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岡田洲武 さんの日記

カテゴリー [雑記] 
 
2012
2月 1
(水)
01:25
GBUCと僕 その8
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今回がこのシリーズ最終回。
1年ちょっと参加させて頂いた
KPKというユニットの話と、
これからどんな風に音楽と関わっていきたいか
そんな事を話したいと思います、

KPK結成のきっかけは
自分の横顔と言う曲をpotmanさんに
リミックスして頂き、
そして制作過程で様々なアドバイスを
kimuxさんに頂いた事だったと記憶しています。
そしてkoo,potman&kimux、
KPKというユニットが出来ました。

この一年とちょっとの間の出来事が
僕の音楽的経験の70パーセント以上に
なるのではないかと僕自身は思っています。
そしてこの経験は僕の人間的部分にも
影響を与えてくれたと感じてます。

その期間は、
当時KPK通信と呼んでいましたが
一日に何度も三者共通で
メールを送り合っていました。
それは作成途中の楽曲の意見交換、
経緯報告がメインでしたが、お互いの様々な出来事
その事に対する意見交換などもあり
それが僕に与えた影響も大きかったと思います。

そして音楽的に大きな影響を頂いた
その理由は、音楽に関わる上で
一つ一つのハードルを僕の前に置いてくれた
という事でした。

KPKではpotmanさんが作曲担当、
僕が作詞担当。
他の方と関わる事で自分だけでやっている時には
感じた事の無かった、参加してるメンバーが
やってよかったと思うものを作りたい、
良いものを作りたい、
そんな事を初めて思いました。

なので初めて感じる
苦悩みたいなものもありました。
良いものを作りたい、そう思った時に
自分の中にその良いものを計る
物差しが無い事に気がつきました。
そしてその欲で空回りする。
そういう感覚もありました。

僕が歌詞を作る時は
そのメロディやサウンドから感じる
第一印象で決まります。
KPKで作った曲も全て
真剣にそのサウンドを聴いてから
2時間以内に骨格が出来ています。
そしていくら考えても自分の中では
その先、あまり変わりません。(^^;
それをkimuxさんにアドバイス頂き手直ししていく
その作業の中でも本当に勉強になる事が
とても多かったです。

それと歌。
僕はKPKと関わる事で様々な幅の楽曲に
触れる事が出来ました。
その上で様々な歌い方にトライする機会を頂きました。
こういう風に喉を使うとこんな声がでるのか、とか
こういうリズムで刻むと
こういう感じの歌になるんだ、とか
そこでも様々な学びがありました。
全ては一つ一つ置かれたハードルが無ければ
感じ得なかった事だと思います。

そんな中で、KPKの終わりは僕が作りました。
一言で言うと、僕は僕の歩幅でしか
歩けない人間だからだと思います。
人の価値観を容認できても合わせる事は出来ない。
みなさんはどう感じられてるか解らないのですが
僕は偏屈な人間で理解されない部分があるという
自覚があります。
それゆえ、子供の頃から団体行動は苦手、
まぁ、本当に嫌われ者でした。(^^;

僕はいきなり理由も告げず
終わりにしたいと申し出ました。
僕の理由は理解されないものだという
自覚があったからです。
ですがkimuxさんから助言頂き
お二方に自分なりの理由を告げ、
そしてそれを容認して頂いたときは
お二方の寛容さに感謝しました。

KPKという仮想バンドは
僕にとって唯一のユニット経験になると思います。
そしてとても楽しい思い出になりました。

これから僕が音楽を通して何をしてみたいか。
それは今まで通り
音楽を楽しんでいきたいというのもそうですが
やっぱり直に誰かに自分の音楽を届けてみたい
そういう欲求はあります。

僕は音楽をしているという実感を持った事が
今までありません。
もちろん曲を作りパソコンの前で歌っているのですが
それは僕の感覚で言うと
一人風呂の中で鼻歌を歌っている、
そんな感じなんです。
でも誰かに自分の曲を届けた時に
自分も音楽をやっている、
そういう気持ちになれるのではと思ってます。

ですがライブハウスでライブ、みたいなことは
あまり考えられないんですよね。
僕にはお金を払って、足を運んでもらうような
演奏も歌もする自信はないですし
そういうスタイルは僕の理想とも違います。

以前、近所の公園で弾き語りの練習かたがた
2時間ぐらい歌った事があります。
その時は本当に恥ずかしかったのですが
この公園の中でもしかしたら誰かが僕の歌を
聞いているかもしれないと思った時に
ゾクゾクとした記憶があります。
なのでするとしたらそんな形かも知れません。
そしていつか、誰かや何かの為に何処かへおもむき
そこで歌った事で誰かや何かが
喜んでもらえたとしたら
それは生き甲斐になるかもしれないという
気持ちはあります。

そんな事で、GBUC と僕シリーズ、
ながながとすみませんでした。
そしてありがとうございます。
そんなこんなで、この辺で失礼いたします。
お粗末様でした!(ニコ!

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投稿者 スレッド
岡田洲武
投稿日時: 2012-2-4 4:36  更新日時: 2012-2-4 4:39
登録日: 2010-7-2
居住地: 木の上
投稿数: 1741
 Re[2]: GBUCと僕 その8
potmanさん、どうもです。
僕もたまに聴いてます、KPK。
コメント欄が懐かしかったりして。(笑)

進化してるでしょうか。
僕は曲を作り始めて300曲近くなると思うのですが
最近感じるのは一期一会というか
昔作った曲を聴いて
今はこの曲は出てこないだろうなと思うのと
僕の場合、
一曲一曲が僕の中の引き出しに収まって行く
感じがあって、
その引き出しには2つは入らないみたいなんです。
だから一つ一つ自分なりになんですが
丁寧に作りたいと思い始めました。
potman2
投稿日時: 2012-2-3 22:27  更新日時: 2012-2-3 22:27
ターミネーター
登録日: 2010-5-23
居住地: 東京
投稿数: 1451
 Re: GBUCと僕 その8
思えば変な組み合わせでしたね。
Kooさんの初期のアカペラも衝撃的でしたし、
ワタシといえば打ち込みもループも出来ない異端な感じでしたが(いまだに)、
GBUCの顔ともいうべきkimさんがいつもまとめてくれました。

ワタシにとってもKPKは最高に楽しい思いでです。
いまだにタグのkpkから聴いたりしてます。
中には恥ずかしい曲もありましたがみんな好きです。

Kooさんは音楽的にとても進化したと思います。
KPKがあってもなくてもKooさんの音楽に対する情熱は
変わらなかったと思います。

二度とない貴重なユニットに参加できた事、とても嬉しく思ってます。
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