1:著作権について HIDE 04/30 15:47 読みかじっていたり、聞きかじっていたり、部分部分でしか理解していない著作権について、やっぱり、ちゃんと勉強しておきたいな〜って思いますが、なかなか難解ですね。 少しググってみました。 とほほの著作権入門 http://tohoho.wakusei.ne.jp/wwwcopy.htm 「著作権法」の原文 http://value1.goo.ne.jp/cgi-bin/law-top.cgi (とほほの著作権入門より) JASRAC http://www.jasrac.or.jp/ 米国での著作物は著作者の死後95年(個人作品は死後70年)保護されるという理解でいいのかいな......... 日本の場合は、著作者の死後(共同著作物にあっては、最終に死亡した著作者の死後)50年。 (とほほの著作権入門より) #20年と思っていたらそうじゃないんだ........ 法律で定められているということは、たとえ、JASRACに登録されていなくとも、権利は自動的に保護されるんですよねぃ....... カバー曲を公開する場合、日本なら作者没後50年、米国なら95年(個人作品は死後70年)たった曲でなければ、無断で公開できないと....... 作者に了承を得ることも、困難でしょうし....難しいですね。 負けず、劣らずのオリジナリティーを磨きなさいって事なんでしょうか(笑) 間違いや、何か情報あったら教えてください。 14:Re: 著作権について dj_beast 05/01 22:11 あんまり原理主義になると息苦しくないですか?合法か非合法かとか、建前と本音とかを度外視して、サイトとしてのリスク回避を考えてみました。 ▽ 廃盤になったゲームは、CD化されてるのが明らかな場合を除いて、神経質になる必要はないと思います。(著作権利自体は勿論消滅しませんが)管理楽曲以外にガミガミ言ってくるほどJASRACはヒマじゃないですし、ゲームの商品化権を侵してる訳じゃないんで、万が一クレームがついたら速やかに削除するという姿勢で充分だと思います。 ▽ 映画やテレビからの音楽そのもの以外のサンプリングは、(推奨できる物ではありませんが)節度を持った範囲内であれば、自分たちはアマチュアだという立場に甘えてしまっても良いんじゃないでしょうか。ただし、日本のタレントさんや国内外のアニメ物に関しては(音楽同様、権利ビジネスなので)うるさい会社が多いため、できるだけ避けるべきだと思います。 genta80さんが発表済みの曲に関しては、全部リスクゼロだと思っています。 15:Re: 著作権について tiekash 05/01 23:13 実は自分もやっちゃってます。ラジオの音声あり、超有名歌手の声まであります。映画の音声も・・・。これこそやばいのではないでしょうか? みなさんのコメントがあるので削除したくはないのですが、アドバイスもらえるでしょうか。 16:Re: 著作権について HIDE 05/02 00:18 今迄書いた事は、あくまで、私の意見ですから、ほんとうに参考までにしてください。私も、私自身が書いている事が正しいかどうか判断できません(笑)結論を出されるのは、本人様だと思うので....... dj_beastさんがおっしゃっているように、あんまり原理主義になると息苦しいっていうのも感じていますし、なによりも、すばらしい音楽を聴ける機会が減ってしまうのが残念でなりません。 ゲームの音楽に関してですが、私的には、少々軽んじられて扱われてきているような印象が拭えません。ファミコン世代ですから、思い入れも人一倍なのかもしれないのですが(笑)管理されていない場合が多かったりで、それがもし、私たちにリミックスの機会を与えていると、明言できるとしたら、それはそれで楽しい事だとは思うのですが..... もし、今後このサイトにゲーム音楽のリミックスが今よりも目立つかたちで増えてくるとなると、やはりクレームの可能性が高まってきますよね...... ファミコンも、20周年を迎えて、レトロゲームブームも起きているように感じます。そんな中で、目立った事をするのは、どうにも、首を絞めかねないと思うのですが....... 皆様のご意見をお聞かせ下さい。 tiekashさん、dj_beastさんが書かれている判断で良いのではないかと思います。 著作権が絡んでいそうな楽曲を公開する場合は、素材とする音源の権利関係を多少なりとも、探ってみる事がやっぱり重要なのではないかなと思います。作者や権利者がどんな風に思うかな〜って想像を巡らす事もはじめの一歩かもしれないですねi^^ 1つ感じているのは、 ●一時的な公開、例えば、文化祭などでの演奏や、クラブなどでのDJによるリミックス、コピーバンドの生演奏。 ●永続的な公開、例えば、CDを作って多数配布すること、このサイトで不特定多数にコピーされていく事。 この二つの意味合いは、多分かなり異なるのではないかと思っています。 17:Re: 著作権について kiri 05/02 05:44 はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。 実はかつて著作権侵害がらみでヤバくなりそうな事態がありまして、 それ以来自分で調べたりしておりました。 音楽著作権を保有しているのは、「Copyright(c)〜All Rights Reserved.」で 明記されている団体、個人です。 多くの場合はアーティストの所属事務所が楽曲を管理する音楽出版社を 自前あるいは関連会社として持っており、そこで管理されていますが、 タイアップなんかだとタイアップ先(テレビ局関連の音楽出版社とか)と 共同(A社何%/B社何%)で管理していたりします。 あと、バンドが再結成したりすると、 アーティストそれぞれが事務所(音楽出版社)を持っているので、 アルバムの楽曲ごとに「Copyright(c)〜」複数併記されていたりします。 で、全部の許諾が必要だったり、権利の譲渡先がわからなかったりして めんどくさいので、そのために申請先としてJASRACのような委託団体があります。 JASRACのサイトの「利用者の方へ」のところに、 楽曲をインターネットで公開する際の申請手順が書かれたPDFファイルがあるので、 一読されてはいかがでしょうか。 DJが制作するミックスCDのようなものだと、 ディレクターがDJに楽曲ごとの使用曲(サンプルネタを含む)のリストを提出させて、 使用曲の権利保有者と許諾交渉をします。 許諾されなくてミックス曲がボツになることも少なからずあるようです。 また、作曲者が亡くなって著作権保護年数を過ぎていたとしても、 最近の番組や音源であれば、隣接著作権として 放送局やレコード会社、演奏者の権利は生きていますので、 サンプルネタとして使うような場合は注意したほうがいいと思います。 あと、万が一皆さんの曲が勝手に第三者に公開、販売された場合に、 自分の権利を主張できるように、「Copyright(c)発表年〜All Rights Reserved.」 をコメント欄に入れてはどうでしょう。 後で書き換えることは可能ですが、多少は抑止力になると思います。 また、自分の作品に対する誇りや責任も持てるのではないでしょうか。 以上、長々とスレ汚し申し訳ありませんでした。 18:Re: 著作権について tiekash 05/02 15:29 HIDEさんありがとうございます。自分なりに色々調べてるところです。dj_beastさんのコメントにある「節度」の判断も難しいところなのですが、とりあえず自分の曲は残しておきます。問題があるようでしたらご指導お願いします。この機会にもう少し勉強してみます。法的な事を自分で結論出すのは難しいのですが、ただ、少なくとも、カバー・サンプリングされる側の気持ちを考えるべきであり、著作権というものに対して、もう少し意識を高く持つ必要がある、ということですよね。著作権だけではなく、引用等のマナーに関しても(汗。 それと、kiriさんのコメント、ほんとうにありがたい事だと思いました。 19:Re: 著作権について naoken 05/05 05:19 tiekashさんへ >1つ感じているのは、 >●一時的な公開、例えば、文化祭などでの演奏や、クラブなどでの・・・ >●永続的な公開、例えば、CDを作って多数配布すること、このサイトで・・・ >この二つの意味合いは、多分かなり異なるのではないかと思っています。 どのように「かなり異なる」とお考えでしょうか。 私は多少の差異こそあるにしても、著作権は保護されるべきものであり 上記の2つは、例えば使用料に関しては、どちらも支払いが発生することに 変わりはないと考えます。 dj_beastさんへ 本音と建て前を抜きにして、言わんとされていることは私もわかるんですが、 >サイトとしてのリスク回避 という部分、全くうなずけません。そういう切り口で議論できる事なんでしょうか。 ちょっと単純化しすぎかな、とも思いました。 このサイトにあるさまざまな楽曲データやデータベースとしてのサイト自体も 著作権法の著作物として保護されている訳ですから。 一般論として、「サンプリング」はたしかに微妙なところだと思いますが、 カバー曲をこういった場で公開する方に対しては、やはり疑問を感じます。 財産権としての著作権(複製権など)と著作者人格権(同一性保持権など)の 明らかな侵害であり、民事上の制裁はもちろん、親告罪ではありますが 刑事上の制裁も受けかねない行為です。 すこし気になったのでコメントさせてもらいました。 20:Re: 著作権について dj_beast 05/05 09:23 刑事上の裁判ってアホちゃう? 路上で生ギター1本で演奏しても著作権料はもらうよってJASRACは言ってる訳だけど、それで使用料を払ったヤツがいるわけでも反則金徴収されたヤツがいる訳でもない。そんなアマチュアミュージシャンに向かって、アンタ手錠ハメられるよ!って叫ぶわけ? もっと実際の著作権法の運用を見つめてください。そして音楽が伝承文化であることを忘れないでください。本音と建前抜き、という言葉をあえて反語的に使用したニュアンスを汲み取ってください。それは管理する側の本音でもある訳ですから。 自分が原理主義と呼んでいる法律文書至上主義をとことん進めてしまうと、フレーズパクリ論争にまで行き着いてしまうと思います。コレは例えば、このフレーズってジェーンズ・アディクションだよなってのが満載のGarageBandの標準ループを使うことすら否定しかねないベクトルを持っていると思います。というか、極論で言えば、音楽そのものを否定してると思いますよ。 本題と外れますが、ついでに。サンプリングはカバー以上に神経を使う法的処理になります。kiriさんのとても判りやすい解説にもあるように(自分もこういった処理に何度か悩まされました)、著作権許諾の他に原盤権・演奏権といった処理も必要で、かなり複雑です。個人で対処するにはあまりにも多くの時間と労力が必要で、端的に言ってムリだと思います。 21:Re: 著作権について HIDE 05/05 13:07 引用コメント主を間違えておられるようですが.......... >●一時的な公開、例えば、文化祭などでの演奏や、クラブなどでの・・・ >●永続的な公開、例えば、CDを作って多数配布すること、このサイトで・・・ naokenさん曰く: > どのように「かなり異なる」とお考えでしょうか。 確かに、dj_beastさんがおっしゃっている「原理主義と呼んでいる法律文書至上主義」で考えると、どちらも使用料が発生するのは同じだと私も思っています。 ただ、「実際の著作権法の運用」、管理団体の今までの動向をみると、 一時的な公開、例えば、文化祭などでの演奏や、クラブなどでのDJによるリミックス、コピーバンドの生演奏、付け足して言えば、路上で生ギター1本で演奏(dj_beastさんがおっしゃっているように)に管理団体がいちいちくっついてきて監視する訳ではない事も言える。 しかし、そういった一時的なノリ!?でこのサイトやインターネットに軽々しくカバー曲や権利素材を使った曲を公開すると、監視の目が光ってしまいますよと、自戒を促したつもりで書きました。 インターネットで曲を公開する事は、無数の複製を生み出す可能性がとても高いという事です。 各自が責任を持って、各自が用意したサーバーなりに、自己責任でアップするのであれば、このサイトに迷惑をかける事はないでしょう。 ここで議論する限り、サイトとしてのリスク回避を考えるのは真っ当だと思います。 後は、皆さんの判断次第です。個人どうしがどう議論しても、皆さんに伝わらない、それが実行に移されないのであれば意味はありませんね(笑)私の言葉が強制力を持っている訳ではありませんから。 #最近も、無神経に思われる事態があるようですが.... 一生懸命作った曲が、強制排除されない為にも、管理者のokattiさんの手を煩わせない為にも、このサイトを気持ちよく利用させてもらうにも、この問題はよくよく考えてほしいのです。 22:Re: 著作権について naoken 05/06 01:05 HIDEさんへ。 コメントを引用させていただきながら名前を間違えてしましまして 大変な失礼をお許しください。また、明快ななコメントありがとうございます。 「インターネットで曲を公開する事に関して」、まさに私が気になっていた点で、同感です。 dj_beastさん 「実際の著作権法の運用」、よく理解できました。 もちろん、生ギター1本のアマチュアミュージシャンや文化祭などでの演奏が 著作権を侵害しているとは考えていません。 生ギター1本のアマチュアミュージシャンの活動とインターネットで曲を公開する事が、 同じアマチュアの非商業的な活動だとしても、すこし性質が違うような感じがしていましたので(特にカバー曲の場合)、コメントさせてもらいました。 23:Re: 著作権について HIDE 05/30 16:22 議論はフォーラムへ移行しております。 http://gbuc.net/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=2&forum=3 皆様の閲覧と、ご意見を切におまちしておりますmi_ _im |