優雅な時間が流れていく感じか致しました。
こういったオーケストレーションの構成を
考えるに当たってついつい野蛮な感性が
働いてしまって俗っぽい感じになってしまうのですが
最期まで美しく終わっていくんですね。

リバーブの効いたアコピが切なく響いていて。
いい曲でした。

本当に丁寧に作られて、いつも頭が下がります。

仕事終わりには夜になると月がでている時には、疲れ切った時にはいつもジーッと見つめて。要らないモノを洗い流してもらうようにしています。

今夜は月が見えません、
この曲で洗い流してもらうことにします

ぼくのベッドの脇にポール・デルヴォーのリトグラフが一枚掛けてあって、電気を消してから眠りに落ちるまでの、外光によってうすぼんやりとみえている絵のなかの月が個人的にはいちばん馴染みのある月なんですが、その月がこのアートワークの月みたいなんです…てどうでもいい話なんですけど。静かで、あたたかいような冷たいような。好きです。

kuro

ウチの近くにドでかいキャセドラルがあって
そこにまたドでかいパイプオルガンがあるんですが
なんだかそんなヤツで演奏したらいいんじゃないかなー
な〜んて

と言うより、そう言う美意識なんですねー

と言うか、m4aってウチじゃ普通には聞こえないようで
ダウンロードしてQuickTimeプレイヤーで開けたんですが？？？？
どうなんだろう？

ここまで徹底した世界観は僕には表せないのだろうか
日本の情緒ある月夜
どんな楽器でも表すことのできるあなたが羨ましいです
GBUCで久々に目を閉じて聴いた曲でした

微動だにせず聞き入ってしまいました。
yuuichikさんの作品は意識の深層に作用するような音楽なので、いつも上手くコメントできません。
私は睡眠障害でひどい悪夢体質なのですが、yuuichikさんの音楽を聴いてなら、安らかに眠れそうです。

アーティストにとって、「癒し効果がある」みたいなことを言われるのはきっと心外でしょうね。
芸術作品を薬だと言われたら、不本意でしょうから。
私はもともと「癒し」という言葉が好きではないひねくれ者なのですが、そして、芸術作品を薬だとは決して言いたくない人間なのですが、それでも精神が浄化されるのを感じます。

今、何だか幸福です。ありがとうございます

個人的に、すっぽり心の深層にはまってくる曲です。
前回のルドンの絵かアートワークになった曲もですが
（コメント入れてなくてすいません）、心の中を
覗かれたくらいに思い、感動してます。
もちろんルドンは１、２を争う大好きな画家。
そして、月夜、特に冬の風のない静寂な月夜、
私の帰る場所。原点、安らぎ。
　たまらない曲だ。
　
あ、おおよそこの曲へのコメントにあってないかもしれませんが。

久しぶり！

この息の長い音達を弛緩させずに
音世界を構築出来る人は
やっぱ校長しかいないな、このGBUCには。

トニカに解決しそうな気配を見せつつ
巧妙に次の音をさり気なく導き、紡ぎ出し、
やがて塊となって穏やかに収斂に向かうけど
まだ世界をまとめようとはしていない感じ。
まとめるんじゃなくて、ひとつの通過点を
認識しただけで、すぐ次の世界へ
さり気なく旅立っていくような
そんな清廉な強さを感じます。

しずくってつまり時間の経過が作り出す現象で
こぼれ落ちたその時が、この曲のとりあえずの終焉。
だけどしずくの落下は続いているわけで、
それは最後に何かしらの受け皿に受け止められる。

ひと粒ずつ落ちていっているのに
受け皿にはその粒のひとつひとつは
もう存在していなくて、
かわりに総てを受け止めた、大きな包み込むような
『何か』が存在している。

その『何か』を月明かりの下に導き出すために
この曲は存在しているような、そんな気がします。
だからまとめてはいないんだな。
最後の音が静寂の中に消え去った瞬間、
次の世界が始まっている。

校長の手を離れて俺の中では、そういう曲になったよ。
秋の夜長にゆったりと聴きいているうちにね。

ちょっとポエマーしちゃったぞ。w

おぉ、これはあのしずく！？　と思ったらタイトルは月のしずく。
大変幽玄というか荘厳と言うか、yuuichikさんの曲はいつも好きです。
なんだかバッハのコラールを聴きたくなりました。