zizi さんの日記
2014
11月
15
(土)
18:39
本文
「風に尋ねて」 第五話
十一月に入り、屋上は少し寒くなって来た。ボクはポケットに手を突っ込んだままカンちゃんと話してた。
「ジジ、最近どう?」
「え?ああ、少しは良くなったけど、まだ何か壁あるような感じなんだよね」
「は?何の話?」
「え…違うの?」
「ホラ、曲創ってるって言ってたじゃん」
「ああ、そっちね、全然まだ」
「そっか。でさ、あの娘の事そんな気になんだ?」
カンちゃんはニヤリとしながら言う。勘違いしてたボクは内心ギクリとした。
「えっ。いや、そんなんじゃないけどさ、ホラ、ピアノ好きだから」
「そーかい、ま、そゆことにしといてやるよ」
「何だよそれ」
「いやさ…でも何かムリして自分で壁つくっちゃってる感じあるね…」
「うん...クラスじゃ相変わらずちょっと浮いてる感じかな...ハルなんか、もうお手上げだって言ってる。でもさ...」
「...あのコホントは優しい娘でしょ」
「うん。カンちゃんなら分かると思ってた」
*
そして翌週。個人練習の日がやって来た。ボクはいつの通り小音楽室へ行き、扉を開けた。
「あ」
眼が合った桜井さんは今まさにピアノを弾き始めようとしている所だった。ボクはちょっと驚いて持ってた楽譜のファイルを取り落としてしまい、床にバラまいてしまった。
「...今日私…許可貰って…」
彼女の初めて見る申し訳なさそうな表情だった。ボクはパートリーダーから『今日いつもの部屋使えないから』と言われてたのをすっかり忘れてて、自然とこの部屋に足が向いていたんだった。
「そっか、今日は君が許可貰ってたんだね。先輩からこの部屋空いてないって聞いてたんだった。でもいつも熱心だね」
ボクがそう言い終わらない内に彼女は椅子を離れ、ボクがバラまいた楽譜を拾おうとする。
「あ、いいよ」
ボクは慌ててそう言った。
「だって筆箱までぶちまけてるじゃない」
彼女はそう言いながら床に膝を付いて落とした物を拾うの手伝ってくれて、最後に言った。
「ハイ、これでおしまいかな...何だか悪かったわね」
「なんでさ、ボクが勘違いしただけだから...手伝ってくれてありがと」
彼女は一瞬詫びるような表情をしたけど、すぐにいつものクールな顔に戻って言った。
「個人練習なんでしょ?早く行けば」
そう言ったきり彼女は鍵盤の方に視線を移し口を噤んだ。ボクはホルンを小脇に抱えて出て行って、扉を閉じるとピアノの音が聴こえて来て...その時ボクは確信した。彼女はクラスじゃちょっと壁がある感じだけど、やっぱりホントは優しい娘なんだ。
*
そんな事があってから、しばらくして期末試験が近づいた頃...しかし時間が経つのって早い...この時ボクにとってちょっとした事件が起こった。
桜井さんが突然学校を休んだんだ。ゴリ先生は風邪で欠席だってホームルームで言ってた。カンちゃんは知ってる?と言いたげにボクを見たけどボクは力無く首をヨコに振った。
「ここ、重要なポイントだから。試験に出すかもしんないぞ」
授業中の先生の言葉にハッとする。そういえば…ふと気になった。桜井さん、ボクが見た感じクラスではいつも一人で仲が良い女子は居なかったように思えたんだ。そこで、ボクはノートのコピーをあげる事を思い付いた。だからいつもより熱心にノートを取り、キレイに書いた。そして彼女は二日間学校を休んでから学校に来た。その日から部活は試験直前で練習が休みとなった。そして放課後。
「カンちゃん今日もkanders行くの?」
「ああ、ちょっと寄ってく。来る?」
「いや、家で復習しとくよ。今回はマジメにやっとかないとヤバいかも」
「そ。じゃ明日な」
ボクは下駄箱の所でカンちゃんと別れた。で、帰ろうとしたら、微かにピアノの音が聞こえたんだ。もしかして…と思い小音楽室へ行ってみると、やはり彼女はピアノを弾いていた。ボクは音をたてないように扉をそ〜っと開ける(だから慣れてんだって)。
彼女はボクに気付いたけど、手を休めずに曲の最後まで弾いて、口を開いた。
「何か用?」
「身体の具合、どう?」
「別にもう大丈夫」
「そう、良かった」
「...」
ちょっと沈黙が流れた。ボクは鞄を開けて...
「これ…」
ガサゴソと探し、二日分の授業のノートのコピーを渡した。
「え…」
「君が休んでた間の授業のノート。ここ試験に出すぞーって言ってた所にはマーカー引いてるから」
「…いいの?」
「うん。ボクも人に渡すんだと思うといつもより熱心に授業聞けて勉強になったかも」
「…」
彼女は少し驚いた様子で、何か言おうとしたけど…何も言わなかった。ボクはもう帰った方がいいのかなって思ってたら…彼女の方から口を開いた。
「ありがと...でも何で…」
「え?」
「何でこんな事してくれるの…」
「あ、いやさ、君まだ転校して来てそんな経ってないし、ボクはほら、ピアノ聴かせて貰ったりしたから…」
「私そんな事したっけ」
「違うか…ボクが廊下で勝手に聴いたんだった」
「…」
一瞬の沈黙、ボクはその時余計な事を言ったような気がした。
「ごめん。じゃ、ボクもう帰るから、君、まだやるんでしょ?頑張ってね」
ボクがこう言うと彼女は意外な反応を見せた。
「私にも…」
「え?」
「私だって名前あるのよ、時次君」
学校の用事以外で彼女に名前を呼ばれたのは初めてのような気がする。
「…そう...だよね、桜井さん」
「ね...時間あったら…聴いてもらえないかな」
「えっ?いいの?」
何で彼女がそう言ってくれたのかわからない。でもボクは何だか嬉しくて、鞄を小脇に抱えたまま、彼女のピアノを聴いた。ショパンの...何だっけ、「軍隊ポロネーズ」だった。そういえばきちんとした状態で桜井さんのピアノを聴くのは初めてだったような気がする。
「どうかな…?」
弾き終わると彼女はボクに尋ねた。
「え...凄い...凄いよ、凄く巧かったと思うよ。ホントに凄い...ってあれ?こんな感想しか言えなくてごめん」
「...で、どうなの」
「え...どうって?」
桜井さんは少しため息をついて言葉を続けた。
「この前言ってたでしょ。途中から雰囲気変わるって。遠慮しなくていいのよ」
「うん...途中からなんか…ささくれが立っちゃうような気がするんだ。あっ、ごめん。どこがどうって上手く説明出来ないんだけど…でも今日は少し柔らかくなったんじゃないかな」
「まだまだってことね」
「…」
何だか取り繕うような事は言っちゃいけないような気がしてボクは黙った。
「時間取らせたわね、もういいわ」
彼女はやや投げやりな調子で言った。ボクは一度は帰ろうと思ったけど、何だかここで帰っちゃいけないような気がした。
「ごめん。あのさ、桜井さんウチの学校の事でまだ知らない事たくさんあるよね」
「そうかな...」
「うん、クラスではさ、知ってる?カンちゃんは一見無愛想だけどホントはいいヤツで、音楽好きなんだよ。ギター弾いて歌ったりするんだ。ハルはちょっと変わった趣味あるけど色々情報通だからわかんない事あったら聞いたらいいよ。あ、クラス委員の深松君と吉山さんは頼りになる。ちょっと天然だけど。放課後は大体理科室に居て何かの実験してるよ。あと売店のカツサンドは人気だから二時限目の休み時間までに買っとかないと売り切れる。それと、茶道部ってあんまり活動してないからさ、茶室の裏って人通りないから告白の名所になってる。通る時気をつけた方がいいよ」
ボクがここまで一気に喋った時。
「ふふっ」
「え?」
「そんなに一度に言われても覚えられない」
「えっ、今笑った?」
「それ聞く?私だって笑うわよ」
彼女の笑顔を初めて見た。何故だかボクはとても嬉しくて、自然と言葉が出て来た。
「桜井さん、明日も練習するの?」
「うん…」
「また聴かせてもらってもいい?桜井さんのピアノ凄いよ」
「時次君、勉強はいいの?」
「え、ええと…ここで聴きながらやる」
「慣れてるんだっけ」
「あ…覚えてた?」
「だってそんな人居ないから」
「ははっ、そうだよね、じゃ、また明日」
そして...
十一月に入り、屋上は少し寒くなって来た。ボクはポケットに手を突っ込んだままカンちゃんと話してた。
「ジジ、最近どう?」
「え?ああ、少しは良くなったけど、まだ何か壁あるような感じなんだよね」
「は?何の話?」
「え…違うの?」
「ホラ、曲創ってるって言ってたじゃん」
「ああ、そっちね、全然まだ」
「そっか。でさ、あの娘の事そんな気になんだ?」
カンちゃんはニヤリとしながら言う。勘違いしてたボクは内心ギクリとした。
「えっ。いや、そんなんじゃないけどさ、ホラ、ピアノ好きだから」
「そーかい、ま、そゆことにしといてやるよ」
「何だよそれ」
「いやさ…でも何かムリして自分で壁つくっちゃってる感じあるね…」
「うん...クラスじゃ相変わらずちょっと浮いてる感じかな...ハルなんか、もうお手上げだって言ってる。でもさ...」
「...あのコホントは優しい娘でしょ」
「うん。カンちゃんなら分かると思ってた」
*
そして翌週。個人練習の日がやって来た。ボクはいつの通り小音楽室へ行き、扉を開けた。
「あ」
眼が合った桜井さんは今まさにピアノを弾き始めようとしている所だった。ボクはちょっと驚いて持ってた楽譜のファイルを取り落としてしまい、床にバラまいてしまった。
「...今日私…許可貰って…」
彼女の初めて見る申し訳なさそうな表情だった。ボクはパートリーダーから『今日いつもの部屋使えないから』と言われてたのをすっかり忘れてて、自然とこの部屋に足が向いていたんだった。
「そっか、今日は君が許可貰ってたんだね。先輩からこの部屋空いてないって聞いてたんだった。でもいつも熱心だね」
ボクがそう言い終わらない内に彼女は椅子を離れ、ボクがバラまいた楽譜を拾おうとする。
「あ、いいよ」
ボクは慌ててそう言った。
「だって筆箱までぶちまけてるじゃない」
彼女はそう言いながら床に膝を付いて落とした物を拾うの手伝ってくれて、最後に言った。
「ハイ、これでおしまいかな...何だか悪かったわね」
「なんでさ、ボクが勘違いしただけだから...手伝ってくれてありがと」
彼女は一瞬詫びるような表情をしたけど、すぐにいつものクールな顔に戻って言った。
「個人練習なんでしょ?早く行けば」
そう言ったきり彼女は鍵盤の方に視線を移し口を噤んだ。ボクはホルンを小脇に抱えて出て行って、扉を閉じるとピアノの音が聴こえて来て...その時ボクは確信した。彼女はクラスじゃちょっと壁がある感じだけど、やっぱりホントは優しい娘なんだ。
*
そんな事があってから、しばらくして期末試験が近づいた頃...しかし時間が経つのって早い...この時ボクにとってちょっとした事件が起こった。
桜井さんが突然学校を休んだんだ。ゴリ先生は風邪で欠席だってホームルームで言ってた。カンちゃんは知ってる?と言いたげにボクを見たけどボクは力無く首をヨコに振った。
「ここ、重要なポイントだから。試験に出すかもしんないぞ」
授業中の先生の言葉にハッとする。そういえば…ふと気になった。桜井さん、ボクが見た感じクラスではいつも一人で仲が良い女子は居なかったように思えたんだ。そこで、ボクはノートのコピーをあげる事を思い付いた。だからいつもより熱心にノートを取り、キレイに書いた。そして彼女は二日間学校を休んでから学校に来た。その日から部活は試験直前で練習が休みとなった。そして放課後。
「カンちゃん今日もkanders行くの?」
「ああ、ちょっと寄ってく。来る?」
「いや、家で復習しとくよ。今回はマジメにやっとかないとヤバいかも」
「そ。じゃ明日な」
ボクは下駄箱の所でカンちゃんと別れた。で、帰ろうとしたら、微かにピアノの音が聞こえたんだ。もしかして…と思い小音楽室へ行ってみると、やはり彼女はピアノを弾いていた。ボクは音をたてないように扉をそ〜っと開ける(だから慣れてんだって)。
彼女はボクに気付いたけど、手を休めずに曲の最後まで弾いて、口を開いた。
「何か用?」
「身体の具合、どう?」
「別にもう大丈夫」
「そう、良かった」
「...」
ちょっと沈黙が流れた。ボクは鞄を開けて...
「これ…」
ガサゴソと探し、二日分の授業のノートのコピーを渡した。
「え…」
「君が休んでた間の授業のノート。ここ試験に出すぞーって言ってた所にはマーカー引いてるから」
「…いいの?」
「うん。ボクも人に渡すんだと思うといつもより熱心に授業聞けて勉強になったかも」
「…」
彼女は少し驚いた様子で、何か言おうとしたけど…何も言わなかった。ボクはもう帰った方がいいのかなって思ってたら…彼女の方から口を開いた。
「ありがと...でも何で…」
「え?」
「何でこんな事してくれるの…」
「あ、いやさ、君まだ転校して来てそんな経ってないし、ボクはほら、ピアノ聴かせて貰ったりしたから…」
「私そんな事したっけ」
「違うか…ボクが廊下で勝手に聴いたんだった」
「…」
一瞬の沈黙、ボクはその時余計な事を言ったような気がした。
「ごめん。じゃ、ボクもう帰るから、君、まだやるんでしょ?頑張ってね」
ボクがこう言うと彼女は意外な反応を見せた。
「私にも…」
「え?」
「私だって名前あるのよ、時次君」
学校の用事以外で彼女に名前を呼ばれたのは初めてのような気がする。
「…そう...だよね、桜井さん」
「ね...時間あったら…聴いてもらえないかな」
「えっ?いいの?」
何で彼女がそう言ってくれたのかわからない。でもボクは何だか嬉しくて、鞄を小脇に抱えたまま、彼女のピアノを聴いた。ショパンの...何だっけ、「軍隊ポロネーズ」だった。そういえばきちんとした状態で桜井さんのピアノを聴くのは初めてだったような気がする。
「どうかな…?」
弾き終わると彼女はボクに尋ねた。
「え...凄い...凄いよ、凄く巧かったと思うよ。ホントに凄い...ってあれ?こんな感想しか言えなくてごめん」
「...で、どうなの」
「え...どうって?」
桜井さんは少しため息をついて言葉を続けた。
「この前言ってたでしょ。途中から雰囲気変わるって。遠慮しなくていいのよ」
「うん...途中からなんか…ささくれが立っちゃうような気がするんだ。あっ、ごめん。どこがどうって上手く説明出来ないんだけど…でも今日は少し柔らかくなったんじゃないかな」
「まだまだってことね」
「…」
何だか取り繕うような事は言っちゃいけないような気がしてボクは黙った。
「時間取らせたわね、もういいわ」
彼女はやや投げやりな調子で言った。ボクは一度は帰ろうと思ったけど、何だかここで帰っちゃいけないような気がした。
「ごめん。あのさ、桜井さんウチの学校の事でまだ知らない事たくさんあるよね」
「そうかな...」
「うん、クラスではさ、知ってる?カンちゃんは一見無愛想だけどホントはいいヤツで、音楽好きなんだよ。ギター弾いて歌ったりするんだ。ハルはちょっと変わった趣味あるけど色々情報通だからわかんない事あったら聞いたらいいよ。あ、クラス委員の深松君と吉山さんは頼りになる。ちょっと天然だけど。放課後は大体理科室に居て何かの実験してるよ。あと売店のカツサンドは人気だから二時限目の休み時間までに買っとかないと売り切れる。それと、茶道部ってあんまり活動してないからさ、茶室の裏って人通りないから告白の名所になってる。通る時気をつけた方がいいよ」
ボクがここまで一気に喋った時。
「ふふっ」
「え?」
「そんなに一度に言われても覚えられない」
「えっ、今笑った?」
「それ聞く?私だって笑うわよ」
彼女の笑顔を初めて見た。何故だかボクはとても嬉しくて、自然と言葉が出て来た。
「桜井さん、明日も練習するの?」
「うん…」
「また聴かせてもらってもいい?桜井さんのピアノ凄いよ」
「時次君、勉強はいいの?」
「え、ええと…ここで聴きながらやる」
「慣れてるんだっけ」
「あ…覚えてた?」
「だってそんな人居ないから」
「ははっ、そうだよね、じゃ、また明日」
そして...
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投稿者 | スレッド |
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zizi | 投稿日時: 2014-12-2 20:15 更新日時: 2014-12-2 20:15 |
登録日: 2008-4-25 居住地: 投稿数: 3247 |
Re[2]: PIYOさまへ PIYOさんどうもありがとうございます!
学校での事を思い出すと...そうですね〜 結構ハズカシい事やってたな〜とか思い出します。。。 今で言う結構「イタい」事言ったりやったりしてたな〜と... ちなみに私は全くモテなかったのでカップルで下校する 連中を指くわえて見てました(笑) 最近の学園モノね、私の世代との決定的違いがケータイ。 昔は女の子の家に電話するのも自宅だからね、誰が出るか わからないという....ダイヤル(完全に死語)が戻る前に 受話器を置いてしまった事もありましたっけ... コンクールかぁ...今猛烈に思い出しました。あの緊張感... 高校最後の年、3年生の時の話なのですが、自由曲にあった 自分が吹くたった四小節のソロにどんだけ緊張した事か... あれ今思い出しても不思議なのですが、自由曲決めた春頃、 最初は難なく吹けてたんですよ。それが6月の学校の文化祭で 演奏した時に一つ音外してしまって、それまで何て事なかったのに それからもの凄〜くその部分が気になって気になって仕方なくなって... 最初は自信持って吹けてたのがそれ以降成功率が50%くらいになってしまって(笑) 皆ハラハラしてたと思います。本番のステージではは何とか成功! 今思うと開き直ってたような気がします。 物語はまだまだ続きますよ〜、まだ先の方出来てませんけどネ... PIYOさんの曲はコメントにも凄くインスピレーション頂いてます! これからも宜しくお願いしますーー! |
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