やさしいピアノに、あったかい歌声、赤鬼さんせつないなあ。
アートワークも最高です。

多分世代は全然違うのですが、わたしも泣いた赤鬼の話はとても印象深い話の一つで、50を過ぎた今でもふと頭によぎることが結構あるんですよね。
とても素直なメロディーと歌唱、演奏ですっと入ってきました。

結末が想像できるのってある程度経験を積んだ証拠ですよね。
でもその想像が現実になるかはわからない。
青鬼はそうなることがわかっていてやった気がしないです。
でも結果的にそうなった、そんなこと思いました。笑

さすがみばさん！映像も楽しい！

kcさんのピアノもいい音ですね。
生生しくて深い音です。

普段は歌詞を気にしないのですが、
つい入り込んじゃいました。

生まれた時から
泣き虫赤鬼
怖がらないで
優しい鬼だよ。

わたしのおうち
お菓子もあるよ
お茶も沸かして。
みなさんおいで。

日がな一日
待てど暮らせど
誰も来る気配の
かけらも　無い。

どうしてみんな
怖がるのかな？
こんなに素直で
優しい赤鬼

どうしてだれも
近寄らないの？
心優しい
さみしがりの赤鬼。

2

そんな赤鬼にも
友達はいて
たった一人の
大事な友達。

それは青鬼。
彼は言いました。
僕がなんとか
してあげましょう。

村で暴れる
僕から君が
人間を助ける
そしたら君は

みんなのヒーロー
みんなから讃えられ
ずっと楽しく
仲良く暮らせる。

3

その作戦は
うまくいきました。
赤鬼のおうちには
人間いっぱい

遊びに来たけど
赤鬼は
心の奥の
痛みが消えない。

青鬼のお家へ
行ってみたら
サヨナラボクハ
タビニデマス、と。

ボクハキミニハモウアウコトハナイカモ
シレナイケレド
イツマデモキミノ

トモダチ。


それを読んだ
赤鬼は
立ち尽くしおいおい
泣き続けました。

大事なものはもう
泣いても
戻らない。