コメント、サンキュです。
P-Noriさんの音楽もP-Noriさんも大好きなので超うれしいです。

まぁ、オルタナがどうのこうのはあんまり気にしないでください。
自己完結してる言葉だし、もはやあまり建設的なものじゃないような
気も若干します。

コンビニの袋の歌を作ろうと思ったのは、下にも少し書いたように
じつはイースタン・ユースそのものです。
彼らの唄に、ひび割れたコンクリートの隙間から生えた雑草の歌が
あって、その視線を直接的に/間接的にコピーしました。
とっても美しく、悲しく、力強い曲で、もともと大好きだったんですが
自分の今の気持ちを表わすのに、情けないくらいしっくりくるなぁと
思いながら返歌を返したような案配です。

ぜひ併せて聴いてもらいたいんですが、彼ら、メジャーを一端離れる
ような形で自分たちでレーベルを立ち上げた直後なのでiTMSで
旧譜を聴いたりできないっすねぇ。残念〜

オルタナとかよく分からないけど、今までのbeast作品の中で一番好きかも！　ケムリを超えてます……。
コンビニの袋なんかに着目すること自体、素晴らしいッス。ていうか、音も声も全て素晴らすぃ。この哀愁感はどこから来るのでしょうか。。

::... tioさん

サンキュです！
「オルタナ｣って、じつはもう売れるキーワードじゃないのでメディアでは
死語なんですけど、精神性みたいな部分で便利な言葉なので使ってます。
早い話が「ちょっと煮詰まってきたんで、別の物差しで計れば新鮮さを取り
戻せるかも？」っていう態度以外に何も決まったモノはなくて、音の傾向に
してもポップスを中心にエレクトロニカ、メタル、パンクそれから宅録的な
物などバラバラです。『ちょっと新鮮で、米国の大学生が好んで聴きそうな
音楽』といった大雑把な括りがあるだけです。

（なんちゅーか、米国の大学のある街って、月面に基地を造るのと大差ない
　ってゆーか、隔絶されてて、なのにラジオ局はあるわ、ローカルにどえらい
　スターがいるわで、物凄い独自の価値観が生まれてるみたいな認識があって
　こその言葉だと思います。元からそういう国ですけどね）

ここではボブ・ディラン的な乾いた空気やニール・ヤング的な力の抜けた
稲妻を別の方法論で作ってみたいなぁという気持ちが根っこにあって、
オルタナ・フォークという、ま、多少は使われる言葉を使いました〜

いいですね、これぇ！
オルタナっていわれても私にはよくわかりませんが、いいものはいい。
音数少ない分、ひとつひとつの音が心に響きます。
私的には、beastさんの別の表情を見た感じです。

ボーカルは、メロディを探るときの一番自然な声なんですよ。
高くてイヤっちゅーか恥ずかしいので普通なら録り直すんですが、
それっぽくなったのでOKにしましたっ。

フォークに関しては結局、白人版カントリーブルースのコトっすよね。
ブルースの１変種として自分の中にもかなり濃くあります。
最近のイースタン・ユースの曲間はなんと弾き語りで漫談やるんすよ！
もうあらゆる意味で完璧にフォークっす。365歩のブルースっす。

今回は、詞の世界観が先だったので、実は当初 Arthur Lee のような
音楽を考えていて、コードもそれっぽかったんですが、あまり上手
に弾けなかったので、弾き方を変えて今の米国風にしてみたら、
たまたまオルタナフォーク風に響いた、みたいな感じです。だから
完全に意図したものですが、ジャンルとしてはコメントを書くときに
認識しました。ジャンルと言うよかスタイルですね。

Beth Orton が好きなので、そのうちそういうのもやりたいっす〜♪

おそらくは初めて聴く雰囲気のボーカルでかなり残りました。
暗いと言われてますけど、僕自身はこういうのが当たり前な感じです。

結果的にオルタナフォークだったのか、出てきたものをオルタナフォークとして仕上げたのか、といったあたりが気になります。

Eddieさん

レコードに関しては偶然です。
コンビニの袋を想定（実際は今はポリエステルですけど）
してたし、自分で気付いたのはできた後でした。
でもそもそも浮かんでいた絵は、軽やかに空に吹き飛んでいき
たいけど泥がついて重力に逆らえないっていう様子だし、ゴミ
がゴミのまま静かに腐っていくって唄なので、ノスタルジック
とかレトロな印象を持って頂ければ、自分のイメージと共有
できたなぁって想いです。
暗い歌っすよね。はは。

エディです。
なんかはじめのほうから聴いてて、
なんかイメージがわくんすよ。
「まわるまわるまわるゆっくりまわる」
という感じのイメージ。
Macの昔のCMじゃないっすけど。
そいで、よっくタイトルみたら
「塩化ビニール」。
なるほどです！！
途中のギターすっごくかっこいいっす！
それとなんかノスタルジックな感じがここちよいです

どもでございます。（椎名林檎調）

ieieさん＞フツーだったらもう４小節前から入れる

いやぁ。毎度、よく聴いて頂いてサンキュです。
普段、聴く人の気持ちを作って展開するような処は
避けてる感じがある、とゆーか自身が飽きやすいんで
早めに展開させちゃうんですが、この曲は基本的に引っ張り
ぎみでゆったり作ってみました。その方が曲想として「ぽい」
んじゃないかなぁっちゅートコです。
ブリティッシュ云々は、自分ではよく判らんですねぇ。
最近はArctic Monkeysというのを聴いたくらいかな。
ちょい前のだとWater Boysとかは好きっす〜

norick.hさん＞最初 indus さんかと

すいません。狙いました。ｗ
一緒にプレイしたってコトで当然影響受けてるし、リスペクト
って感じっす。この曲では他に、ちょうどライブを観て衝撃を
受けたところだったので eastern youth から「頂き」してる
部分もあります。歌詞の「裁き」って単語です。ここでは真逆の
意味で使ってます。
ニュー・オーダー云々は上記の通りなんとなくしか判らないけど
言ってる意味は伝わります。他に、Pavement、Television、
Lou Reed辺りの影響が少しずつ出たかなぁ。

inukenさん＞生身

曲を作る作業としては普段はここから始まるって感じですけど
なんかこの曲の場合は未完成なニュアンスを残したいと思って
まぁ、いろいろ考えた末のこのような形になりました。
えっと、じつは14分バージョンというのとイントロがノイズだけ
バージョンというのがあって、いつも以上に試行錯誤したんです。

ギターの音で気になるのはフィードバック音ですよね？
もちろん生音で演れば一発で済むんですが、ちょっと仕掛けアリで、
AUのプラグインシンセで作った自作ループをプレイに重ねてます。
じつはよく使っていて、もう５回目くらいじゃないかな？それに
加えてさりげない形でSupaPhazerで発振させたトラックも突っ込
んでます。（ギザギザな感触が伝わるだけで、聞こえてないですｗ）

ビーストさん、どうしちゃったの？
って思ったくらい、生身。
とても大切に作った曲と聴きました。
ギターの音が気になりますね。
アンプ録りでしょうか？
この音、好きです。

最初 indus さんかと思いましたよ。オルタナと言われる曲、自分的には結構好き嫌いあって、でもこの曲みたいな初期ニューオーダーの香りのする切ないコード展開のものは大好きです。というか、自分的には、ビーストさんの曲の中で一番聴くことになりそうな予感。

びーすとさんの曲でこんなに強烈にブリティッシュの香りがするのは珍しいですね。好き嫌いでいえばもちろん大好きな音＆アレンジです！
イントロのギターのコード弾きとベースの絡みからもう持ってかれます。
　Aメロもいいっすね。Bメロは変化球っぽい感じ。フツーだったらもう４小節前から入れるでしょうねえ。ちょちとヒネるところもらしいですね。途中で爆発するギターも決まってる。終盤のディレイ音、絶妙に美しいです。