さて、性懲りもなく自分の声を使った”Because you were”のコーラス隊の続きです。

前回は、1列目と後列のざわざわした感じの響きをつくってみました。
kimuxさんからのご指摘で、100msはずらし過ぎではないかということと、チューニング補正を使うのがいいのではないかということでしたので、それをふまえて2列目をつくってみます。

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前回、本当は2列目の人たちを作ろうとしてたのだ。でも、なんだか自分の声ばかり聴いていたら気持ち悪くなって、人数を増やしたくなくなってしまい、原音ヌキの響きだけにしたのだった。
でも、そもそも大合唱をつくるのが目的だった。これじゃまだまだ4人で歌ってるようにしか聞こえない。HDDに埋もれているボツテイクを出してくればピッチもタイミングも声の大きさも最初からずれてるから楽かもしれないけど、それは避けたい。

ということで、2列目作成。
チューニング補正は4〜8くらいかけてみた。10を超えると、とたんに人工的な感じになってしまう。
間隔は広げる。1列目の端の人は±32くらいのところにいたが、2列目の端の人は48くらいのところだ。
エコーは15前後、リバーブは20を切る程度。1列目よりもほんの気持ち強い。
コンプレッサーはraitioを4.4〜4.6くらいにして、アタックをやや短く。
EQも生々しくならないように何かしたけど、何をしたのか忘れた。
それでできあがったのがこれ。
2列目
因みに1列目。

更に、前回の後列ほよほよ部分のパンをもっと広げてみた。それ以外はそんなに変えていない。
後列はこんなふうになった。
これだけは1トラックに書き出してトラックを削除。そうしないとトラックが多すぎて動かない。

それでは順に重ねてみる。
1列目。それぞれのトラックの音量は-5.6dBだったと思う。
1列目＋2列目。2列目を10ms程度後ろへ。目分量。2列目のそれぞれのトラックの音量は-7〜-10dBくらいだったように思う。同じ音源だからなんか不自然だし、私の声ばかりで気持ち悪いけど、人数が増えたように聞こえるかな。
1列目＋2列目＋後列。もわっとしたかも知れない。後列は20〜30msくらい後ろへ。

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…こんな感じです。
図で表すとこんな感じ↓。

合唱っぽくなったかどうかはよくわからないんだけど、自分の声ばかり聴いていると気が滅入ってくるので、この辺で切り上げます。次回はこの上に他の楽譜通り歌ってくださっている方の声をのせていきます。
なお、歌ってくださる方は引き続き募集中なのでよろしくお願いします。