SCRAPS さんの日記
2012
12月
8
(土)
02:16
本文
仕事嫌いの私、忙しくってまたストレス溜まってます。
というわけで(笑)、また書きます。なるべく冗長にならないように注意して。
もういいかげんにしろという方もおいでかもしれませんが、慈悲の心でどうかお目溢しを……。
さて、音楽好きにもいろいろありますし、音楽の聞き方もいろいろ。
1つの聞き方としてプロデューサーで聴くという方法があるんじゃないかと思います。
世の中には数多の音楽があって、そこには大抵プロデューサーとかA&Rとかの存在がある訳ですが、好きなアーティストというのがあるように、私も好きなプロデューサーというのが何人かいます。
その人が手がけたアルバムとなると、どうしても聴いてみたくなる、食指が動く、といったことが起こります。みなさんはいかがでしょうか。
今日取り上げてみようと思うのは、トッド・ラングレンという人。この人は自らもミュージシャンであり、とっても魅力的な音楽を作る人なのですが、プロデューサーとしてもなかなかの手腕を持っています。
んじゃ、この人がプロデュースした作品をいくつか取り上げてみましょう。
wikiにあるリストから抜粋して年代順に拾ってみますね。
まずはThe BandのStage Fright(1970年)というアルバムから、タイトル曲のStage Frightを。
これはステージ恐怖症に陥ったミュージシャンのことを歌ってるんですよね。ノリがいいけど実は哀愁のある曲。
次は変態バンドSparksのデビューアルバム(1971年)Halfnelson(最初SparksはHalfnelson名義で出したのです)から、Fletcher Honoramaという変な曲を。
う〜ん、ヘンテコでいいなぁ。歌詞も変なんですけどね。興味のある方はちょっとググれば出てくるかと思います。
次も大好きだったHall & Oates(ホール&オーツ)のWar Babies(1974年)から、 You're Much Too Soonを。
80年台に花咲くホール&オーツ節の片鱗がすでにこの曲に見えますね。
また長くなるといけないので時代をすっ飛ばしますが、大大大好きだったXTCのSkylarking(1986年)からThat's Really Super, Supergirlという曲。
実はXTCのアンディ・パートリッジとプロデュースしたトッド・ラングレン、このアルバムでかなりの確執に至ったというのが定説で、コアなXTCファンの中にはこのアルバムを受け付けない人も結構いるらしいのですが、個人的にはとてもいいアルバムだと思うのです。この曲も今聴いたってなんかキュンとします。
じゃぁ、日本人も入れておきましょう。日本が誇るメロディ・メーカー、高野寛のCue(1990年)から、友達についてという曲を。
これもなかなか胸キュンものなんです。彼はロックやプログレ好きのロック青年だったそうですが、優しくて綺麗な声質なのでやってる音楽はこういう感じ。でも彼は凄くいい曲を書くんでファンです。
かなりの音楽マニアだし。
そう言えばトッド・ラングレンの声質となんとなく似てるかも?
それじゃ、最後にトッド・ラングレン自身の名曲を。このジャケットも綺麗で好きなんですよね。
Something/Anything? からシングルカットもされたI Saw The Lightという曲です。
甘酸っぱい。もうおじさんは学生時代、それも特に高校生の頃とか思い出しそうです。
ずっと美術部(と言いつつ活動内容は音楽マニアの顧問を巻き込んで実質軽音部)だったんですが、美大に進むか一般の大学にするか悩んでたなぁ……。
トッド・ラングレンのプロデュースの数々。一貫性があるのか無いのか……。選曲のせいでしょうか、よくわかりませんでしたね。でも彼の特徴は胸が締め付けられるようなセンチメンタルなメロディと言われてます。あとビートルズマニアである彼のギターは、ジョージ・ハリスンっぽいとかも言われますね。
てな訳で、プロデューサーで聴く音楽。トッド・ラングレン編でした。
というわけで(笑)、また書きます。なるべく冗長にならないように注意して。
もういいかげんにしろという方もおいでかもしれませんが、慈悲の心でどうかお目溢しを……。
さて、音楽好きにもいろいろありますし、音楽の聞き方もいろいろ。
1つの聞き方としてプロデューサーで聴くという方法があるんじゃないかと思います。
世の中には数多の音楽があって、そこには大抵プロデューサーとかA&Rとかの存在がある訳ですが、好きなアーティストというのがあるように、私も好きなプロデューサーというのが何人かいます。
その人が手がけたアルバムとなると、どうしても聴いてみたくなる、食指が動く、といったことが起こります。みなさんはいかがでしょうか。
今日取り上げてみようと思うのは、トッド・ラングレンという人。この人は自らもミュージシャンであり、とっても魅力的な音楽を作る人なのですが、プロデューサーとしてもなかなかの手腕を持っています。
んじゃ、この人がプロデュースした作品をいくつか取り上げてみましょう。
wikiにあるリストから抜粋して年代順に拾ってみますね。
まずはThe BandのStage Fright(1970年)というアルバムから、タイトル曲のStage Frightを。
これはステージ恐怖症に陥ったミュージシャンのことを歌ってるんですよね。ノリがいいけど実は哀愁のある曲。
次は変態バンドSparksのデビューアルバム(1971年)Halfnelson(最初SparksはHalfnelson名義で出したのです)から、Fletcher Honoramaという変な曲を。
う〜ん、ヘンテコでいいなぁ。歌詞も変なんですけどね。興味のある方はちょっとググれば出てくるかと思います。
次も大好きだったHall & Oates(ホール&オーツ)のWar Babies(1974年)から、 You're Much Too Soonを。
80年台に花咲くホール&オーツ節の片鱗がすでにこの曲に見えますね。
また長くなるといけないので時代をすっ飛ばしますが、大大大好きだったXTCのSkylarking(1986年)からThat's Really Super, Supergirlという曲。
実はXTCのアンディ・パートリッジとプロデュースしたトッド・ラングレン、このアルバムでかなりの確執に至ったというのが定説で、コアなXTCファンの中にはこのアルバムを受け付けない人も結構いるらしいのですが、個人的にはとてもいいアルバムだと思うのです。この曲も今聴いたってなんかキュンとします。
じゃぁ、日本人も入れておきましょう。日本が誇るメロディ・メーカー、高野寛のCue(1990年)から、友達についてという曲を。
これもなかなか胸キュンものなんです。彼はロックやプログレ好きのロック青年だったそうですが、優しくて綺麗な声質なのでやってる音楽はこういう感じ。でも彼は凄くいい曲を書くんでファンです。
かなりの音楽マニアだし。
そう言えばトッド・ラングレンの声質となんとなく似てるかも?
それじゃ、最後にトッド・ラングレン自身の名曲を。このジャケットも綺麗で好きなんですよね。
Something/Anything? からシングルカットもされたI Saw The Lightという曲です。
甘酸っぱい。もうおじさんは学生時代、それも特に高校生の頃とか思い出しそうです。
ずっと美術部(と言いつつ活動内容は音楽マニアの顧問を巻き込んで実質軽音部)だったんですが、美大に進むか一般の大学にするか悩んでたなぁ……。
トッド・ラングレンのプロデュースの数々。一貫性があるのか無いのか……。選曲のせいでしょうか、よくわかりませんでしたね。でも彼の特徴は胸が締め付けられるようなセンチメンタルなメロディと言われてます。あとビートルズマニアである彼のギターは、ジョージ・ハリスンっぽいとかも言われますね。
てな訳で、プロデューサーで聴く音楽。トッド・ラングレン編でした。
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投稿者 | スレッド |
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SCRAPS | 投稿日時: 2012-12-10 12:27 更新日時: 2012-12-10 12:27 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re[2]: dj_beastさんへ ガラクタ通信 その3 beastさんもお好きでしたか!
しかも原点!! 敢えての一枚、なるほどですねぇ。私だったらなんだろうなぁ〜。結局選べないかなぁ。 プロデュースについては安かっただけと仰るwww でも結構プロデュース作品ヒットさせてるようなので、コスパが良かったってことですね。 バジェット管理は売り物作るには重要なファクタですもんね。 コメント下さってどうもありがとうございます。とても嬉しかったです。 |
SCRAPS | 投稿日時: 2012-12-10 12:23 更新日時: 2012-12-10 12:23 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re[2]: gigoさんへ ガラクタ通信 その3 gigoさんもお付き合い頂きまして、どうもありがとうございます。
>マイナー過ぎていつでも同じプロデューサで…… そんなにマイナーなのを聴いてないですが、私もそんな感じです。 結局、好きな音楽からその関連とか系譜を辿って行くと、ズルズルと底なし沼に引きずり込まれたような状態に陥ってしまいます。 YOUTUBEなんて、私にとてってまさに時間泥棒w 関連動画を漁っていく内にあっという間に時間が過ぎてしまいますね。 |
dj_beast | 投稿日時: 2012-12-10 1:57 更新日時: 2012-12-10 1:57 |
ガレバンジャンキー 登録日: 2004-2-12 居住地: 荒川二ノ3のジャージの着こなしが尋常じゃない件 投稿数: 2985 |
Re: ガラクタ通信 その3 トッドさん∩(´∀`)∩
ガレージ文脈でもソウル文脈でもマイ原点っす!くぅー ナッズやSomething / Anything?!!もちろんパクってますがw、あえて1枚選ぶならBack to the Bars!あれはデビッドボウイもつくれんかったアルバムちゃうやろか〜逆にプロデュースは・・・スタジオ代とグロスで安かっただけちゃうかなぁw |
gigo | 投稿日時: 2012-12-10 0:15 更新日時: 2012-12-10 0:15 |
登録日: 2004-6-2 居住地: 中央公園西半丁入る北通り下駄履き最上階北窓日照短猫付時折雨漏り環境並地下鉄バス近大通り東3丁目元馬通 投稿数: 4160 |
Re: ガラクタ通信 その3 「トッド・ラングレン」と言うお名前だけは、なんてくらいで、
ぜんぜん知らないんですけどね。 うん、プロデューサーを意識して聴くということはしてこなかったけれど、 50年代60年代の黒人マイナー・レーベルをケッコウ聴いていた時期は、 結局プロデューサーで聴いていたのと同じような事だったかもしれないですね。 マイナー過ぎていつでも同じプロデューサで、同じような編成や構成だけれど、 聴く方もそう言うテイストに惹かれて聴いていたと言う意味です。 ただヒットしていると言うだけでなく、 テーマを決めたこういう音楽の聴き方ってすきですよ。 実は先日もあるひとつの曲をYouTubeで2日間ずーっと聴きっぱなしで、 何かこういう風に書こうかとも考えたのですが、 あれも、これも、やっぱりこれも入れたいとなって、 頭の中が整理がつかなくなって、ヤメました! |
SCRAPS | 投稿日時: 2012-12-10 0:00 更新日時: 2012-12-10 0:00 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re[2]: kimuxさんへ ガラクタ通信 その3 「一度見たら忘れられない恐怖の顔の持ち主、トッド・ラングレン」(笑)
そこまで恐怖の顔ですかねw グランドファンクのロコモーションって、あのソフトバンクのCMのやつですよね。トッド・ラングレンは結構自分でもミックスをやっちゃう人らしいので、これがそうか分かりませんが、意図的なものなのでしょうね。 ザッパもサウンド的に変態さんですよねぇ〜www 私はあまり通ってことも無いですが、変態プロデューサーが好きなのかも。 奇特にも読んでくださってコメントまで下さって大喜びです。どうもありがとうございました。 |
kimux | 投稿日時: 2012-12-9 22:29 更新日時: 2012-12-9 22:29 |
登録日: 2004-2-11 居住地: 地球 投稿数: 6943 |
Re: ガラクタ通信 その3 大昔、FM放送のエアチェック(死語)用の雑誌がありましたよね。
私はFMレコパルをよく買っていたのですが、レコード評のところに、 「一度見たら忘れられない恐怖の顔の持ち主、トッド・ラングレン」 と紹介されていたのを今でも忘れられません でも追っかけて聴いたことがなくて話題についていけません。 あ、この前、Pさんとグランドファンクのロコモーションという 曲の話をしていて、冒頭のハンドクラップのところのミックスの ひどさを指摘したら、トッド・ラングレンのプロデュースだと 教えられてびっくり。あれはワザとだったのかと。 フランク・ザッパもグランドファンクのPをしてるみたいですが、 トッド・ラングレンもザッパも通好みのミュージシャンですよね〜 |
SCRAPS | 投稿日時: 2012-12-9 21:50 更新日時: 2012-12-9 21:50 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re[2]: potmanさんへ ガラクタ通信 その3 わ〜、こんなのわざわざ読んで下さったんですね。嬉しいです。どうもありがとうございます。
毎度、私のひとりごとを記事にしちゃったみたいな話ですが、反応があると嬉しいものですねぇ。 プロデューサーの役割って確かによく分からないですよね。プロデューサーと一口に言っても、人によって全然違うみたいですし、日本と欧米でもまた違うみたいですし。 アメリカン・バンドって、グランド・ファンクの代表作みたいなアルバムですよね。トッド・ラングレンは確かに鬼才(奇才?)と呼ばれる人で、いろいろ変なミュージシャンたちのプロデュースも手がけていて、いまいち分からん人ですね(笑) プロデューサーで聴くって、あんまり一般的じゃないんですかね? てっきり多くの人がそうなんじゃないかと勝手に想像していたのですが、また勘違いでしたか(笑) 例えば、ウォール・オブ・サウンドならフィル・スペクターだとか、バーバンク・サウンドならヴァン・ダイク・パークスだとか、そのプロデューサーでなきゃっていうサウンドがありますよね。多分、プロデューサーっていう人の役割がでかいんだろうなぁ、と何となく思うようになり、そういう聴き方をするようになったのですけど。 一時期流行った小室サウンドとかも、好きな人は小室哲哉のプロデュース作品を集中的に聴いたりしていたんじゃないかなぁと、想像してます。 私はあまり好きな方じゃなかったんですけど。 |
potman2 | 投稿日時: 2012-12-9 19:50 更新日時: 2012-12-9 19:56 |
ターミネーター 登録日: 2010-5-23 居住地: 東京 投稿数: 1451 |
Re: ガラクタ通信 その3 正直プロデューサーなるものの役割がはっきり分りません。
個人的にKPKでのkimさんの役割かなあと、ざっくり思ってたりしますが。 トッドラングレン、グランドファンクのアメリカンバンドという 金キラのLP(古い!)のオビ(これまた古い!)に 「鬼才トッドラングレンをプロデューサーに迎え〜」といったような事が 書かれていた記憶があり、ああ大事なまとめ役的な存在なんだなあと 思ったものでした。 実際グランドファンクの場合(好きなものですみません)、トッドラングレン の手掛けた2枚はずば抜けて当たったみたいです。 バッドフィンガーやあの(!)チューブスも手掛けていたとはやっぱ鬼才。 それにしてもプロデューサーで聴くという発想もSCRAPSさんならでは! 面白かったです。 |
SCRAPS | 投稿日時: 2012-12-8 14:55 更新日時: 2012-12-8 14:55 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re[2]: ziziさんへ ガラクタ通信 その3 いつもお付き合いいただいてありがとうございます。
”水眠”の方も落ち着いたらコメント入れようと思って、取り敢えずの好きポチだけしてましたが、こちらにコメントいただいて先を越された感がありますw 私は結構プロデューサーで音楽を追いかけることがあるんですよ。 深追いというほどではないんですけども。 ロジャー・グローヴァーですか。 そう言えばベーシスト出身のプロデューサーって意外に多いですよね。やっぱり全体を見渡す立場なんでしょうか。 日本だと、細野晴臣とか佐久間正英とか亀田誠治とか。 みんなマルチプレイヤーでもあるけれど、ベーシストとしても一流ですね。 デヴィッド・フォスターや角松敏生というのはなるほど、ziziさんだなと思いますよ。 で私、美術と文系だけは得意だったんですね。理数系が滅法苦手でして。 典型的な文系人間であり、文化系男子だったのです。サブカル少年という意識は持ってなかったのですが、今振り返るとかなりそっち寄りの人だったかなという気はします。 音楽の成績は普通でしたw |
zizi | 投稿日時: 2012-12-8 8:24 更新日時: 2012-12-8 8:24 |
登録日: 2008-4-25 居住地: 投稿数: 3247 |
Re: ガラクタ通信 その3 おほっ。ストレス溜まって来られましたか...年末ですものね、
忙しい時期ですが頑張って乗り切って行きましょう! さて今回も楽しませて頂きました。プロヂューサーですね。自分は あまり深追いしない聴き方しかしてませんでしたのでパッと名前が 出て来ませんが...しいて言えばロジャークローバー(そんなんアリか?)、 デビッドフォスターとか?日本では角松敏生とか(かなりミーハーでしょうか) しかしSCRAPSさん美術部だったんですか!かなりアーティステックな 感性をお持ちなんでしょうね、絵心のある方が羨ましいです! |
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