SCRAPS さんの日記
2012
10月
24
(水)
16:14
本文
私のストレスが溜まると始まるガラクタ通信。第二回目です。
先日、また車中でラジオを聴いていたのですが、いわゆるニューミュージックと言われた古い音楽(ニューミュージックなのに古いとはこれいかに?)中心の選曲の番組でした。個人的に琴線に触れるような曲はほとんどかからなくて、退屈な番組だなと思っていたのですが、1曲だけ、サーカスというコーラス・グループの「アメリカン・フィーリング」という曲がかかりました。
この曲は坂本龍一による編曲で、彼がこの曲でレコード大賞の編曲賞を受賞したというのはよく知られているのですが、彼らのレコードはアルファ・レコードから出ていた関係で、実は参加しているミュージシャンがアルファ・レコード人脈の素晴らしいメンツなんです。この曲ではアレンジ坂本龍一、ドラムは一聴して明らかな通り、高橋幸宏、ベース細野晴臣というYMOトリオ。他の曲でも小原礼、佐藤博、鈴木茂、村上“ポンタ”秀一、浜口茂外也、斉藤ノブなど、一流どころがこぞって携わっていたのですね。う〜ん、相当豪華です。
この曲を聴きながら、日本の音楽もなかなか捨てたもんじゃないと、改めて思いながら、子供時代に聴いていた色々な音楽へと思いを馳せたのです。
私は生粋の音楽馬鹿なのでしょう。なんでも、言葉も話せない乳幼児の頃から、音楽が流れるとリズムにぴったり合わせて手足を動かしていたそうです。
そんなわけで、本当に小さな頃から音楽好きで、踊ったり歌ったりが日常。トイレで踏ん張りながら熱唱。母親と夕方散歩に出かけるのが日課だったのですが、花とか虫とか何かを見ればその歌を作って歌ってくれと無茶ぶり。毎日そんな調子でいい迷惑で面倒くさい子供だったそうです。
家庭には父親のジャズレコードが山積みでしたし、母親はSimon & Garfunkelなどのアメリカン・フォーク・ロックのレコードと、いい環境だったのかもしれませんが、それら自体は子供の頃は全くスルー状態。
音楽に関して一番根っこのところで影響を受けているのは、おそらくテレビじゃないかと思うのです。テレビっ子でしたから。
それで、本人の記憶にはまったくないのですが、親からの情報によれば最初にはまって歌いまくっていたのは、トワ・エ・モワの「空よ」という曲だそうです。
この曲が1970年だそうですので、1968年生まれのオッサンである私は当時まだ2歳。覚えていなくても当然ですが、改めて聴いてみるとアレンジで使われている楽器編成とか、今の自分の好みと変わらないことに驚きます。
自覚的に好きだった曲で一番古い記憶は、尾崎紀世彦の代表曲「また逢う日まで」です。
この曲は本当に好きで、今聴いても本当にカッコいいと思います。歌唱も素晴らしいですが、何と言ってもこのソウルフルでR&Bテイストなアレンジですね。この時代に日本でこの演奏、というところに強く興味が湧いて、大人になってから調査してみたことがあるんです。このリズム隊だれなのだろうかと。
調査の結果、ドラムはジャズドラマーの猪俣猛さんでした。猪俣さんがどんな人かというと、こちらの動画を見ていただくとなんとなく伝わるんじゃないかと思います。
そしてこの縦横無尽に動き回るカッコいいベースは寺川正興さん。寺川さんといえば、こちらの曲でも最近有名らしいですね。
そして個人的に耳が釘付けなのは何と言ってもこのソウルマナーなピアノ。このピアノは飯芳馨というやはりジャズ系のスタジオミュージシャンだそうです。
子供の頃はよく少し前のアニメとかドラマとかが繰り返し再放送されていたのですが、そういう番組で繰り返し流れていた音楽もクールでした。例えばひみつのアッコちゃんのEDテーマ。
これは小林亜星作曲に山元護久・井上ひさし作詞で、歌は亜土ちゃんこと水森亜土さん。今聴いても僕の耳には最高にクールに聞こえます。
あとで調べて知ったんですが、この歌詞は山形民謡の庄内おばこの引用だそうです。井上ひさしさんは山形のご出身なのですね。深い。
庄内おばこについてはこちらが参考になります。(歌詞含)
http://blogs.yahoo.co.jp/shakuhachi_fue/49543609.html
そして巨匠冨田勲さんの手がけたリボンの騎士がまた力作なんですよ。
どうですか、この本気アレンジ。子供向けだからって手抜きは一切なし。というより子供向けだからこそ良いものをという良心的な仕事っぷりを感じますよね。実はこれは初期バージョンで、ビートがシャッフルしない後期バージョンもあるのですが、演奏はフールサンズ。当時のテレビ番組のクレジットを見ていると時々出てくるんですよね。調べてみましたが、あまり詳しい情報は未だ見つかっていません。
もう書き出したら止まらなくなってきたんで長くなりそうですが、飽きたらすっ飛ばしちゃってくださいねw
そうそう、前にコメント欄で書いたと思うんですが、当時のこうした作品はいわゆる職業音楽家と呼ばれる方々が大活躍されたものが多いんですね。そのくくりでいくと、菊池俊輔という作曲家も外せません。個人的に未だに大好きなのはキーハンターというドラマのテーマ曲。
フランス帰りの元NHKアナウンサー、野際陽子さんが魅力的なのですが、ディレクターに直談判してこの曲を「非情のライセンス」として歌わせてもらったという逸話もありますね。動画で後半歌っているのがそれです。
ついでにやはり子供の頃ハマリにハマっていたスパイ大作戦も。原題はMission: Impossible。ご存知の大ヒット映画の元ネタですね。
さて、再び日本の職業音楽家に戻しますが、やっぱりハマっていたカリキュラマシーンという番組。音楽は宮川泰さん。これも今聴いてもクール。
そして何と言っても外せないのはルパン三世。もう愛しているといいていいくらいの作品なのですが、まずはこの激シブのエンディングテーマを。
もう、こんな大人な音楽なのに子供心を捕らえて離さないといいますか。一般的にルパンシリーズの音楽といえば大野雄二さんが有名ですが、この曲が使われていたファーストシリーズの音楽は山下毅雄さんが担当。通称ヤマタケさんですが、ルパン三世ではあまり凝ったことはしてません。でもこの人の真骨頂は6th、11th、13thといったテンションノートが当たり前に出てくるところで、日本の音楽でそうした響きを広めた功績は大きく、やっぱり潜在的影響を感じます。
続いて大野雄二版のルパンのエンディングテーマ「Love Squall」も素晴らしいんですよね。
惚れ惚れするほどいい曲です。こんなのがアニメ番組のエンディングとか、一体どうなってるんだと日本の将来が心配になりました。お陰でルパンのサントラはかなりの枚数所有するはめに。
あ、職業音楽家で個人的にもうお一人外せない作曲家がありました。宇野誠一郎さんです。この方の音楽からも多大な影響をうけているんですよね。
ムーミンもこの方ですが、ムーミン好きでミイ&スナフキンというバンドを組んだくらいです(笑)。
この方も多作なので、どの曲にしようかなと思ったのですが、これにしますか。曲の出来はかなりいいと思うのです。ちなみに私は全然ロリコンのケはないことを前もってお断りしておきますねw
この曲なんて、小西康陽氏がリメイクしていても不思議はない気がしますよね。
あぁ〜、エンディングも名曲だから貼っておこうかなぁ。
メロディはムーミンにも似てるんだけど、アレンジがまたいいんだなぁ。たまらんです。
ちょっと細野晴臣氏が作りそうな雰囲気もあるんですよね。
私が幼少期に自然と耳にしていたこういったテレビ音楽ですが、洋楽に引けをとらないくらいクールで素晴らしいものがたくさんあったんですね。そうした面では大変豊かな時代に育って恵まれていたなと思います。
何も決めずに書き始めたら調子に乗ってとんでもなく長くなってしまいました。どうもすみません。
先日、また車中でラジオを聴いていたのですが、いわゆるニューミュージックと言われた古い音楽(ニューミュージックなのに古いとはこれいかに?)中心の選曲の番組でした。個人的に琴線に触れるような曲はほとんどかからなくて、退屈な番組だなと思っていたのですが、1曲だけ、サーカスというコーラス・グループの「アメリカン・フィーリング」という曲がかかりました。
この曲は坂本龍一による編曲で、彼がこの曲でレコード大賞の編曲賞を受賞したというのはよく知られているのですが、彼らのレコードはアルファ・レコードから出ていた関係で、実は参加しているミュージシャンがアルファ・レコード人脈の素晴らしいメンツなんです。この曲ではアレンジ坂本龍一、ドラムは一聴して明らかな通り、高橋幸宏、ベース細野晴臣というYMOトリオ。他の曲でも小原礼、佐藤博、鈴木茂、村上“ポンタ”秀一、浜口茂外也、斉藤ノブなど、一流どころがこぞって携わっていたのですね。う〜ん、相当豪華です。
この曲を聴きながら、日本の音楽もなかなか捨てたもんじゃないと、改めて思いながら、子供時代に聴いていた色々な音楽へと思いを馳せたのです。
私は生粋の音楽馬鹿なのでしょう。なんでも、言葉も話せない乳幼児の頃から、音楽が流れるとリズムにぴったり合わせて手足を動かしていたそうです。
そんなわけで、本当に小さな頃から音楽好きで、踊ったり歌ったりが日常。トイレで踏ん張りながら熱唱。母親と夕方散歩に出かけるのが日課だったのですが、花とか虫とか何かを見ればその歌を作って歌ってくれと無茶ぶり。毎日そんな調子でいい迷惑で面倒くさい子供だったそうです。
家庭には父親のジャズレコードが山積みでしたし、母親はSimon & Garfunkelなどのアメリカン・フォーク・ロックのレコードと、いい環境だったのかもしれませんが、それら自体は子供の頃は全くスルー状態。
音楽に関して一番根っこのところで影響を受けているのは、おそらくテレビじゃないかと思うのです。テレビっ子でしたから。
それで、本人の記憶にはまったくないのですが、親からの情報によれば最初にはまって歌いまくっていたのは、トワ・エ・モワの「空よ」という曲だそうです。
この曲が1970年だそうですので、1968年生まれのオッサンである私は当時まだ2歳。覚えていなくても当然ですが、改めて聴いてみるとアレンジで使われている楽器編成とか、今の自分の好みと変わらないことに驚きます。
自覚的に好きだった曲で一番古い記憶は、尾崎紀世彦の代表曲「また逢う日まで」です。
この曲は本当に好きで、今聴いても本当にカッコいいと思います。歌唱も素晴らしいですが、何と言ってもこのソウルフルでR&Bテイストなアレンジですね。この時代に日本でこの演奏、というところに強く興味が湧いて、大人になってから調査してみたことがあるんです。このリズム隊だれなのだろうかと。
調査の結果、ドラムはジャズドラマーの猪俣猛さんでした。猪俣さんがどんな人かというと、こちらの動画を見ていただくとなんとなく伝わるんじゃないかと思います。
そしてこの縦横無尽に動き回るカッコいいベースは寺川正興さん。寺川さんといえば、こちらの曲でも最近有名らしいですね。
そして個人的に耳が釘付けなのは何と言ってもこのソウルマナーなピアノ。このピアノは飯芳馨というやはりジャズ系のスタジオミュージシャンだそうです。
子供の頃はよく少し前のアニメとかドラマとかが繰り返し再放送されていたのですが、そういう番組で繰り返し流れていた音楽もクールでした。例えばひみつのアッコちゃんのEDテーマ。
これは小林亜星作曲に山元護久・井上ひさし作詞で、歌は亜土ちゃんこと水森亜土さん。今聴いても僕の耳には最高にクールに聞こえます。
あとで調べて知ったんですが、この歌詞は山形民謡の庄内おばこの引用だそうです。井上ひさしさんは山形のご出身なのですね。深い。
庄内おばこについてはこちらが参考になります。(歌詞含)
http://blogs.yahoo.co.jp/shakuhachi_fue/49543609.html
そして巨匠冨田勲さんの手がけたリボンの騎士がまた力作なんですよ。
どうですか、この本気アレンジ。子供向けだからって手抜きは一切なし。というより子供向けだからこそ良いものをという良心的な仕事っぷりを感じますよね。実はこれは初期バージョンで、ビートがシャッフルしない後期バージョンもあるのですが、演奏はフールサンズ。当時のテレビ番組のクレジットを見ていると時々出てくるんですよね。調べてみましたが、あまり詳しい情報は未だ見つかっていません。
もう書き出したら止まらなくなってきたんで長くなりそうですが、飽きたらすっ飛ばしちゃってくださいねw
そうそう、前にコメント欄で書いたと思うんですが、当時のこうした作品はいわゆる職業音楽家と呼ばれる方々が大活躍されたものが多いんですね。そのくくりでいくと、菊池俊輔という作曲家も外せません。個人的に未だに大好きなのはキーハンターというドラマのテーマ曲。
フランス帰りの元NHKアナウンサー、野際陽子さんが魅力的なのですが、ディレクターに直談判してこの曲を「非情のライセンス」として歌わせてもらったという逸話もありますね。動画で後半歌っているのがそれです。
ついでにやはり子供の頃ハマリにハマっていたスパイ大作戦も。原題はMission: Impossible。ご存知の大ヒット映画の元ネタですね。
さて、再び日本の職業音楽家に戻しますが、やっぱりハマっていたカリキュラマシーンという番組。音楽は宮川泰さん。これも今聴いてもクール。
そして何と言っても外せないのはルパン三世。もう愛しているといいていいくらいの作品なのですが、まずはこの激シブのエンディングテーマを。
もう、こんな大人な音楽なのに子供心を捕らえて離さないといいますか。一般的にルパンシリーズの音楽といえば大野雄二さんが有名ですが、この曲が使われていたファーストシリーズの音楽は山下毅雄さんが担当。通称ヤマタケさんですが、ルパン三世ではあまり凝ったことはしてません。でもこの人の真骨頂は6th、11th、13thといったテンションノートが当たり前に出てくるところで、日本の音楽でそうした響きを広めた功績は大きく、やっぱり潜在的影響を感じます。
続いて大野雄二版のルパンのエンディングテーマ「Love Squall」も素晴らしいんですよね。
惚れ惚れするほどいい曲です。こんなのがアニメ番組のエンディングとか、一体どうなってるんだと日本の将来が心配になりました。お陰でルパンのサントラはかなりの枚数所有するはめに。
あ、職業音楽家で個人的にもうお一人外せない作曲家がありました。宇野誠一郎さんです。この方の音楽からも多大な影響をうけているんですよね。
ムーミンもこの方ですが、ムーミン好きでミイ&スナフキンというバンドを組んだくらいです(笑)。
この方も多作なので、どの曲にしようかなと思ったのですが、これにしますか。曲の出来はかなりいいと思うのです。ちなみに私は全然ロリコンのケはないことを前もってお断りしておきますねw
この曲なんて、小西康陽氏がリメイクしていても不思議はない気がしますよね。
あぁ〜、エンディングも名曲だから貼っておこうかなぁ。
メロディはムーミンにも似てるんだけど、アレンジがまたいいんだなぁ。たまらんです。
ちょっと細野晴臣氏が作りそうな雰囲気もあるんですよね。
私が幼少期に自然と耳にしていたこういったテレビ音楽ですが、洋楽に引けをとらないくらいクールで素晴らしいものがたくさんあったんですね。そうした面では大変豊かな時代に育って恵まれていたなと思います。
何も決めずに書き始めたら調子に乗ってとんでもなく長くなってしまいました。どうもすみません。
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投稿者 | スレッド |
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gigo | 投稿日時: 2012-10-27 23:54 更新日時: 2012-10-27 23:54 |
登録日: 2004-6-2 居住地: 中央公園西半丁入る北通り下駄履き最上階北窓日照短猫付時折雨漏り環境並地下鉄バス近大通り東3丁目元馬通 投稿数: 4160 |
Re[4]: gigoさんへ ガラクタ通信 その2 kimux さん
おー、さすがGBUC公認秘密諜報員 これですよ、これ!! はっ!! あ〜こりゃこりゃぁ〜 |
SCRAPS | 投稿日時: 2012-10-27 23:53 更新日時: 2012-10-27 23:53 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re[4]: kimuxさんへ ガラクタ通信 その2 kimuxさん、補足情報どうもありがとうございます。
下の方のサイト、私も以前そこでこの話を知ったのですが、今回そのサイトを見つけられなかったのです。お陰でスッキリしました。 |
kimux | 投稿日時: 2012-10-27 23:42 更新日時: 2012-10-27 23:42 |
登録日: 2004-2-11 居住地: 地球 投稿数: 6943 |
Re[3]: gigoさんへ ガラクタ通信 その2 庄内おばこ、これが正調でしょうか。無料で1分だけ。
決定盤!!正調 東北民謡 ベスト https://itunes.apple.com/jp/album/jue-ding-pan!!-zheng-diao/id334360881 こんな情報も。 http://www.4071.net/study/obako.html |
SCRAPS | 投稿日時: 2012-10-27 23:29 更新日時: 2012-10-27 23:29 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
ガラクタ通信 その2追加 影響を受けた職業作曲家に宇野誠一郎氏を追加しました。
重要人物を忘れていました。 |
SCRAPS | 投稿日時: 2012-10-27 23:14 更新日時: 2012-10-27 23:14 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re[2]: gigoさんへ ガラクタ通信 その2 「ひみつのアッコちゃん」すばらしいでしょ。タイトルは「すきすきソング」っていう元も子もないタイトルですが(笑)、この曲は本当に好きなんですよね。このクレイジーなオルガンとか、かなり影響を受けてます。
オリジナル「庄内おばこ」、私も調べたのですが、gigoさんの仰る動画しか見つけられなくて、動画を貼るのを断念したのですよ。 なるほど、ついつい過去を振り返るオッサンの戯言に終始してしまいますが、これから日本のアニソンが世界にどんな影響を及ぼすのか、確かに興味深いですね。期待しながら見守ってゆきたいと思います。 |
gigo | 投稿日時: 2012-10-27 22:54 更新日時: 2012-10-27 22:54 |
登録日: 2004-6-2 居住地: 中央公園西半丁入る北通り下駄履き最上階北窓日照短猫付時折雨漏り環境並地下鉄バス近大通り東3丁目元馬通 投稿数: 4160 |
Re: ガラクタ通信 その2 「ひみつのアッコちゃん」すばらしいですね。
こういう感じで聴いた事がなかったので、アラタメて細かな所が聴けました。 基本的には初期の R&Bを、60年代〜70年代ソール風なアレンジにして 「庄内おばこ」が加えられているんですね。 オリジナル「庄内おばこ」聴いてみたいと思って ちょっと調べてみたら、お座敷芸にアレンジされたバージョンしか YouTubeになくて、もっとワイルドなオリジナルが聴けなかったです。 現代日本のアニメソングが、欧米の青少年に多くの影響を与えている現在 これからの世界にどんな音楽が生まれてくるか楽しみです。 |
SCRAPS | 投稿日時: 2012-10-27 22:17 更新日時: 2012-10-27 22:20 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re[2]: ziziさんへ ガラクタ通信 その2 お〜、なんか凄く嬉しいです。
マイティ・ジャックは私も中身は全然覚えていないんですが、これは冨田勲節が炸裂してますが、ホントにしびれますねぇ。 そう、フールサンズなんですが、合唱隊だったりオーケストラだったりバンドだったり色々な形態があって、実態がわからないんですよね。一説にはレコード会社お抱えの演奏集団という話もありますが。 それにしてもこれ、アメリカの映画音楽と比較してもまるで劣っていないクオリティですよ。今の時代これだけ時間と予算をかけて子供番組の音楽が作られることなんて不可能なんじゃないでしょうか。 トムとジェリー。確かに私も再三再放送で観ているのでかなり刷り込まれているはずです。私の印象ではカントリーウエスタンやジャズと言ったアメリカの音楽の原体験はこのアニメではないかと思うのです。 トムとジェリーの音楽を担当していたスコット・ブラッドリーは、バッハ、ブラームス、ストラヴィンスキー、ヒンデミット、バルトークが好きと公言しているのですが、そのことを知って驚いたのですよね。自分の好みとも重なるので、まさかこんなところにも自分のルーツがあったのかと。 札幌オリンピックで流れたのはそっちの曲なのですね。情報有り難うございます。 それにしてもこの手の話だとまだまだいくらでも出てきそうで、せっかくアクセスしてくれた方々を置いてけぼりにしてしまいそうです。 子供の頃テレビで流れていた音楽の話ってなんか熱くなるんですよね、不思議と。勝手に盛り上がってましたが、ziziさんも乗ってきてくださってとても嬉しいです。 ありがとうございます。 |
zizi | 投稿日時: 2012-10-27 21:43 更新日時: 2012-10-27 21:43 |
登録日: 2008-4-25 居住地: 投稿数: 3247 |
Re: ガラクタ通信 その2 ちょっと今週忙しくて遅れました〜。今回も楽しませて頂きました〜!
SCRAPS さんのルーツを辿るみたいな感じでとても興味深かったです。 自分はもう少し前の生まれですが年代的に近い事もあり懐かしく拝見しました。 子供の頃の番組の音楽って本当に「夢がつまった風船」のようなもんでしたね〜。 ちょっと自分の事を思い出してみると...子供の頃見て音楽が強烈に印象に残っているのがこれです。 客観的に考えてみるとこれらはおそらくその後の自分の音楽性にも影響を与えていると思われます。 一つは「マイティ ジャック」。 ドラマの内容は殆ど覚えていないのにテーマ音楽は今でも覚えています。 作曲者が富田勲氏だった事を知るのは大人になってからの話でした。 フールサンズは知らなかったですが歌ってるのがそうなんでしょうか? おそらく最近私がアップした管弦楽曲聴かれた方でしたら「ああ」と思われるかと思います。 もちろんJ.ウイリアムス等好きですが、ルーツはこちらのような気がします。 http://www.youtube.com/watch?v=NwBlYlG01pY う〜今聴いてもゾクゾクする〜! もう一つ。ようやく動画を見つけました。トムとジェリーの「星空の音楽会」 http://www.dailymotion.com/video/xcaqry_yyyyyyy-yyyyyy-tom-and-jerry-in-th_shortfilms こちらもこの曲がヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり」序曲だと知るのは後年の話です。 しかしCGなんて無い時代にアニメと音楽が見事にシンクロしてて凄い〜。 あ、校長先生が仰ってあるのはおそらくこちらの事かと思います。 「虹と雪のバラード」 http://www.youtube.com/watch?v=ASdYIxiTRPs すみません、自分語りの方が長くなってしまいました.... また次回楽しみにしてます〜! |
SCRAPS | 投稿日時: 2012-10-25 14:47 更新日時: 2012-10-25 14:48 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re[2]: yuuichik校長へ ガラクタ通信 その2 だかれたァ〜 ものはぁ〜♪
すべてぇ〜 きえゆくぅ〜♪ いやぁ〜、校長先生のお母様の英断に感謝ですね(笑) 御徒町でモデルガンがギターに変わっていなければ、こうしてコメントいただくこともなかったのかと思うと、感慨もひとしおですw トワ・エ・モワの曲、札幌オリンピックで流れていたんですか? 1972年ですね、もしかするとそれでリバイバルヒットとかあって、幼い私の耳に入ったのかもしれませんね。いくらなんでも2才児には無理かなっていう気もするので。 今回はついつい昔話と自分語りしてしまいました。 しかし、自分のルーツを探る旅というのも、本人にとっては面白いものです。 |
yuuichik | 投稿日時: 2012-10-25 13:39 更新日時: 2012-10-25 13:39 |
校長 登録日: 2004-2-16 居住地: 投稿数: 2404 |
Re: ガラクタ通信 その2 わるさーぴーさんじゅぅはち〜〜〜
このてのーなかぁにぃーいぃ〜♪ で、憧れたモデルガンを買おうと貯めていたおこづかいを、 母親の建設的策略によって、御徒町で中古のギターに変わってしまったのが、 音楽を始めるきっかけでした。中学1年生でした。 子ども時代に観たテレビのアニメやドラマの挿入歌って、影響力強いですよね。 ヘタをしたら、今私はGBUCでは無く、どこかのガンマニアのサイトでコメントしていたかもしれません(笑) そんな懐かしいことを思い出させてくれて、ありがとうございます♪ 札幌オリンピックで流れていたトワ・エ・モワの曲も懐かしい。古っw |
SCRAPS | 投稿日時: 2012-10-25 11:23 更新日時: 2012-10-25 11:29 |
ターミネーター 登録日: 2007-1-27 居住地: 宮崎市 投稿数: 1424 |
Re[2]: kimuxさんへ ガラクタ通信 その2 あかい〜なみを〜♪ けぇ〜ってぇ〜♫
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kimux | 投稿日時: 2012-10-24 22:21 更新日時: 2012-10-24 22:21 |
登録日: 2004-2-11 居住地: 地球 投稿数: 6943 |
Re: ガラクタ通信 その2 あし〜もとに〜からみ〜つく〜♪
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