企画”Because you were”ではたくさんのご参加ありがとうございます。
ある方から、そろそろ自分のは作らないのかと言われ、重い腰を上げました。
以下は試行錯誤日記です。アドバイスがありましたら是非くださいませ。

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そもそも大合唱がしたかったのだった。

とはいえ、集まった声は現時点で5人分。うち4人がが複数トラックを歌っているとはいえ、それをただ重ねても大合唱にはなかなかならない。

まず、自分の声を使って、大合唱の土台を作ることにした。自分の声だけだと変な癖が増幅されて気持ち悪いし、そもそもこの程度しか歌えていないという問題はあるにしろ、他の人の声が重なれば癖同士打ち消し合うので、さほど問題はない、たぶん。

定位は、向かって左から　アルト　テナー　バス　ソプラノ。

※ここから先はお耳汚しなので、勇気のある方はリンクをクリックして聴いてみてください。

1　場所を決めて重ねる
それぞれのレベルはｰ5dbくらい。ノーエフェクトで重ねただけだから、中域でもごもごいってるし、合唱隊にしてはひとりひとりが暴れ過ぎ。
ちょっと整理しなくては。
なお、ここで入ってしまったプチノイズが最後まで残ってしまった。やだなー。

2　合唱隊1列目
まず、バスリダクションで80くらいから削り、EQで中域を少し削り、高域をほんの少し持ち上げる。
コンプレッサーでだいたいratio4前後にして起伏を少し抑え、ちょっと遠くで歌ってるようにする。
エコーは四分音符で10%くらい、リバーブは15〜20くらい。あまり極端なことはしない。

3　後列
次は最後列の人をつくる。誰かが歌っているというより、原音の気配を消して空気の感じを出したい。
4トラック増やして、SATB1本ずつ読み込む。
パンは、並びは一緒だが少し感覚を広げる。
コンプレッサーはratio5くらい、アタックを短くしてできるだけ頭からかかるようにする。
EQとバスリダクションは適当に。耳にあたるところを削る感じ。
「リバーブ」はなしで、AUMatrixReverbで、調整が面倒なのでプリセットのMidiumRoomをそのまま使う。大聖堂で歌うわけではないのであまり長くしない。
エコーは1列目より多め、15よりちょっと多いくらい。
単体でこれを使うわけではないので、ほよんほよんなのはご容赦。

3　1､2列目を重ねる
1列目はレベルｰ5dBくらいのままで、後列はｰ14くらいにした。味付け程度なのでこんなもんだ。
ちょっと広がりが出たかな。

4　後列のタイミングとピッチを乱す
後列の方が遠いはずなので、トラック丸ごと少しだけ遅らせる。100msくらいずつ、目分量で適当に。
これを使うとノイズが入りやすいのでドキドキするんだけど、AUPitchでそれぞれのトラックを2くらいずつ上げたり下げたりする。
タイミングとピッチを弄ることで厚みが出た…かどうかは不明。
理屈の上では間違ってないとは思うんだけど。

考え方としては大筋こんな具合だけど、まだ微調整しないといけないと思う。
これを土台としてうっすら聞こえる程度に配置して、その上に皆さんから提供していただいたボーカルファイルを、距離感を変えて重ねていこうと考えている。

こんな調子だと今年中にできないかも
続く。

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※公開範囲の設定を間違えていましたので、オープンに直しました。