zizi さんの日記
2013
10月
18
(金)
22:14
本文
Blue mirage
第9話
2013年 8月 -1
夏休み。最近の夏はボクが子供の頃より少し暑いような気がする。
アサミちゃんのピアノに触発されて、ボクは楽器への興味が復活していた。昔、ユーイチに教えてもらったギターの練習をし、色々と調べてみた。ギブソンのレスポールにフェンダーのストラトキャスター。それぞれに特色がある事も知った。そして昔は嫌で仕方無かったのに、子供の頃から家にある電子ピアノにさえ触るようになった。
更に、父さんのCDを勝手に漁って聴くようになった。テレビの住宅会社のCMに使われてた曲がなんだろうって言ってたら父さんが俺知ってるぞって偉そうに講釈垂れ出したんだ。で、CDあるから聴いてみろって。父さんのCDラックの中は古いロックが多かったけど今の自分にはかえって新鮮だった。ビートルズのシンプルだけど印象的なメロディやレッドツェッペリンやディープパープルのハードなロック、クラシカルな要素も取り入れた曲もあるEL&Pやアメリカ西海岸の香り漂う(ってライナーノーツに書いてあった。行った事ないから分からないけどきっとそうなんだろう)ドゥービーブラザーズなんかが気に入って散々聴きまくって、最近の音楽に疎くなってしまったかもしれない。
そんな夏休みを過ごしてた夏休みのお盆も近いそんなある日、何故かボクはマコと二人だけで一緒にいた。クラスメイト総勢六人で映画を観に行く約束をしていたんだ。しかしユーイチともう一人が親が里帰りを早めたため脱落、一人は夏風邪をひいてしまい脱落、一人は宿題を全くやってなくて親にしこたま叱られて当分外出出来ない、との事だった。ボクとマコはそれぞれ二人づつから電話で連絡をもらい、それぞれが「今日は二人だけ来る事が出来ない」と思いこんで集合場所へ出かけた。
「どうする?」
「せっかく予約してたんやし…行くしかないやろ?」
「そだね…仕方ないか」
「仕方ないって何やその言い方」
そんなやりとりの挙句、ショッピングモールのシネコンで映画を見て、少しゲーセンで遊んでから、ボクはフードコーナーでドリンクを待っていた。待っていたというのは、マコが自分が取ってくるからジジは席で待っててと言ったからだ。案外気が利くんだな、と感心してたら突然頬に冷たいものが当てられて思わず「ひゃっ!」と声を出した。マコが後ろからこっそり近づいて、冷たいドリンクをボクの頬に当てたんだ。
「あははっ!そんなにビックリせんでもええやろ」
「何すんだよっ!普通驚くだろ、こんなんされたら」
「なんかデートみたいやな」マコはボクの言った事を全く気にせずに言った。
「は?何言ってんのさ、ぜんっぜん違ぇよ」
そんな事を言い合っているとボクは意外な人から声を掛けられてビックリした。
「お〜!ジジちゃんじゃないのさ!」
「あっ!ヤスオ先輩!こんにちは」
隣ではマコがワケわからずペコリと頭を下げている。ヤスオさんは吹奏楽部のOBで、ボクがまだ部に居た時に何度か指導に来てもらった事がある。兄貴みたいでウマが合うって感じでボクは好きな先輩だ。今は大学生でバンドやってるって言ってたっけ。
「すみません…ボク、部活辞めちゃって…」
「ああ、聞いてるよ。今年のコンクールも県大会で勝って、支部大会まで行くらしいね。先生変わったからかな?しかしオマエもスミに置けないね..ヤメて何してんのかと思ったらさ、ちゃっかりこんなカワイイ彼女作っちゃって…」
「あらカワイイなんてそんなぁ..でもありがとうございます!」
ボクはマコの戯れ言を遮るように言った。
「いや。そんなんじゃないですから」
「まあそう照れなさんなって、ジジちゃん」
「違いますよ..今日はたまたま...オマエも否定しろよ」
「え〜。どうしようかな?あ、私、マコです。宜しく」
「いいねいいねぇ。マコちゃんね。コイツちょっとひ弱でしょ?でも悪いヤツじゃないからさ、宜しくね。それでさ、丁度良かった。オレ今度ライブ出るんだけど見に来ない?バンド名は「Potmans」。チケット、マコちゃんにはあげるからさ。あ。ジジはお金ちょうだい」
「きゃー!ヤスオ先輩ありがとう!ライブハウスですか?一度行ってみたかったんですよ〜」
「ちぇ。何ですかそれ…ええ、分かりましたよ。行きますよ..」
一週間後。そんな訳で生まれて初めてライブハウスに足を運んだ。残念ながらまたもやマコと一緒だった。一つ隣の駅には賑やかな繁華街があり、その中のとあるビルの地下一階にそれはあった。ライブハウス「Kanders」。
「え〜っと...ここだね」
「うん、そやな」
「どんな所なんだろ」
「ウダウダ言ってないではよ行けや」
どんな所なのかよくわからなくて、入り口で立ち止まったボクはマコに背中を小突かれて恐る恐るドアを開いた。
「いらっしゃい」
予想に反して優しそうなお姉さんが受付で微笑みながら迎えてくれた。
「あの..これ」
ヤスオ先輩から貰った...いや、ボクは買ったんだけど、そのチケットを差し出す。
「はい、ワンドリンク500円お願いしますね」
「え?あ、ハイ…」
ボクは入場チケットと別にお金が要るとは知らずに慌てて1000円札を取り出した。なけなしの小遣いだった。
「えっと、二人分でいいのかな?」お姉さんはマコの方をチラリと見て言った。
「あ、あの..ハイ…」
何だかそう言わないといけないような気がした。
「あ...ジジ、私払うからいいよ」
「いいよ、ボクが…」
「無理しなさんなって、いいからいいから」
マコと財布を出し合って押し問答をしているとお姉さんはクスクス笑ってドリンクと交換する為のチケットを2枚差し出した。
ライブが始まる。思わず心臓がドクン!と音を立てた。最初ボクは家でCD聴くのとは違うその大きな音に少しビックリしたけど、すぐに慣れて来て、段々心地良くなって来た。ヤスオさんのバンドは全3バンド中2番目に登場し、結構拍手を浴びていた。ヤスオさんのレスポールは凄く表情が豊かで、ハードなリフを弾いたかと思えばメロウな音を奏で、生まれて初めて体験する生のバンドの音にボクはすっかり感激していた。プロのCDの好きな曲を聴くのとは違う...ヤスオ先輩ゴメン。無名のアマチュアミュージシャンの音だけど、耳だけでなく全身で感じるって感じで、鳥肌が立ってしまった。今日はあんまり有名なバンドは出演しないらしく、客席もやや大人しかったようだけど。それでもボクにとっての初めてのライブハウスはとても鮮烈な印象を残した。
全バンドのライブが終わって、ヤスオさんがホールに残ってたボクたちの方に来てくれた。
「お、ジジちゃんマコちゃん、どうもありがとね」
「ヤスオ先輩!カッコ良かったです」
「とても素敵でしたよー!」
マコも合いの手を入れる。カウンターには白髪交じりのマスターがいて、結構年配の渋い感じの人だった。ヤスオさんがマスターに話かけてる。
「カンタローさん、どうでした?」
「ああ、良かったんじゃないっスか?チケットも売ってくれてたし。またブッキングするから宜しくっス」
「何でぇ、チケットさえ売れたらいいんスか。でもいいや、またお願いしまーす。あ、こいつらまだ中学生なんスけど、俺らのファンだって言うから連れてきちゃいました。こんな店にマズかったっスかね?」
ヤスオさんは調子良くボクらを紹介した。
「こんばんは…」
ボクたちはおっかなビックリの小さな声であいさつをした。
「こんあ店たぁ何だい…まあいいっスよ。音楽好きなんでしょ?だったら中学生だって構わねぇっスよ。ただしソフトドリンクしか出せないっスけどね」
マスターはそう言ってボクたちに向かってウィンクをした。ちょっとコワい人かと思ってたけど人の好さそうなオジサンだった。カッコ良く歳を重ねた人だなあとボクは思った。で、ボクが受付のお姉さんがカウンターの中にいる事に気付いてチラチラと見ていたのをマコとヤスオさんは見逃さなかった。
「何や、ジジはあのお姉さん気になってんのか?」
マコが冷やかす。
「ち、違うよ…そんなんじゃないって」
「ジジちゃん年頃だねぇ..でもダメだよ、あの人は。凪子さんって言ってさ、マスターの娘さんだから」
「エエッ!」
ボク達はびっくりして声を出した。ヤスオさんの話ではマスターの家系ってのは両親の代から音楽業界に携わってるそうだ。
「マスターの親の代でレコード会社を設立していたんだけど、息子のニ代目になってからさ、業界全体の不振から大手に吸収され消滅、そして今ライブハウスのマスターに収まってるって事らしい。でもさ、今でも業界で結構顔だからさ、マスターに認められりゃメジャーデビューへの道も開けるってんでここにはプロ志向の連中も結構出てるんだぜ。これは都市伝説の類なんだがね…マスターの親父さんってのは特攻隊の生き残りで…料亭で馴染みの芸奴さんを娶ったって話だ」
ヤスオさんの話もとても興味深かったし生で観るライブは五感に響く。とても楽しい所だった。ボクたちは興奮冷めやらぬって感じで、帰り道に言った「また行ってみたいね」というマコの言葉にボクは珍しく同意した。
そして八月最後の日曜日。そう、この日をボクは心待ちにしていた。しかし。
この時ボクの心に、アサミちゃんのピアノの発表会の日から微妙な変化が訪れる事をまだ知らずにいた。
第9話
2013年 8月 -1
夏休み。最近の夏はボクが子供の頃より少し暑いような気がする。
アサミちゃんのピアノに触発されて、ボクは楽器への興味が復活していた。昔、ユーイチに教えてもらったギターの練習をし、色々と調べてみた。ギブソンのレスポールにフェンダーのストラトキャスター。それぞれに特色がある事も知った。そして昔は嫌で仕方無かったのに、子供の頃から家にある電子ピアノにさえ触るようになった。
更に、父さんのCDを勝手に漁って聴くようになった。テレビの住宅会社のCMに使われてた曲がなんだろうって言ってたら父さんが俺知ってるぞって偉そうに講釈垂れ出したんだ。で、CDあるから聴いてみろって。父さんのCDラックの中は古いロックが多かったけど今の自分にはかえって新鮮だった。ビートルズのシンプルだけど印象的なメロディやレッドツェッペリンやディープパープルのハードなロック、クラシカルな要素も取り入れた曲もあるEL&Pやアメリカ西海岸の香り漂う(ってライナーノーツに書いてあった。行った事ないから分からないけどきっとそうなんだろう)ドゥービーブラザーズなんかが気に入って散々聴きまくって、最近の音楽に疎くなってしまったかもしれない。
そんな夏休みを過ごしてた夏休みのお盆も近いそんなある日、何故かボクはマコと二人だけで一緒にいた。クラスメイト総勢六人で映画を観に行く約束をしていたんだ。しかしユーイチともう一人が親が里帰りを早めたため脱落、一人は夏風邪をひいてしまい脱落、一人は宿題を全くやってなくて親にしこたま叱られて当分外出出来ない、との事だった。ボクとマコはそれぞれ二人づつから電話で連絡をもらい、それぞれが「今日は二人だけ来る事が出来ない」と思いこんで集合場所へ出かけた。
「どうする?」
「せっかく予約してたんやし…行くしかないやろ?」
「そだね…仕方ないか」
「仕方ないって何やその言い方」
そんなやりとりの挙句、ショッピングモールのシネコンで映画を見て、少しゲーセンで遊んでから、ボクはフードコーナーでドリンクを待っていた。待っていたというのは、マコが自分が取ってくるからジジは席で待っててと言ったからだ。案外気が利くんだな、と感心してたら突然頬に冷たいものが当てられて思わず「ひゃっ!」と声を出した。マコが後ろからこっそり近づいて、冷たいドリンクをボクの頬に当てたんだ。
「あははっ!そんなにビックリせんでもええやろ」
「何すんだよっ!普通驚くだろ、こんなんされたら」
「なんかデートみたいやな」マコはボクの言った事を全く気にせずに言った。
「は?何言ってんのさ、ぜんっぜん違ぇよ」
そんな事を言い合っているとボクは意外な人から声を掛けられてビックリした。
「お〜!ジジちゃんじゃないのさ!」
「あっ!ヤスオ先輩!こんにちは」
隣ではマコがワケわからずペコリと頭を下げている。ヤスオさんは吹奏楽部のOBで、ボクがまだ部に居た時に何度か指導に来てもらった事がある。兄貴みたいでウマが合うって感じでボクは好きな先輩だ。今は大学生でバンドやってるって言ってたっけ。
「すみません…ボク、部活辞めちゃって…」
「ああ、聞いてるよ。今年のコンクールも県大会で勝って、支部大会まで行くらしいね。先生変わったからかな?しかしオマエもスミに置けないね..ヤメて何してんのかと思ったらさ、ちゃっかりこんなカワイイ彼女作っちゃって…」
「あらカワイイなんてそんなぁ..でもありがとうございます!」
ボクはマコの戯れ言を遮るように言った。
「いや。そんなんじゃないですから」
「まあそう照れなさんなって、ジジちゃん」
「違いますよ..今日はたまたま...オマエも否定しろよ」
「え〜。どうしようかな?あ、私、マコです。宜しく」
「いいねいいねぇ。マコちゃんね。コイツちょっとひ弱でしょ?でも悪いヤツじゃないからさ、宜しくね。それでさ、丁度良かった。オレ今度ライブ出るんだけど見に来ない?バンド名は「Potmans」。チケット、マコちゃんにはあげるからさ。あ。ジジはお金ちょうだい」
「きゃー!ヤスオ先輩ありがとう!ライブハウスですか?一度行ってみたかったんですよ〜」
「ちぇ。何ですかそれ…ええ、分かりましたよ。行きますよ..」
一週間後。そんな訳で生まれて初めてライブハウスに足を運んだ。残念ながらまたもやマコと一緒だった。一つ隣の駅には賑やかな繁華街があり、その中のとあるビルの地下一階にそれはあった。ライブハウス「Kanders」。
「え〜っと...ここだね」
「うん、そやな」
「どんな所なんだろ」
「ウダウダ言ってないではよ行けや」
どんな所なのかよくわからなくて、入り口で立ち止まったボクはマコに背中を小突かれて恐る恐るドアを開いた。
「いらっしゃい」
予想に反して優しそうなお姉さんが受付で微笑みながら迎えてくれた。
「あの..これ」
ヤスオ先輩から貰った...いや、ボクは買ったんだけど、そのチケットを差し出す。
「はい、ワンドリンク500円お願いしますね」
「え?あ、ハイ…」
ボクは入場チケットと別にお金が要るとは知らずに慌てて1000円札を取り出した。なけなしの小遣いだった。
「えっと、二人分でいいのかな?」お姉さんはマコの方をチラリと見て言った。
「あ、あの..ハイ…」
何だかそう言わないといけないような気がした。
「あ...ジジ、私払うからいいよ」
「いいよ、ボクが…」
「無理しなさんなって、いいからいいから」
マコと財布を出し合って押し問答をしているとお姉さんはクスクス笑ってドリンクと交換する為のチケットを2枚差し出した。
ライブが始まる。思わず心臓がドクン!と音を立てた。最初ボクは家でCD聴くのとは違うその大きな音に少しビックリしたけど、すぐに慣れて来て、段々心地良くなって来た。ヤスオさんのバンドは全3バンド中2番目に登場し、結構拍手を浴びていた。ヤスオさんのレスポールは凄く表情が豊かで、ハードなリフを弾いたかと思えばメロウな音を奏で、生まれて初めて体験する生のバンドの音にボクはすっかり感激していた。プロのCDの好きな曲を聴くのとは違う...ヤスオ先輩ゴメン。無名のアマチュアミュージシャンの音だけど、耳だけでなく全身で感じるって感じで、鳥肌が立ってしまった。今日はあんまり有名なバンドは出演しないらしく、客席もやや大人しかったようだけど。それでもボクにとっての初めてのライブハウスはとても鮮烈な印象を残した。
全バンドのライブが終わって、ヤスオさんがホールに残ってたボクたちの方に来てくれた。
「お、ジジちゃんマコちゃん、どうもありがとね」
「ヤスオ先輩!カッコ良かったです」
「とても素敵でしたよー!」
マコも合いの手を入れる。カウンターには白髪交じりのマスターがいて、結構年配の渋い感じの人だった。ヤスオさんがマスターに話かけてる。
「カンタローさん、どうでした?」
「ああ、良かったんじゃないっスか?チケットも売ってくれてたし。またブッキングするから宜しくっス」
「何でぇ、チケットさえ売れたらいいんスか。でもいいや、またお願いしまーす。あ、こいつらまだ中学生なんスけど、俺らのファンだって言うから連れてきちゃいました。こんな店にマズかったっスかね?」
ヤスオさんは調子良くボクらを紹介した。
「こんばんは…」
ボクたちはおっかなビックリの小さな声であいさつをした。
「こんあ店たぁ何だい…まあいいっスよ。音楽好きなんでしょ?だったら中学生だって構わねぇっスよ。ただしソフトドリンクしか出せないっスけどね」
マスターはそう言ってボクたちに向かってウィンクをした。ちょっとコワい人かと思ってたけど人の好さそうなオジサンだった。カッコ良く歳を重ねた人だなあとボクは思った。で、ボクが受付のお姉さんがカウンターの中にいる事に気付いてチラチラと見ていたのをマコとヤスオさんは見逃さなかった。
「何や、ジジはあのお姉さん気になってんのか?」
マコが冷やかす。
「ち、違うよ…そんなんじゃないって」
「ジジちゃん年頃だねぇ..でもダメだよ、あの人は。凪子さんって言ってさ、マスターの娘さんだから」
「エエッ!」
ボク達はびっくりして声を出した。ヤスオさんの話ではマスターの家系ってのは両親の代から音楽業界に携わってるそうだ。
「マスターの親の代でレコード会社を設立していたんだけど、息子のニ代目になってからさ、業界全体の不振から大手に吸収され消滅、そして今ライブハウスのマスターに収まってるって事らしい。でもさ、今でも業界で結構顔だからさ、マスターに認められりゃメジャーデビューへの道も開けるってんでここにはプロ志向の連中も結構出てるんだぜ。これは都市伝説の類なんだがね…マスターの親父さんってのは特攻隊の生き残りで…料亭で馴染みの芸奴さんを娶ったって話だ」
ヤスオさんの話もとても興味深かったし生で観るライブは五感に響く。とても楽しい所だった。ボクたちは興奮冷めやらぬって感じで、帰り道に言った「また行ってみたいね」というマコの言葉にボクは珍しく同意した。
そして八月最後の日曜日。そう、この日をボクは心待ちにしていた。しかし。
この時ボクの心に、アサミちゃんのピアノの発表会の日から微妙な変化が訪れる事をまだ知らずにいた。
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投稿者 | スレッド |
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zizi | 投稿日時: 2013-10-28 20:36 更新日時: 2013-10-28 20:36 |
登録日: 2008-4-25 居住地: 投稿数: 3257 |
kankanさん主演ありがとうございます kankanさんどもども。お疲れ様でございます。
いやいやイイ曲ですよ、ホントにありがとうございます。 ジュニアじじも喜んでおります。 小説中ではようやく出演の場面となりました。ちょっと今回の小説では 主要人物3人以外が登場場面が少なくてすみません。このライブハウスは また小説中の秋頃と冬頃(何とアバウトな)登場します。のでそれ以外 ここでどんな事が行われているかは...スピンオフ創作大歓迎です(笑) 実は私最近、他の流派に(他サイトの事です)赴き武者修行しておりました。 http://creofuga.net/diaries/4644 自分の妄想力もまだまだだな...と思い知らされました(音楽じゃねぇのか:笑) で、せっかくなのでその成果を(音楽の方です)関連楽曲としてあげようとしております。 ってワケでまた今後の展開も随時掲載して参りマッス! |
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