富田勲氏は７０年代から８０年代まだコンピュータが普及する前のMIDI規格も無い時代にMoogシンセサイザーでクラッシックの名曲のカバーアルバムを次々にリリースして一世を風靡し、シンセサイザー音楽を世に知らしめた人です。是非その有名な作品の数々を聞いて見ていただくとよろしいかと思います。今回使わせていただいているパピプペ親父の音源も度々使われています。代表作は惑星、火の鳥、展覧会の絵、ダフニスとクロエなど月の光はまた絶品です。残念ながら数年前に世を去られました。晩年イーハトーブ交響曲で初音ミクを使うなど最後まで「機械に歌を歌わせる」事に拘った人だったと思います。