GarageBandの使い方(?)について教えてください。

10:Re: GarageBandの使い方(?)について教えてください。
dj_beast 01/10 15:03
ははは。絶対、そこにクチはさんでくると思ってました〜w
このページははじめてみましたけど、書いてることまったく正しいので
自分みたいなただの経験からでたらめに言葉を放出するようなのよりも
ぜんぜん信頼できます。なので、そのページを教科書にしてから、自分の
「おれ理論」w を聞いてもらうと「より役に立つ」と思います。

どういうことかというと、この場合。
本当はフィルターにはローパスフィルターとハイパスフィルターがあるのに
自分はまるでローパスフィルターしかないように書いてるってコトです。
※バンドパスフィルターってのはその組み合わせです。

なぜ、あえてハイパスフィルターを無視したかというと、それは話の
趣旨から少しだけ外れちゃうからです。判りにくくなると思ったんです。
それが1点。

もう1つは、ハイパスフィルターって音楽制作の上では、なんていうか
音の「経済性」みたいな部分のモノでしかなく、実際にmp3にするとき
じつは誰しもが使ってるモノなんですが、楽器の音に使う場合、ラジオ
ボイスをつくるときくらいしか役に立たないんです。

なんでかというと、端的に言って「実音を削っちゃう」からです。

ギターの5弦開放を弾いたとします。
出てくる実音は110Hz。
しかし莫大な倍音が出てきて、その楽器固有の音を鳴らします。

このときローパスフィルターを掛ければ、その楽器の個性は削るのですが
音楽としての要素は、たぶん演奏者的に過不足なく伝えることができるはず。
でもハイパスフィルターってのは、実音を削っていって意図と違う空気感
のようなノイズだけが残っていく方向に向かうと思います。

もちろんそれを面白いと思うのもミュージシャンですし、ぜんぜんアリ
なんですけど音楽的にはなんちゅーかやっぱ一般性の低いモノになっちゃう
んですね。だから目をつぶって単純化しました。

で、バンドパスってのはその欠点をなくすためローパスフィルターも一緒に
動かせば良いんじゃないかってコトででてきたものです。
どういうことかというと、2つの濾過を通すことで、イヤな感じを取り除け
るんじゃないかってことなんです。それは、まるで遠くで鳴っている音、です。

これは使える。そういうことだと思います。

で、この折衷ってのは録音物を作る場合に、最終的には経済性こそがじつは
もっとも大切、って部分でとても有効に使える考え方だ。ということに
なるのだと思います。

富田勲のうしろで写ってるようなモジュールシンセには
もちろんハイパスフィルターが付いています。
でも一般的なアナログシンセサイザーは
すべてローパスフィルターしか付いていません。

そのわけはこういうコトなのです。

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