コメントありがとうございます。
それと知らずにバレエ曲をイメージしていただけたとは、光栄です。
ジゼル、好きですよ。
でも、曲より話の方が好き。
兄の視点とは、私自身では全く思いも及びませんでしたが、
なるほどなるほど、そういう見方も面白いですね。
丁寧に聞いて頂けて、感謝感激であります。

はじめましてー
ヨーロッパ（中欧）あたりの朝霧の森をイメージさせるような儚く美しい楽曲に現実を忘れて拝聴致しました。

説明も読まずイキナリiPodにダウンロードして拝聴した事もあって、当初どうしてジゼルのお話が頭に浮かぶのかなぁと思ったのですがバレエ曲のイメージでしたか。（やったぁ！勘が当たった。でもバレエはトロカデロしか見たことがないです……、って、ダメじゃん。＞自分 orz）

で、説明を拝見して改めて拝聴しますと、今度は「娘」サイドではなくその「兄」視点を何故か感じました。
小さい頃からずっと一緒にいて、自分だけが見続けていた美しく愛しい妹が他の男と恋に落ち、自分から離れていく。それがどうしても許せず、ついに兄は破滅の道を進む事を決意する。
そんな兄の慟哭の曲にも聞こえてきて、また新たに楽しむ事ができました。

現実を、音の力だけで忘れさせるgt_music様とその曲との出会いに感謝！です。ありがとうございます。　

コメントありがとうございます。
バレエを感じていただけて、とても嬉しいです。
この話の場合、殺したのは自分ではなく、殺されてしまった
恋人の墓として、鉢に埋けたというあたりが、阿部定やサロメとは、
またちょっと違う哀しみがあるように思われますね、個人的に。

女性の情念と男性の猟奇…これはジェンダー論の領域っぽいですね。

情念にしろ狂気にしろ、ロマン派的な優美さが欲しいと思って
作っていた曲ではありますがが…宮廷楽師は褒めすぎです。

コメントありがとうございます。
デッド・カン・ダンスは大好きだけど、今回は特にはイメージして
いませんでしたね〜、グラスはバリバリ入ってますが。
主題の旋律、気に入ってくださって嬉しいです。

ん〜素晴らしい！
バレリーナの繊細な手足の動きが目に浮かぶようです。
バレエは物語や感情の動きを全て身体動作で表現しなければならないので、髪の毛先から爪先まで神経が通っているようなデリカシーが要されるそうですが、この曲にもそれに通じる精妙さ、豊穣さ、情感を感じます。

私も阿部定やサロメを連想しましたが、こういう愛なのか情念なのか狂気なのか常人には判断できないような世界、何故か惹かれます。
（ところで、情念って言葉は何故、一般的に女性の行動に関して使われるのでしょうね。男性でも似たようなことをする人はいて、たとえば恋人の死体を保存して慈しんだという実話もある訳ですが、こういうのは猟奇的と呼ばれるんですよね）

話が逸れましたが、こういうテーマだと人によってはもっと大仰な作風にすることもあると思うのですが、gtさんならではの妙趣・優雅・品格が漂っていて、何だか私にはgtさんが宮廷楽師のように思えるのでした

野武雪さんのDeadCanDanceに反応しながらも、んーって思っていたら、Philip Glassで納得した気がします。

叙情的な主題の旋律が非常に好きです

コメントありがとうございます。
説明は…まあ、あんまり気にしないでください。
ブラスは、自分が好きなフィリップ・グラスの影響です、多分。
お楽しみいただけて光栄です。

コメントありがとうございます。
ガキの頃、クラシック聴き始めたきっかけがバレエ音楽だったので、
バレエ音楽だと言われると、とっても嬉しくなります。
拍の切り替え部分は、一回できたやつが納得いかなくて、
改めて作り直したところなので、お褒め頂けて嬉しいです！

説明を読むと、何やらすごいことだなと思いました。
が、曲は本当に素晴らしい！！
クラッシク調の曲に、ブラスがシーケンスっぽくからんできたり、
とても楽しく聴かせていただきました。

ご無沙汰しております。
またすごい曲を。w
確かにバレエ音楽ですね。しかしバレエ音楽に仕上げるというセンスが凄いな。
3拍と4拍の切り替えのスムーズさが、場面構成を際立たせていますね。
東欧の例えばヤナーチェクやペルト、あるいはボロディンを彷彿とさせる
管弦手法やメロディ展開が、英国の徒花であるラファエル前派に
これほどしっくり来るとは思いもよりませんでした。
素晴らしいです。

コメントありがとうございます。
そうなんですよ、分からなくもないんですよ…だから惹かれる。
そんな感覚が少しでも曲に出ていると良いんですが。
長い曲なのに、いつも聴いていただけて、感謝感激！

鉢植えにしちゃったんですか
でも分からなくもないお話ですね、あっしは全然しりませんでした。
どこか悲しげで完成されたサウンド 、しっとり〜〜〜
長さを感じさせない構成、素晴らしい

コメントありがとうございます。
起伏に関しては、今回は感情の波を出してみたかったので、
ちょっと意識してみました。
成功していたのなら、嬉しいです。

高等だな。
物語性のある意味深い音楽になってます。
まるで交響曲を聴いているようです。
フォルテとかピアノとか
そういう起伏も伝わってくるし・・

コメントありがとうございます。
物語の元ネタは「デカメロン」で、私が初めて知ったのも、
パゾリーニの映画版「デカメロン」を見てなんですけれど、
おそらく世間的に最も知られているのは、キーツの物語詩
「イザベラ、あるいはバジルの鉢」なので、音にもそういった
ロマン派的な雰囲気を基本ラインに意識して作りました。
ミニマル系と古楽系は、物語の内にある相反する要素の
コントラスト的なものを狙って配置したつもり。

コメントありがとうございます。
クラシカルだけど、ある程度はコンテンポラリーな感じもする
質感の音にしたかったので、どのくらいまで音を湿らせるか、
自分でもちょっと悩んだんですよね〜。
最終的にここいらへんに落ち着きましたが、
確かにもうちょっと湿らせても良かったかも。

コメントありがとうございます。
この話って、愛なのか狂気なのか、悲劇なのか怪異譚なのか、
そういった相反するような要素が魅力なんです、私にとって。
作ってたらどんどん長くなっちゃったんですけど、
お楽しみいただけたようで嬉しいです。

あ、デュエット、私の書き方がマズかったですね、
TheKandersさんとエレGさんのデュエットをリクエストしたつもりでした〜。

コメントありがとうございます。
阿部定だと、もうちょっと何か生臭い感じがしますよね、
愛より性のニュアンスの方が勝ってくるというか…。

コメントありがとうございます。
私自身、この挿話を初めて知ったときはショックを受けまして…。
以来、ずっと心のどこかに引っかかっていたものを、
今回、無謀を承知で音楽にしてみたんですけれど、
感銘していただけたのなら光栄です。

ミニマルな音に、古楽器系の音が挟まるのが面白いですね。それにしても、神話みたいなお話ですねぇ。お伽話ですか。こういうお話だと、ペトルーシュカとか、そういう音が連想されてしまって、ちょっと頭の中がちぐはぐしてしまいました。どうもあたくしは発想が貧困でいかんです。

DEAD CAN DANCE を彷彿させるアートワークに
期待が高まります！

説明文を見ると、その物語は果てしなく悲劇的に
見えるのですが、実はそうでもないように感じました。
サウンドの優雅さに影響されて…でしょうか。
その女性の深層心理を探りたくなりますね。

物語を深く把握すれば、また印象が変わるのかも
しれませんが、もう少し曇った沈んだ質感だと
感情移入しやすくなりそう…そんな気がしました。
（旋律を変えるのではなく、ミックス処理の部分で）

イメージはすぐサロメって、自分なんかは考えてしまうのですが。すっと、悲劇なのか、そうでないのか。
愛する人を独占したいがために、自ら相手を殺して、遺体をずっと永遠に愛すって例もあんますよね。
薔薇の咲いているのを見ると、かたっぱなしから、手で潰して、棘で手から血が流れる。
瞬間の中に永遠があるって信じてやまない。そう考えないと、これからどうしようもない。刹那、高ぶり、情欲の制御。
悲しい。悲しいですよ。でも、幸せ。こうするしかないのだから。
うまい。８分５７秒は長いけど、長くなかった。ちっと旋律走りましたでっす。よかったぁ。
でも、このラインでヂュエットは勘弁っす。

キャーなんか怖い話ですね！

恋人の XXXX を切り落としてって話は
戦前の日本にあったそうですが
植木鉢でなく、懐に入れて持ち歩いたとか？
頭じゃちょっと、重過ぎますね！

ラファエル前派の
クラシカルな雰囲気に合ってますね。
　

そんな残酷なお話が実際にあったのですね

うう・・・かなしい・・・
かなしすぎて、胸がいたいです。

音の表現が情景を浮かべさせて胸が痛いです。

きっと、劇場で聴いたら号泣です・・・。