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yuuichik さんの日記

 
2012
12月 13
(木)
20:35
My Favorite GBUC (1) dj_beast「ザリガニ獲り」
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本文
SCRAPSさんの名ブログ「ガラクタ通信」もその3ともなると、
あまりにマニアック、通(つう)すぎて、
私のような者には付いていけず、読んで聴くだけでいました(笑)
ビーストさんやpotman2さんのドラム関連ブログは言うまでもありません(^-^;)

では、と。
私に出来そうな「音楽」に関する雑文ブログとして、
GBUCで出会った「お気に入り」の曲について、
私なりに感じたことをつづらせていただこうと思います。
題して「My Favorite GBUC」

これ、ガレぶろの場所を取りすぎてもなんなので、
気が向いたときに、曲を追加加筆して行こうかと考えています。
「マイ・フェーバリット」であることは間違いありません。
ちゃんとした楽曲解説にはならないだろうことは、ご容赦ください。
あくまでも、ファンとしての視点になると思います。


まず最初に取り上げるのは、この曲です。
dj_beastさん
ザリガニ獲り

この作品は、2004年2月12日にGBUC登録したビーストさんが
04年3月6日に発表した7作目の曲でした。
私がGBUCユーザ登録したのは2月16日。
ビーストさんは登録ユーザ46番、私は76番。
この4日の間に、30人が新規登録していたというGBUC創生期でした。

この曲がfavoriteなのは、とにかく曲調が自分の琴線に触れたことです。

GBUCデビュー曲 開国(featuring:ペリー)からして「ただ者じゃない」感じがありありだったビーストさん。
2作目の豚丼はイヤなんです(feat. ウイスパー)では、イントロの印象的な弦楽器、リズムに導かれて、MacのTextSpeach機能を使ったボイスが出てきたときには、ホントに驚きました。
「凄いな・・・」と圧倒されて、コメントを書くことすら、できずにいました。


とは言え、正直に言うとその一方で、「自分の趣味の音楽じゃ無いな」とも感じていました。
もちろん「嫌い」では無いが、「自分が目指したい」曲調では無いと。
何とも上から目線な感想ですが、きっとそう思うことで、
大人になってから初めて参加した音楽作品投稿サイトで、
自分の曲作りの基礎を築こうとしていたんだと思います。

そんな「自分とは違う」と思っていたビーストさんが発表した「ザリガニ獲り」。
だからこそ、なおさら、引き込まれたのだと思います。

今聞くと、既存のLoopの持つ雰囲気が全面を占めているとも言えるのですが、
その音を背景に、刻むリズムの多彩さと、2つのメロディーの唱うさま。
それがとても叙情的で、格好良かった。
そしてタイトルが、一見その音楽と関係無いようでいながらも、
聞き手に少年時代の思い出の熱さ、切なさを掻き立ててくれる「装置」として、
すごく効果的でした。



私のその後の「妄想コメント」につながるようなコメント第一号が、
この曲が発表された22分後に、書き込まれました。

【放課後の太陽。神社を抜けて。僕らの秘密の場所。泥の匂い。釣り竿につけたエサのスルメ。汚れた水底をすくうアミ。額を伝わる汗。泥の味。汚れた足。バケツに入れた今日の成果。茶色いヤツ。赤いヤツ・・・。 私にもあるそんなザリガニ獲りの思い出の風景が浮かんできました。dj_beastさんの素顔の一端に触れた気がして、なんかとてもうれしくなりました。心の奥に静かに語りかけてくれた曲、作ってくれて、ありがとうございました。】

・・・今読んでも、恥ずかしい文章ですが、
当時の自分がこの曲にどれほどイマジネーションをインスパイアされたかが分かります。


この曲の私にとっての魅力は、楽曲の素晴らしさもそうですが、
「それまで自分にとっては無縁だと思っていた人が、
すごく近い感性を持った人だった」というような驚きでした。
(もちろん、ビーストさんと私では、作品造りの凄さの格はあまりにも違いすぎると、謙遜では無く思うのですが。
それでも、それぞれの感性で自分の曲を創っていけばいいと納得しています)。

今改めて聞くと、ビーストさんの作品としては、簡素なものだと思います。
でもそれだけに、一筆書きのように、作り手のもっとも伝えたい線が、
明瞭に引かれて出来ているような感じがしました。
そしてだからこそ、何度聞いても飽きないなと、感じています。


「こういうイメージの音楽を、方法は違えども、自分も作りたい」。
ビーストさんのこの曲や、
当時のGBUC創生期の皆さんの熱い曲たちにも刺激を受けつつ、
私も自分の中のイマジネーションと対話しつつ、
数日かけて、同じくLoopだけで曲を創っていきました。
それが04年3月11日に発表した第4作 ギター六重奏曲でした。
この曲に、ビーストさんが初めてコメントをくれて、とてもうれしかったのを憶えています。


やっぱり、長文になりました(^-^;)
My Favorite GBUC (1) として、ガレぶろを分けて書いていこうと思います(笑)

【参考画像〜2004年2〜3月のGBUCスクリーンショット】

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投稿者 スレッド
yuuichik
投稿日時: 2012-12-23 17:25  更新日時: 2012-12-23 17:29
校長
登録日: 2004-2-16
居住地:
投稿数: 2404
 SCRAPSさん> My Favorite GBUC (1) dj_beast「ザリガニ獲り」
SCRAPSさん、読んで下さって、ありがとうございます。

そうそう、しばらくSCRAPSさんが顔を出さなかったから、
どうしたのかな?と思っていたのです。
もしかしたら『作品製作中につき、ふすまを開けるな』
状態だったのかな?と思っていました(笑)

このブログの冒頭から、SCRAPSさんの名前を出させていただきました♪
いやー、いくら謙遜されても
(上を見たらキリが無いですが、SCRAPSさんは私にとって十分上です♪)
押さえた手の間からこぼれ出るSCRAPSさんの音楽知識の多彩さは
本当に素晴らしいですよ。むしろそれと対比させてもらうことで、
私のアマチュアっぷりが良い意味で発揮されると思い、引用しました(笑)

元ネタ動画を改めて紹介してくれて、ありがとうございます♪
ビーストさんがその作品で紹介しているリンク先はもう切れていたので。
ちょうどタイムリーだったとは、うれしいですね。

「ザリガニ獲り」というこのキーワードだけでも、
我々「かつて少年だったオトナ」にとって、
ものすごい郷愁がありますよね〜。
「曲名・タイトルの付け方」って重要だと改めて思いました。
以前ノヴァーリス(ドイツロマン派の詩人)の『青い花』を読んだとき、
詩人とは言葉を選ぶ時に・・・
あ、長くなるので、やめておきます(^-^;)
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