な音楽と奏での世界をいつも見て、聴いて
います。

 ♪環境の音♪ ♪環境の音楽♪ ☆とても癒されています☆
yuuichik
投稿日時: 2014-7-6 16:36  更新日時: 2014-7-6 16:41
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 SCRAPSさん> たまゆらの露も涙もとどまらず
SCRAPSさん、こちらの曲も聴いて下さって、ありがとうございます♪

> 「喜びと悲しみについて」とのつながりを感じる作品ですね。

そうですね。まさに梅雨の時期に活躍する「しずく」の世界の再現です。
一区切り付けた「しずくシリーズ」でしたが、
私は結局こういう曲調の作品作りが好きなんでしょうね〜〜。


> こちらの方がフワリとした印象を受けますが。

そうですね、いわば「あきらめ」「諦観」の音楽だと自分では思ってます。


> 笙のような高い管楽器が使われていて、
> まるで天界の音楽のような雰囲気を放っています。

そうそう「笙」のような響きと雰囲気、求めています。
学生時代に聴いて衝撃を受けたマイク・オールドフィールドの音楽、
そのセカンドアルバムHERGEST RIDGEの冒頭の笙のような響きの世界、
いまだに好きで、それと似た響きを、ここに再現したようにも思っています。
「天界の音楽のような雰囲気」は・・・、
きっと私自身が日常から離れて、安らぎたいんだと思います(笑)
yuuichik
投稿日時: 2014-7-6 16:25  更新日時: 2014-7-6 16:25
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 kagenさん> たまゆらの露も涙もとどまらず
kagenさん、こちらも聴いて下さって、ありがとうございます☆

> 句を詠んでいるような鉄琴が非常に印象的です。
> 朴訥としていながら雄弁に語りかけてきます。

「句を詠んでいる」、そう表現してくれて、あぁ、そうだなって気づきました。
リフレインするフレーズもそうだし、タイトルに引用した和歌も含めて、
「句を詠んでいる」ように創ったんだなと、今更ながら気づきました。
一方で句を読み続けながら、その奥からイメージが湧いて出てくる。
その両者を一枚の和紙に描写しているような音楽だったと、気づきました。


> 和太鼓のようなパーカッションのような響きが
> 至極効果的に感じられました。

この低音の音に注目してくれて、うれしかったです。
一番最後に加えたトラックでしたが、
これを加えることで、水面下(=意識下)にうごめくものを表現したかったです。
何がうごめいているのか見えないものの低音の動きと、
高い笛の音の対比が面白いんじゃ無いかって思って、置いてみました。
SCRAPS
投稿日時: 2014-7-6 13:42  更新日時: 2014-7-6 13:42
ターミネーター
登録日: 2007-1-27
居住地: 宮崎市
投稿数: 1423
 Re: たまゆらの露も涙もとどまらず
これは、先ほどコメントさせて頂いた前作の「喜びと悲しみについて」とのつながりを感じる作品ですね。
こちらの方がフワリとした印象を受けますが。
これもあたかも笙のような高い管楽器が使われていて、まるで天界の音楽のような雰囲気を放っています。
kagen
投稿日時: 2014-6-28 1:00  更新日時: 2014-6-28 1:01
登録日: 2006-1-3
居住地: 品川区
投稿数: 2461
 Re: たまゆらの露も涙もとどまらず
句を詠んでいるような鉄琴が非常に印象的です。
朴訥としていながら雄弁に語りかけてきます。

和太鼓のようなパーカッションのような響きが
至極効果的に感じられました。
yuuichik
投稿日時: 2014-6-26 17:25  更新日時: 2014-6-26 17:26
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 ziziさん> たまゆらの露も涙もとどまらず
ziziさん、聴いて下さって、ありがとうございます♪

> 最近こちらもよく雨が降ります。

こっちもまだまだ梅雨です。雨が続きます。
おまけに同じ関東圏では雹(ひょう)も降りました。
異常気象です(^-^;)


> 少しずつ少しずつ...音が厚くなって行って...後半の笛のような
> 音が天上まで導いてくれるかのような響き。

曲の意図や構造は先のコメント返しに書かせていただきましたが、
ziziさんが「笛のような音」と聞き取ってくれたのが嬉しいです。
フルート音源を使っていますが、
この曲では「笛」という日本的情緒の表現をしたかったので、
そう聞き取ってくれて、うれしかったです。
笛の音・・・、葦の野原を冴え渡る音・・・。
うん、このイメージ。また別の曲に使おう♪


> これは...おっぱいパンさんの「桜 -Do not let it down- 」や
> kankanさんの「Mammy」への返歌なのでしょうかね...

GBUCの「流れ」としては、お二人の曲への返歌とも言えますが、
実際のところは、極めて個人的な詠歌です。
シンクロニシティーのような。
あるいはGBUCでの年齢もそれなりに近い者同士の
人生に起きる機微としてあり得る事象が
心に遺すイメージの共有という意味の返歌、と言えるかもです。
yuuichik
投稿日時: 2014-6-26 17:11  更新日時: 2014-6-26 17:13
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 southern_kさん> たまゆらの露も涙もとどまらず
southern_kさん、聴いて下さって、ありがとうございます♪

> 古文は苦手でした.よって当然この歌も知りませんでした.。

私も古文は苦手でしたw この歌も忘れていましたww
曲が出来た後にタイトルを付ける時に調べて、初めて知りました。
と思っていたら、おぼろに昔ちょっとだけ読んだ記憶もありました。


> ビブラフォンのリフが繰り返されて
> その上を長音符の和音が音をゆっくり変えながら盛り上がって行く
> 徐々に光りに導かれて行く様な,荘厳さを感じました.

おぉ、この曲の構造や意図を汲み取って下さって、
ホントに嬉しいです。
まさに「涙」と「光のみちびき」、そういうイメージでした。


> ここまで大きな頂きを作り上げる事ができるなんて...
> 音色,和音のチョイスがとても素晴らしいです.
> 曲の閉じ方もとても印象的です.

涙の「たま」が、たまゆらの中で、河となってあふれだし、
洪水となり、辺り一面の悲しみを呑み込んで、
濁流となりに流れ去って行く。
最後は心の中の涙のしずくだけが遺る・・・。
そんなイメージを表現できたら・・・と思っていたので。
southern_kさんが感じ取って下さったイメージ、
とてもうれしいです。
yuuichik
投稿日時: 2014-6-26 16:41  更新日時: 2014-6-26 16:56
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 Yukaさん> たまゆらの露も涙もとどまらず
Yukaさん、いつも聴いて下さって、ありがとうございます♪

> 亡くなった母を思って詠った和歌なのですね…。

おぉっ、さっそく元の和歌よりググって下さったのですね。
さすがはMacBook使い、お見事です♪


> ビブラフォンの音色が「涙」を思わせます。
> 奥底からこみ上げてくる悲しみがすごく伝わります。

この音色から涙を感じ取ってくれて、うれしいです☆
ビブラフォンの音色だけだとありきたりになるので、
普通のビブラフォン音源に、Rotary Vibraphoneを重ねて、
さらにCelestaを練り込んで風味を出して、
最後にSynth PadsのHeavenly GlassとGlassy Ascent。
これらのハーブを隠し味にブレンドしてみました♪


> 私も父を亡くしております。
> 全てが抜け殻のような感覚で…。

Yukaさんもいろいろな人生の経験をされてきているのですね。
私も数年前に父を亡くしています。
それにまつわる文章を、父に捧げた曲のコメント覧に書きました。
が、読み返すのがまだ苦しく、
人生の機微だんごとはきっとそういうものなのでしょうね。


> 藤原定家もそんな感覚だったのでしょうか…?

実際に藤原定家がどうだったかは分かりません(笑)
この和歌を引き合いに出したのは、
曲を創った後、タイトルを決める時に「たまゆら」と浮かんだので、
それにまつわる言葉を探していてたどり着きました。
意外と意味合いも重なるところが多かったので、引用しました。


> yuuichikさんもそんな経験をしたからこんな素敵な曲が
> 作れるのでしょうか?

Yukaさんの創られた涙雨ーなみだあめーもきっとそうだったように、
「素敵な曲」として生まれ出てくるまでには、
自分というフィルターを通さないとならないですよね。
でもそれがなかなか難しいし、大変ですよね。
つまり、そういうことです(笑)
zizi
投稿日時: 2014-6-22 18:44  更新日時: 2014-6-22 18:44
登録日: 2008-4-25
居住地:
投稿数: 3247
 Re: たまゆらの露も涙もとどまらず
最近こちらもよく雨が降ります。
少しずつ少しずつ...音が厚くなって行って...後半の笛のような
音が天上まで導いてくれるかのような響き。
これは...おっぱいパンさんの「桜 -Do not let it down- 」や
kankanさんの「Mammy」への返歌なのでしょうかね...
southern_k
投稿日時: 2014-6-22 0:51  更新日時: 2014-6-22 0:51
エージェント=スミス
登録日: 2004-6-19
居住地:
投稿数: 745
 Re: たまゆらの露も涙もとどまらず
古文は苦手でした.
よって当然この歌も知りませんでした.
(*‘ー‘)ゞ

ビブラフォンのリフが繰り返されているのは,絶えず落ち続ける涙でしょうか.その上を長音符の和音が音をゆっくり変えながら盛り上がって行く...美しい響きです.徐々に光りに導かれて行く様な,荘厳さを感じました.

シンプルな構成でありながら,ここまで大きな頂きを作り上げる事ができるなんて...音色,和音のチョイスがとても素晴らしいです.曲の閉じ方もとても印象的です.
Yuka
投稿日時: 2014-6-21 21:12  更新日時: 2014-6-21 21:12
一人前
登録日: 2005-3-16
居住地:
投稿数: 132
 Re: たまゆらの露も涙もとどまらず
亡くなった母を思って詠った和歌なのですね…。

ビブラフォンの音色が「涙」を思わせます。
奥底からこみ上げてくる悲しみがすごく伝わります。

私も父を亡くしております。その時は父のいた部屋、
使っていたもの、全てが抜け殻のような感覚で…。
これが母となれば、さらに悲しいのだろうと思います。

藤原定家もそんな感覚だったのでしょうか…?
yuuichikさんもそんな経験をしたからこんな素敵な曲が
作れるのでしょうか?


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