柴田錬三郎の「怪談 累ケ淵」の冒頭は
「この話の登場人物は一人残らず悪人だ」というような始まりだったか、たしか。
いや、ガルパン。ガルパンの魅力は沢山ありますが最大の特長は
「一人残らず善人」ということに尽きるのではないかと思いますね。
しかしワタシは「恥ずかしながらガルパンにはまっちまって、、」とは
最近何度か発言しとりましたが、ziziさん、かかりましたか。がはは！
個人的には五十鈴華さんがフェイバリットですが、やっぱ全員いい！

きのうサッカーを見ていてキーパー川島のユニホームに
「お、ウサギさんチームのM3リーの色！」と思ったり。

学園艦という発想の凄さや、一人ひとりのエピソードも少しずつ分って
あと何と言ってもクスグリがたくさん散りばめられていて何度も楽しめるし、
知らなかったことも沢山ありました。

いわゆる「鉄ちゃん」も細分化されていてタモリ氏などは「線路マニア」
だそうで、ワタシはその流れだと「キャタピラマニア」かなあ。
しかしここでは「履帯」と呼んでますね。
CGによる物凄くリアルな履帯の質感、動きそしてあのエンジンの音！
いかん、きりがなくなってきたのでこの辺で。

と、これだけは言わせてくんなまし！

だいぶ批判的なことも言われてるみたいなのも事実ですが、
純粋にエンタメとして楽しむかぎり右も左も存在せず、素晴らしい作品と
ワタシは確信します。

おそらくほぼリアルタイム（若干遅れましたが）で流行に乗ることが
初めてという興奮もあるのでしょうが。

失礼しました！

そう、根拠なんていつも後付けだよ♪
いい曲すぎる！

ミリタリー好きと反戦の矛盾ですよね。自分も民間機にはどうも関心が持てずに
軍用機の解説本を読む傍ら「イマジン」を聴いたりしてましたから、
今夏のジブリ映画について鈴木P氏の発言を読み「ああ...」と思ってました。

しかし人間とは知恵があるがために元々矛盾を抱えた生き物であると思います。
好きな相手に意地悪したり、イヤな相手に必死で頭下げたりしたり、心と裏腹な
言動及び行動を取ってしまたったり...いやこれは例えがヘンでしたか（笑）

堀越二郎氏をモデルにした映画も観ました。が。...なんかモヤモヤする...
しかしこんな悩みを吹き飛ばす映像作品をpotman2氏に御教授頂きました。

そうです。「ガールズ&パンツァー」です。
実は以前からちょっと気になってたのですが、potman2さんが触れられてたので
ちょっと観てみたら....いやこれは面白い。私もハマってしまって一気に全部観ました（爆）
アメリカぽいのが高名がサンダース大付属でシャーマンって（笑）
しかし侮れません。

根拠なんていつも後付けだよ...

この作品がそう教えてくれました。
まさしくその通り。矛盾を抱える事に一々悩んでいても仕方ないのです。

しかしこの作品は色々なヒントが隠されています。

戦争をどうすれば無くす事が出来るのか？この作品を観ながらちょっと考えてみました。
いつもその原因の一つと考えられているモノがあります。戦争するには道具が必要、
その道具には供給先があり、当然そこで働いている人がたくさんいます。
するとこういう権益を守ろうとする力が働き、いつまでたっても武器の供給は無くなりません。
いわゆる軍産複合体というヤツですな。

ではその連中が武器以外のモノで儲けたら良いのではないか。ここで登場するのが
学園艦です。予算をバラまく事になるかもしれませんが、増大する軍事費を教育費に振り分け、
軍産複合体も民間需要に転じて武器を売らなくても儲かる仕組みを作る。
そうすると密かに世界各地に緊張を持たせようとするロビー活動も沈静化、
やがて紛争は減少する事になるでしょう。

なんつって。しかし私は「○立○○」よりもこちらの方が感動しましたね。
自己の信念に基づいて行動した結果、トラウマを抱えてしまい、またそれぞれが...
家柄や年老いた親族や何かしらをを背負いながらも共に苦労を分かち合う...
自分が追われる原因となった助けた相手に礼を言われるシーンなんてもう涙が...

あ、すみません。ちょっと語ってしまいましたな、この話はまたいずれ。

それと長文ついでにもう一つ。

>一生懸命努力したのに全部無駄になってしまった

日本は戦争に敗れ、多くの犠牲を払いましたが、あの時代に行った事は
全て無駄な事だったのでしょうか？そんな事ないはずです。
それでは命を落とされた方や辛い目に合われた方の想いが報われません。

今年に入って当時培った技術により少なくとも二名の人名が救助されました。
http://www.youtube.com/watch?v=FfKRekwubpE
救難飛行艇「US-2」の性能はこの分野においては現在世界一です。
4mの波高の海に着水出来る飛行機は全世界中にこれしかありません。
メーカーの新明和の前身は元川西航空機、大戦中に九七式、二式飛行艇を創りました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/川西航空機
ゼロ戦が太平洋戦争後期にはその優位性を保てなかったのに対し、こちらの分野では
大戦中はおろか現在においても世界一。

長文失礼致しました〜！それではまた。

SCRAPさん、どうも。

オリバー・ストーン、おお見ましたか。
この方はベトナム帰還兵で「プラトゥーン」「7月4日〜」など
好きな監督ではあります。コッポラ「地獄の〜」が個人的には一番ですが。
ほんと、通訳のかたもまんまズバリ言ってますね。ご両人とも心配になるほど
言ってます。
社会的地位のある外国の人が言ってるのに、国内たるや、、、
便通と汽車倶楽部がある限り民主主義は機能しないのかもしれません。

で、ジョンーンズさんのシリーズは泣ける物語のオンパレードで、
やっぱ今の所、個人的一番泣けたのはこれですね。
https://www.youtube.com/watch?v=jr4HBEzyjr0

ありがとうございます。

seiichiさん、いつもどうも。

奈良、暑そうですね〜。
先日は社内で一斉に「ミョンミョン」と周りの携帯が鳴り出し
びっくりでした。ワタシのSBは古いせいか鳴らない！

奈良でドデカイのが来なくて本当によかったですね。
とまれ用心に越したことはないのでお互い気をつけましょう。

ウチの犬猫、たしかに暑がりですが一番の暑がりはワタシかも。
夜の冷房が利き過ぎなのかワタシにピッタリ付いて丸くなって寝てます。

シバの女王からのシャンソン展開、これは渋いですね。
楽しみにしてます。秋が深まるころには聴いてみたい！

ありがとうございます！

ziziさん、どうも。

ご近所に凄い展示館があるのですな。
一瞬「大洗」と読んでしまったワタシはもはやガルパン重症患者。
零戦といえばジブリ映画の今度のがそうですね。個人的に宮崎さんに
共感するものがなかったのですが、この寄稿を読んでガラッと変わりました。
http://www.ghibli.jp/docs/0718kenpo.pdf

自分の中での「戦車大好き」と「反戦」が同居してることに若干の自己矛盾を
感じてましたがお陰で消えました。
おそらく「戦車好き」はフロイト的解釈であっさり納得できそうですが。はは
そんなどうでもいい言い訳より昨今の自衛隊グイグイの報道に軍靴の音が
聞こえてくるようです。恐ろしい事に！

浅田次郎さんには珍しい内容のようですが、読んでみたいですね。
入手してみます。たしかに通勤には向かないようですが。

ありがとうございます！

オリヴァー・ストーンの動画は私も日曜日の朝見てましたよ。
はっきり言えちゃう方ですよね。

CM動画の方、私も嫌いじゃないです、このシリーズ。
サントリーのはこんなにまとめてくれてる人がいたんですね。
なんとも悲哀と愛情を感じる脚本。
若い頃には作りもんなんかにダマされないぜと思っていたのに、歳を取ってくると、騙されてもいいかなって気になってくるから不思議です。（私だけですか）
本当に涙腺ゆるくなりますよね（笑）

寅さんネタのCMは、当初リチャード・ギアってところに驚いたんですけど、あの天パの男の子がガジローさんって全然気づいてませんでしたｗ

奈良も暑いですよ〜(-_-)
ワンちゃん、猫ちゃんも冷房がないと暮らしにくいご時世になってきましたね。
こちらは
「シバの女王〜枯葉〜そして今は」シャンソン系のアレンジに取り組み中。
早く涼しい秋が来ないかな・・・

「東京裁判」、封切り時映画館に観に行ったキオクがあります。

毎年この時期になるとそうですね。テレビでも色々やりますが...
本屋に立ち寄ると色々並んでてて目に付いてしまいつい関連本を購入してしまいます。
昨年は「水の空に眠る」を書き始めた頃で、手持ちの本を再読したりしてましたが、
今年は..オリバーストーン氏の発言と...ちょっと関係あると言えばある。
（目的は早期終結よりもソ連への牽制の為、という点。）

浅田次郎著「終わらざる夏」
http://www.amazon.co.jp/終わらざる夏-上-浅田-次郎/dp/4087713466

現在読書中です。まだ最初の方だけですが、早くも号泣の予感がしてます。

あと先日ここに行って来ました。地元県内にある「大刀洗平和記念館」
http://tachiarai-heiwa.jp/
以前は個人営業の私設の展示館だったのですが、数年前町村合併に伴い公立の立派な
記念館になっています。ここは陸軍の基地や工場があった場所ですが、
復元された零戦（32型はここだけらしい）が展示してあります。

御祖父様が呉出身で広島で...大変過酷な体験をされたのですね。
当時を生きた方々は本当に辛い時代を生きていかれたのだと思います。
今年もまた8・15を迎えますね。
先人の御苦労に頭を垂れつつ。今の時代を生きて行く...