ありがとうございます。
…少年の感覚　そんな感じ、しましたか。
そう。kankanさんには、自分と同じ「右脳直感派」の気配を感じます。
今回は、既存の印象で、人形やゲーム機の口調を男と女に振り分けましたが、
なるべくストーリーは淡々と無機質にしました

「女言葉でドレス」の人形にも「女の性」を感じなかったかも…です。
そんな雰囲気をビミョーに感じてくださったみたいで、嬉しいです。

ありがとうございます。
100年、長いですね。私の祖母は北海道で102歳まで生きましたが、確かに。
いや、モノと人は違うのかもしれないけれど、100年以上、形のままに存在するモノなら、
それだけで畏怖の対象になりますね。だって自分はそんなに生きる自信が無いから。
「大きな古時計」も、たしか100年でしたっけ。
メタモルフォーゼ…う〜〜ん。横文字って、なんだかかっこいい。

ありがとうございます。
グリム童話の、裏にあると言われる残虐性や底知れぬ闇の恐怖感、知った時には私も心がザワザワしたものでした。

3.11のあと目撃したがれきの山は、連休のたび何度通過しても変わらず。
ある一瞬視界に入ったのは、青いドレス（のようなもの）を着た人形（と思う）の一部。

脳裏にフラッシュしたのは、S.スピルバーグの映画「シンドラーのリスト」。モノクロ映画の中で、そこだけ色付けされた幼い少女の「赤い」服。次の場面でその「赤」が、捨てられたボロ人形のように、荷車に積まれて運ばれて行くシーン。　　ただのフラッシュバックですが。

ありがとうございます。
ワタシの場合…「思いつき」がすべてで、知的な展開が得意ではない…というのがイタいところで。出てますよね。
ストーリーには、YsaeKさんのご指摘のような黒々とした裏が確かにあります。
曲そのものは、前の旅人シリーズのように具体的ではなく、ふっと浮かんで消える、場面のイメージ色だけです。
この一年、無力さと諦めと焦りの繰り返し。それでも訪れる季節は、変わらぬ日常を強いるようです。

最近の連作、なんか少年の感覚に近いような気がするっす。
でも、その少年は、曲の中で女性の愛で包まれているってか。
っと、また訳わかんないこと、言っちゃった。

水木しげるさんが、どんなモノにも100年も存在していれば
何かが宿る、というような事を書いていたのを思い出しました。

新たなものの誕生というかメタモルフォーゼというか
そんな感じが希望を秘めながら見えてくるようです。

このシリーズ(勝手にシリーズ化してしまっていますw)、
曲はとてもおだやかで、変わらずきれいなんですが
ダークメルヘンというか、本当は怖いグリム童話的なところがあって
裏のうらのウラを想像してしまいます。考えすぎですね(笑)
それにしても、BGM-Pさんの文章がとても好きです。

いつも曲紹介のコメントを眺め精査してしまう癖があるのですがｗ （20120322追記　それで、んんん…。と一人納得の唸りをあげています。）それはさて置きどこか懐かしい響きとなじみやすいメロディーが、かえって想像がかきたてられます。故に（ストーリーの裏と言いますか核心に触れる）もうひとつ展開が欲しくなりました。