ガレバンがいじれない状態の時に、この曲はまずいです。
色々なイメージを強烈に喚起してくれますね。
今は見知らぬ人に、じっと見つめられている感じです。
振り返っちゃいけない！　石になっちゃうよ。
なんて。

ハープをこう使ってきましたか！（笑）
さすがは、夢見る実験音楽家gigoさんです！

アートワークの「真っ直ぐ延びる雪道」と、
タイトルの「Cold-Blood」が、
一つのイメージに向かって私を誘っていきます。

聴き手と音楽とのあいだにある空間に、
ヒビが入ってくるように、
ノイズとオトがしみ出してきます。

ハープの音は催眠誘導のように、
苦しかった独りの歩みを浮かび上がらせていく。
安易に聴くと壊れてしまい、
蟲師の蟲穴に墜ちていってしまうような、
危険な作品ですね。
だから、好きですけど（笑）

聞いてると
何かアメリカのノワールな映画や小説っぽい
風景を想像してしまいます。これ凄く好きです。

この雰囲気好きです。
永遠とつづく不協和音
途中から入ってくるノイズ。
面白いです。
素敵です。